2023年07月01日
知る人ぞ知るレアホイール「無限 MF10」を履いたFK8!【Honda Sports Meeting 2023】
国内未発売の知る人ぞ知るホイール「無限 MF10」。チャンピオンシップホワイトとブロンズの渋くてかっこいい組み合わせをぜひご覧ください。
愛車&オーナー情報
- 車種:ホンダ シビック タイプR FK8
- 年式:2021年(令和3年)
- 走行距離:33,000km
- ボディカラー:チャンピオンシップホワイト
- オーナー:エムひろ
- 所有年数:2年3ヶ月
無限 MF10
今回ご紹介するオーナーのエムひろさんも最大の推しポイントとおっしゃっていたホイールからご紹介したい。国内の無限では取り扱いがなく、アメリカの無限のサイトを見るとラインナップにあるという「MF10」という鍛造ホイールだ。独特なブロンズの色味やサイズステッカーのデザイン、そしてなにより”メイドインジャパンの鍛造”という情報から推測すると、RAYS製で間違いないだろう。
その本来は国内販売されていないもの。一体どのように入手したのだろうか?
「ホンダカーズ野崎という無限ファクトリーショップがあるのですが、そこが数量限定で輸入販売するという情報を知って。日本で買えると知っちゃったら『買うしかない!!』と買ってしまいました。」
購入して半年ほど寝かせてから、なんと今回のオフ会の前日に履かせるという気合いの入り具合だ。
「高かったんですが、一生物かと。2度と手に入らないかもしれないですし。今一番満足しています!」
そう嬉しそうに話してくれた。
気になるホイールサイズは18×9.5J+45の通しということで、基本的にFK8であれば車検対応サイズ。ただし個体差により若干危ういこともあるそうだ。
ちなみに純正は20インチなので2インチのダウンということになるが、FK8のオーナーの間では18インチへのインチダウンは割と定番なのだとか。タイヤサイズの選択肢も増えるため都合がいいそうだ。加えてインチダウンによりホイールとブレーキの隙間がほとんど無くなり、パツパツ具合がまたかっこいい。
外装はホンダ車オーナーにはお馴染みのSEEKERを中心に構成。まずは同社のフロントリップスポイラーだが、無限製と比べるとさらにボリュームがアップしておりさらに攻撃的な雰囲気となる。案外あまり他に装着している車両も少なく、所有欲も満たしてくれそうだ。
また写真ではまずわからないが、ヘッドライトにプロテクションフィルムを貼り付けている。最近のヘッドライトは特に高価だし、”黄ばみを極力少なくしたい”と綺麗なうちから保護をしておく作戦だ。それだけでなく過去に実際に大きめの飛び石がライトに当たってしまったそうだが、フィルムを剥がしたところヘッドライトのレンズは無傷だったそう。黄ばみだけでなくしっかりと保護できることを目の当たりにし、剥がした片側も迷わず再施行したそうだ。
サイドとリアには無限を組み合わせる。フロントリップとの相性もいい。
そしてフルエアロとのバランスを保つかのようにさりげなく装着されているのが、SEEKERのウイングフラップだ。
純正形状のウイングにさらにアドオンする2段のデザインとなっており、純正の雰囲気を大きく崩すことなく、かつリアにボリュームを持たせている。しかもこれ1本1本が手作りらしく、納期は4〜5ヶ月かかったそうだ。取り付けるステー部もカーボンとなっており、見た目にも美しい仕上がりである。
そしてリア周りにもう1つエムひろさんのこだわりポイントがある。
「大手メーカーのマフラーは案外2本出しが多く、3本出しが良かったんです。かつ3本の大きさは同じが良くて、見た目と性能も良いマフラーを探したらSEEKERに辿り着きました。」
FK8のマフラーを調べてみると、確かに2本出しの製品も多い。また3本出しのものでも、1本だけやや出口の径が小さくなっているものも目立った。やはりパーツ1つ1つにしてもオーナーによって個々の理由があり、それを聞いてみるのもまた楽しい。
また、外装だけでなく室内もしっかり手を加えてある。
無限のステアリングや、ロゴで一目見てわかる無限のフルバケットシートが外装ともマッチしている。その他にも無限の細かなアイテムが取り付けられており、純正とは違うオーナーのオリジナリティ溢れる仕上がりとなっていた。
個体数の少ない後期型がベースということもあり、一生物のホイールと相まって唯一無二のFK8をご紹介させていただいた。
スペック表
ホイール
- 無限 MF10
- 18×9.5J+45
タイヤ
- TOYO TIRE PROXES Sport 2
- 245/40R18
外装
- SEEKER フロントリップ
- 無限 サイドシルガーニッシュ
- 無限 リアアンダースポイラー
- SEEKER ウイングフラップ
内装
- 無限 ステアリング
- 無限 フルバケットシート
吸排気
- SEEKER トライデントマフラー
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)