”シンプルに、見えない部分はしっかりと” ホワイトxホワイトのまとまりが美しいFD2!【第11回 T.C.M】

2022年05月25日 (更新:2022年06月16日)

”シンプルに、見えない部分はしっかりと” ホワイトxホワイトのまとまりが美しいFD2!【第11回 T.C.M】

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今回はホワイトのボディにホワイトのホイールと、一見単純だが難しい組み合わせを美しく実現しているシビックタイプRをご紹介。やりすぎないことをルールに街乗りからサーキットまで快適にこなす1台です!

愛車&オーナー情報

  • 車種:ホンダ シビック タイプR FD2
  • 年式:2008年(平成20年)
  • 走行距離:120,000km
  • ボディカラー:NH0 チャンピオンシップホワイト
  • オーナー:ゼロヨ
  • 所有年数:8年1ヶ月

FD2との出会いは突然に

最初の愛車はアコードワゴンだったというゼロヨさん。アコードワゴンを降りるのをきっかけに大好きだったEK9を買おうと車両を探すも、今から約8年前でもすでに高騰が始まっており、距離や状態を考慮すると高い個体ばかりだったそうだ。

そんな中、訪れた店舗で試乗したのがこのFD2だ。いざステアリングを握ってみると、音や剛性感、フィーリングに一目惚れ。

「とりあえず試乗してみたら音がめちゃめちゃ良くて。走り出したらガッチリした感じでフィーリングもものすごく良くて。そのまま即決しちゃいました。」

EK9を探しに来ていたはずが、気づいたらFD2のオーナーとなっていた。

実はFD2を買った数年後、少しの間ではあるがDB8と2台持ちをしていたそうだ。DB8の方はサーキットを楽しむために”エンジン以外はほぼ降ろした”というほど手を入れていたそう。

ちょうどゼロヨさんの投稿にもDB8を振り返っている投稿を見つけたので、ぜひ合わせてチェックしてみてほしい。

🔗 ゼロヨさんのインテグラ DB8の投稿

このFD2は購入時は純正に近い状態だったそうだが、手元に来てからいろいろとパーツを交換しようとしたところ、どうも元々はイジられていた形跡が。

「後々わかったんですが、ECUが入ってたり、純正のサスもほぼ新品のような状態で。多分前のオーナーさんもサーキットを走っていたんだと思います。」

この年代のスポーツカーとサーキットが好きなゼロヨさんの元へこのFD2がやってきたのは、必然だったのかもしれない。

可能な限りDIY

ゼロヨさんの投稿を見てもらうとわかるが、かなりの作業をDIYでこなしている。FD2の純正バンパーではあまり見かけないナンバースムージングもDIYで実施したそうだ。ただネジ穴を埋めるだけではなく、ナンバーが載っかる”台座”の部分があるため、かなり大幅なバンパーカットが必要になる。

「やってる人がいてカッコいいなと思って、勢いで切った時は正直”やっちゃった”かなと思いました。(笑) クリアファイルをバンパーの曲面に合うように固定してFRPを貼って、表面をパテで慣らして作りました。」

話だけ聞いていると単純な作業ではあるが、実際はかなり大変だろうと想像がつく。

「FRPと樹脂の膨張率が違うんで割れてきちゃうんですよね」とのことで、この日も日差しが強く、言われてみると確かに表面が少し波打っていた。今後は樹脂を用いてあらためて作り直そうと計画しているそうだ。

ホワイトxホワイト

ゼロヨさんのFD2で一際目をひくのがホワイトのボディとホワイトのホイールの組み合わせだ。全体のまとまり感がある中で、ADVAN Racing GTのコンケイブによる立体的な造形と陰影があるためボヤけることがなく、ホイール自体の存在感もしっかりとある。

「実は以前ENKEIのRPF1を買ったんですが、カタログで見たものと届いた現物の見た目が全然違ってて。」

カタログで見たのはいわゆる”Rサイズ”の反りがあるもの。購入したサイズは反ってない方だったようで、写真には載っていなかったそうだ。

ちょうどその頃、このADVAN GTが発売された。カタログにはサイズ別のスポーク形状が明確に記載されていて、ゼロヨさんが求めていたコンケイブもあることがわかった。

装着しているサイズはフロントが18x9.0J+43に+3mmのスペーサー、リアは18x8.5J+45で+5mmのスペーサーでセッティング。

「RPF1を買ったわずか半月後だったんですけど、5本スポークももともと好きだったというのもあって頑張ってGTを買い直しました。8年弱履いててくすんできていたので、この日のためにめちゃめちゃ磨いてきました!」

そう話す目の前のADVAN GTは、純白そのもの。目立った傷もなく、とても8年近く履いているとは思えない綺麗さだ。日頃から大切にしているオーナーの愛情が伝わってくる。

一生の相棒

”外装はおとなしめに、見えない部分をしっかりと”をモットーに、街乗りからサーキットまで楽しめる車にするためENDLESSFunction.comというカスタムオーダーメイドされたこだわりのサスペンションが装着されている。今後はデフの交換やENDLESSキャリパーを狙っているそうだ。

ただし前述したDB8時代の教訓から、FD2では”やりすぎない”ために自分なりのルールを色々と設定しているとのこと。限りがなければいくらでもお金をかけられてしまう車いじりにとって、とても重要な決め事だ。

「一生大事に乗るつもりです」

そう語ってくれたゼロヨさん。隅から隅まで自分で手を入れた愛車、きっと思い入れも桁違いだ。”このFD2”じゃないと意味がない。

過去狙っていたEK9だけでなく、今ではFD2もすっかり高騰の波に乗ってしまった。今後はFD2も部品が出なくなったり維持が大変になる場面も出てきたりするかと思うが、どうかご家族とともにこれからも元気に、たくさんの思い出を残していってほしい。

スペック表

ホイール

  • YOKOHAMA ADVAN Racing GT
  • F/18x9.0J+43(+3mmスペーサー), R/18x8.5J+45(+5mmスペーサー)

タイヤ

  • F/ GOODYEAR Eagle RS 255/35R18
  • R/ VITOUR V-02R 225/40R18

足回り

  • ENDLESS Function.com サスペンション(カスタムオーダーメイド)(F:14kgf/mm, R:16kgf/mm)

吸排気

  • 中間パイプ純正加工ストレート
  • エスプリワンオフテール

外装

  • フロントバンパースムージング
  • Max Racing サイドステップ

内装

  • RECARO RS-G
  • MOMO CORSE
  • DC2純正チタンシフトノブ

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

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