2023年07月10日
こだわりのワンオフエンジンフードが美しい、S660を愛してやまないガールズオーナー!【Honda Sports Meeting 2023】
labelS660 labelオーナー取材MTを華麗に操る女性オーナー!モデルとして活動したりミーティングを主催したりと多方面で活躍するオーナーの”オンリーワン”なこだわりをぜひご覧ください!
愛車&オーナー情報
- 車種:ホンダ S660 α JW5
- 年式:2020年(令和2年)
- 走行距離:39,000km
- ボディカラー:プレミアムホワイトパール
- オーナー:Ruri
- 所有年数:3年
こんなエンジンフード見たことない!
RS Carbonのシルバーカーボンバージョン、さらにボディ同色でグラデーションを入れて、世界で1つのオリジナルエンジンフードです!
シルバーカーボンのエンジンフード、そして塗装&ボディ同色のグラデーションデザインとロゴ入れ、そしてクリア塗装仕上げという手の込んだ逸品となっている。クリアの深みもしっかりとある。細やかな塗り分け塗装は女性らしいこだわりを感じられる美しい仕上がりだ。
ご両親が車好きだったこともあり、Ruriさんも昔から車が大好きだったそう。小さい頃から”オープンカーのマニュアルのスポーツカーに乗る!”と決めていたそうで、東京モーターショーで発表されたS660に一目惚れして5年、念願のエスロクオーナーとなった。
ずっとエスロクが欲しくて、そして私自身赤が好きということもあって赤のエスロクを探していました。しかし新車は半年待ちの状況で、「MTでどのボディカラーでもいいから!」と中古車も含めて探してもらって、そのとき唯一1台だけ出てきたのが新古車だったこの白のエスロクです。
2022年に惜しくも生産終了となってしまったものの、未だ人気の衰えないS660。様々な規制が厳しくなっていく中で、今後もう一度こんな軽自動車が発売されることはあるのだろうか。
「当時教習車で乗っていたBMWに近い剛性感があって、とても軽には思えません。乗った感じやステアリングの操作感、ペダルタッチまで全てがしっかりしていて、走るのがとても楽しいんです!」
その言葉を裏付けるように、この日もRuriさんは高速を使うことなく下道で6時間もの道のりを楽しみながらドライブして参加したそうだ。
デモカーの一面も
お世話になっているショップ「RS Carbon」のデモカーとしての一面を持つRuriさんのS660。そのため外装周りは先ほど紹介したエンジンフードを筆頭に、RS Carbon製でまとめられている。
攻撃的なフロントマスクは同社のフロントバンパー&フロントリップスポイラーの組み合わせ。純正バンパーと比べるとその迫力は雲泥の差だ。ボンネット先端のエンブレムもRS Carbonのロゴへと付け替えられていて、芸が細かい。
左右を少しカットしてS660オプションのアクティブスポイラーと同等の長さに変更されているダックテール。大きすぎず小さすぎず、絶妙な塩梅だ。
ルーフはソフトとハードの両方を持っているそうだが、最近はオープンにする機会が多いためソフトトップにしているそうだ。必要に応じて変更できるのがありがたいポイント。
もともと赤のS660を探していたこともあり、赤が好きなオーナー。結果的に車が赤ではなくなったため、内装を赤をキーカラーとして手を加えている。
シートはフルバケにしたかったそうだが身長との兼ね合いで断念。現在は赤いシートカバーを純正シートに装着しており、もともとS660のシートもスポーティなデザインなのでスタイルも座り心地も十分だ。
ダッシュマットも赤と黒のカラーで内装の統一感を出している。その他に細かい部分にも赤いパーツが使われていたりするが、赤が好きだからと言って決してなんでもかんでも赤にしてしまうわけではなく、要所に取り入れることでとてもセンスのいい配色の内装となっていた。
赤色繋がりでホイールも紹介しておきたい。「どうしても赤リムのホイールが欲しかったんです!」と話してくれたように、1年くらいずっと探してやっと見つけ出したCROSS SPEED HYPER Edition CR7。黒いスポークに赤のリムが内装と見事にマッチしているデザインだ。
赤リムのRAYS VOLK RACING TE37も紹介されたそうだが、S660で他に履いている人が多いためその提案は受けなかったそう。「他の人と被る仕様はイヤ!」というオーナーの意思表示でもある。
「死ぬまでエスロク!」
車やバイクが大好きな家族のもとに生まれ、小さな頃からスポーツカーでマニュアルでオープンカーのオーナーになるのが夢でした! わたしの夢を叶えてくれて、大好きで、大切で、大事でしかたない車です^ ^ 自分が死ぬまで乗り続ける覚悟で購入しました! これからも大事に大事に乗り続けます!
気持ち良いほどに愛車への想いを語ってくれたRuriさん。ここまで胸を張って好きと言えるのもとても素敵だ。ここまで愛されて、きっとこのS660も喜んでいるに違いない。
また見た目だけのカスタムではなく”走りの性能を落とさない”という点も重要視しているため、車高調やタワーバー、さらにはspoonのリジカラやステアリングスティッフプレートまで装着されている。もともと快適なS660の走りの部分もアップデートしてるからこそ長距離のドライブも苦にならないのだろう。
取材中はとても明るく気さくに話してくれたRuriさんだが、いざ車の横に立って撮影となるとたちまちその表情は一変。クールな立ち姿を見せてくれる。逆に言えば写真だけ見ているとクールでかっこいい女性といった印象だったのだが、話してみると良い意味で裏切られるギャップが人気の秘訣かもしれない。
モデルとしての活動の他にも、日本平で毎月ミーティングを実施したり、多方面で活躍の輪を拡げている。車の方もまだまだ進化の予定があるそうなので、これからも人も車もますます目が離せない存在だ。
スペック表
ホイール
- CROSS SPEED HYPER Edition CR7
- F:15x5.5J、 R:16x6J
タイヤ
- YOKOHAMA ADVAN NEOVA
- F:165/55R15、 R:195/45R16
外装
- RS Carbon ボンネット
- RS Carbon フロントバンパー
- RS Carbon フリントリップスポイラー
- RS Carbon エンジンフード
- GARAGE VARY ダックテール
内装
- シートカバー
足回り
- BLITZ サスペンション
- spoon リジカラ
- spoon STEERING STIFF PLATE KIT
- Back Yard SPECIAL タワーバー
吸排気
- spoon マフラー
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)
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