”他にはなさそうな車造りを” 前車の思いを受け継ぎ、最小限の手数で個性を発揮するCL7!【第11回 T.C.M】 | CARTUNEマガジン
”他にはなさそうな車造りを” 前車の思いを受け継ぎ、最小限の手数で個性を発揮するCL7!【第11回 T.C.M】

2022年06月01日 (更新:2022年06月16日)

”他にはなさそうな車造りを” 前車の思いを受け継ぎ、最小限の手数で個性を発揮するCL7!【第11回 T.C.M】

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今回ご紹介するアコードユーロRはぱっと見純正然としたルックスであるものの、細かく見ていくと純正のアコードとは一風変わった1台であることに気付かされます。シンプルかつ個性を出すという相反する方向性をうまくまとめ上げたCL7をぜひご覧ください!

愛車&オーナー情報

  • 車種:ホンダ アコード ユーロR
  • 年式:-
  • 走行距離:120,000km
  • ボディカラー:NH812P プレミアムスパークルブラックパール
  • オーナー:しょう
  • 所有年数:9ヶ月

ファミリーカーとして

家族のためにファミリーカーへ乗り換える。そんな話は決して珍しくはない。車好きにとっても1つの転機でもあり、スポーツカーを卒業して大きな車へと乗り換えたという話題もよく聞く話だ。

今回取材させていただいたしょうさんも乗り換えのきっかけは一緒。もともとスカイラインGT-R BNR32に乗られていたそうだが、ファミリーカーとして今のアコードユーロRへ乗り換えたそうだ。

「R32は故障が重なり修理費がかなり高額になってしまうこともあって、ファミリーカーの必要性が出てきてそろそろ落ち着こうかなと、泣く泣く手放すことを決意しました。」

実はR32の前にCL1のアコードに乗られていたそうで、”ドアが4枚あれば立派なファミリーカー”ということで再びアコードにオーナーへと戻ってきたそうだ。

BNR32の思い出

実はお話を伺う前に、アコードのダッシュボードにSkylineのエンブレムがあることに気がついていた。

「本当はご法度だと思うし、見る人が見たら”えーっ”て思われるかもしれないんですけど。元々ハコスカが大好きで、それでR32のダッシュボードに付けていたんです。それを今回のアコードにも引き継ぎました。」

これは本当に素敵なことだと思う。車に乗ってこのエンブレムがあるだけで、どこかホッとしそうな、安心感を与えてくれそうなアイテムだ。相手の事情も知らずに否定することは決してあってはならない。

NARDIのステアリングもR32から引き続き使っている思い出のパーツ。きっと握り心地は他のどんなステアリングよりも最高だろう。

CL7の内装はもともと全体的にブラックで渋いカラーリングのため、NARDIのステアリングはもちろんのこと、先ほど紹介したハコスカのスカイラインエンブレムもとても雰囲気よく似合っていた。

実は足元を飾るパナスポーツC5CRもR32の意志を引き継ぐアイテム。シンプルな仕上がりの外装と、C5CRの飾りすぎないデザインが絶妙にマッチしている。

「R32には3ピースのC5Cを履かせていました。それでアコードにも履かせてみようと、前例がないので似合うかどうかなと思っていたんですが、思いのほかカッコよくて気に入っています。」

タイヤサイズは純正の215/45に対して235/45R17をチョイス。外径がやや大きくなるため車高は上がってしまうが、フェンダーとの隙間も少なくなるため腰高感はなくスタイリッシュだ。

とても程度の良いC5CRに見えたが、センターキャップ周辺は経年劣化により塗装浮きが発生していたとのこと。補修方法を伺うと、NBOXのカトラリーシルバーを使って修復したというから驚いた。全く色味に違和感がない。これは他のC5CRオーナーにもぜひ共有したい貴重な情報だ。

シンプルなオリジナル

しょうさんが車をいじる上でモットーにしているのが、”シンプルさ”と”オリジナル性”。それを実現しているのがBMW E46用のスポイラー流用だ。

「アコードはわりとE46のスポイラーをつけている人が多くて。ただトランクスポイラーが圧倒的に多くて、今回取り付けた形状は他に流用した人を見たことなかったんです。同じE46だし付くんじゃないかと試したらピッタリでした。」

装着されたスポイラーは後ろではなく、どちらかといえば上方に立った形状。これがハコスカ好きなしょうさんの好みにもドンピシャだったようで、他の人とも被らず一石二鳥のナイス流用技だ。

マフラーも元々2本出しのところ、片側1本が好みということで1本出しへ変更。こちらも知らなければ違和感のない変更点である。

そしてそのマフラー自体もワンオフ製。CSTのマフラーをベースにリアピースをカットして、汎用の中間タイコの部品をリアピースとして接続。砲弾型かつ出口の径が大きすぎない形状がアコードの雰囲気ととてもよく似合っていると感じた。

「極力色も増やさず、引き算も意識していきたいなと思っています。リアのアンダースポイラーもあえて外して、丸く見せたりもしてみたいですね。」

どうしても個性・オリジナルを表現しようとすると、あれこれと様々なパーツを装着してしまう”足し算”の状態になりがちだ。もちろん好みは千差万別なのでどれが正解ということはない。

本人は「自分好みにいじってるだけなので...」と謙遜していたが、しょうさんのように手数も少なく、引き算をしてシンプルだけど差別化を実現している点は学びも多い。カスタムや方向性に迷っている人がいたら、ぜひしょうさんのような視点も参考にしてほしい。

「何も制限がなければ何に乗りたいですか?」と尋ねてみると、真っ先に”ハコスカ”と回答してくれたしょうさん。

ただ今のアコードも「いじってきたら自分好みになったので、これはこれで満足です。」と続けてくれた。

まだ今のアコードとの時間は9ヶ月とスタートしたばかり。R32の思い出も共に乗せ、これからはアコードとの新しい思い出をたくさん積み重ねていってほしい。

スペック表

ホイール

  • パナスポーツ C5CR 17x8.0J+30

タイヤ

  • GOODYEAR EAGLE REVSPEC 235/45R17

足回り

  • ラルグスサスペンション
  • CL1用フロントアッパーアーム

吸排気

  • ワンオフマフラー

外装

  • 無限グリル
  • メーカー不明 BMW E46用リアスポイラー

内装

  • NARDI タイプラリー 33φ

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

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