2022年10月01日 (更新:2024年07月17日)
FINALIST 595EVOの評判やレビュー、口コミ、装着例を紹介
アメリカ発のスポーツタイヤブランドFINALISTの595EVO。乗り心地やグリップ感などのレビュー、フィッティング例を紹介します。
FINALISTのスポーツタイヤ、595EVO
FINALIST 595EVOは、アメリカのタイヤメーカーが販売しているタイヤブランド。595EVOは日本国内でも手に入れることができ、安価かつ高いグリップ力が魅力です。サイドウォールには、595シリーズの特徴でもあるファイアパターンが描かれています。
FINALIST 595EVOのトレッドパターン
FINALIST 595EVOのトレッドパターンは、スポーツタイヤでありながらもウェット性能も加味したスタイル。4本の縦溝を設けることでハイドロを抑え、急激なグリップの低下を防ぎます。ショルダー付近は溝が少なく接地面が多くなっており剛性を確保、荷重がかかった時にしっかりとしたフィーリングを生み出します。
FINALIST 595EVOのタイヤ形状
FINALIST 595EVOのタイヤ形状はスクエアショルダー。スポーツタイヤらしくサイドウォールがしっかりと立ち上がっています。とはいえ完全なスクエアではなく少し丸みがあるため、セダンやミニバンなどに似合わないというわけではありません。
FINALIST 595EVOのインプレやレビュー
少しサイドが柔らかいかも
ちょっとスピードレンジ上げて走ると、サイドが柔らかいからか、コーナーではワンテンポ遅れて曲がり始めるような気がします。イメージのラインより膨らみがち。ただ縦はちゃんと食います。加減速時の感触は○です。自分が履いてきた中だと、R1Rに近い感覚です。RE003のほうが総合力でちょい勝ちくらいの位置づけですね。
やはり国産や一流メーカーのスポーツタイヤと比較すると、タイヤ自体のヨレをある程度感じてしまうそうです。しかしアジアンタイヤの中では優秀な範囲かもしれません。
ロードノイズは抑えられている
ナンカンNS2Rと比べると、やはりグリップ力はなさそうですが、ノイズはかなり軽減しました!
安価なスポーツタイヤ筆頭のNANKANG NS-2Rと比較すると、595EVOはノイズがある程度抑えられているようです。楽しむとしてもワインディング程度という方は、595EVOの方が快適さを残すことができそうです。
熱ダレによるグリップの変化が大きい
ドリフトの方は、ローグリップで滑らせやすいって事ではまぁ使えると思います。発熱し過ぎると縦横共に滑りすぎてピーキーな操作性になります。滑り出しのコントロール性に余裕が無い印象でした。ドリフトのリア履き専用練習タイヤって感じでした。
ドリフトなどの過酷な条件下で使用すると、発熱しすぎてグリップが落ちる熱ダレ現象が起きてしまうようです。練習に使用するにはいいかもしれません。
FINALIST 595EVOのフィッティング
タイヤは銘柄によって同サイズでも幅に違いが生じることがあります。
そこで、FINALIST 595EVOの装着例をタイヤサイズ別に集めてみました。タイヤはホイールのリム幅との兼ね合いによって形状が微妙に変化します。理想に近いタイヤとホイールサイズの組み合わせを見つけてみてください。
165/55R15
ホイール:5.0J +45
タイヤ:165/55R15
ホイール:5.5J +42
タイヤ:165/55R15
190/55R15
ホイール:8.0J +28
タイヤ:190/55R15
165/40R16
ホイール:6.5J +50
タイヤ:165/40R16
215/40R17
ホイール:8.0J +42
タイヤ:215/40R17
225/40R18
ホイール:10.0J
タイヤ:225/40R18
245/40R19
ホイール:8.5J +45
タイヤ:245/40R19
225/35R20
ホイール:9.5J
タイヤ:225/35R20
サーキットの走行会程度の方にオススメ
FINALIST 595EVOはスポーツタイヤとして販売されておりグリップ力も十分ですが、タイムを出しに行くというよりは車の挙動を楽しみたい方向け。ワインディングや、ある程度クールダウンを挟む気軽な走行会程度の使い方が良さそうです。スポーツタイヤ&走行会デビューしたいという方は、ぜひ検討してみてください。