攻め攻めのホイールクリアランス!ジェイドに惚れ込んだオーナーが仕上げたこだわりの1台!【ジェイドオフ】 | CARTUNEマガジン
攻め攻めのホイールクリアランス!ジェイドに惚れ込んだオーナーが仕上げたこだわりの1台!【ジェイドオフ】

2021年01月07日 (更新:2022年08月04日)

攻め攻めのホイールクリアランス!ジェイドに惚れ込んだオーナーが仕上げたこだわりの1台!【ジェイドオフ】

ジェイドの素性を生かし、シンプルな仕上げにこだわった1台。しかしそのパーツ1つ1つはこだわりを持って選ばれていて個性も光ります。貴重なカスタム情報も共有してくれているので、ジェイドオーナーは必見です!

愛車&オーナー情報

  • 車種:ホンダ ジェイド HYBRID X
  • 年式:2015年(平成27年)
  • 走行距離:47,000km
  • ボディカラー:NH731P クリスタルブラックパール
  • オーナー:もっさん
  • 所有年数:4年8ヶ月

タイミングよく巡り合ったジェイド

オーナーが大学生の頃、購入を考えていた車は当時好きだったRBオデッセイ。しかし実際に仕事をスタートして購入できる頃となると、RBオデッセイもやや年数が経過した車に...。

そのタイミングで出会った車が、ジェイド。しかしながら登場間もないこともあり、中古車でもなかなか手の届かない価格ばかりだったそう。そんな中出会ったのが今の愛車。もともとディーラーの展示車だった車両で、7,000kmと低走行ながら220万円と、その当時の相場ではかなり安かったということで即決。展示車ということもあって本当の初期型と思われるが、いくつかあるジェイドの不具合なども一切経験しておらず、当たり個体だったようだ。

車の購入を考えていた時期に登場し、実際購入のタイミングでこの個体が出てきたことを思うと、きっとオーナーにとって運命の1台だったに違いない。

シンプルにまとめられた外装

エアロ周りはジェイドの素性を生かしとてもシンプルなアイテムで構成。フロントはジェイドでは定番のV-VISIONのリップスポイラーを装着。これをトヨタのガンメタリックで塗装・取り付けしてオリジナリティも追求している。

サイドにはクラフテックの汎用サイドフラップを採用。こちらもジェイドオーナーの定番ではあるが、フロントリップ同様にトヨタのガンメタで塗装して取り付けられている。ガンメタにすることで、わずか1cmほどの厚みながら黒の車体に対して絶妙にちょうど良い存在感となっている。

リアには完全オリジナルのアンダーフラップを装着。型取りしてFRPを貼り付けパテで修正し、塗装取り付けまで全てDIYで行ったそうだ。イメージはレヴォーグのSTIスポーツのリアアンダーとのこと。後で筆者も見てみたが、しっかり雰囲気が再現されていた。

しかしながらイベントに間に合わせるために2日間で仕上げたものらしく、完成度にオーナーは満足いっていない様子。いずれ綺麗に作り直したいそうだ。

テールランプも純正と雰囲気が異なる。実はコレ、meijichocoさんから譲り受けたパーツだそうだ。

クリアレンズの部分にはスモークフィルムが貼られ、黒のボディと違和感のないバランスに。テール自体も中華製のアイテムで、通常は光らないバックドア側のテールランプも点灯する。わずかな違いだが、ここが点灯するだけでリアビューの印象は大きく変わるのだ。

ナイス小技!なアイテムがこちら。リアワイパーレスキャップだが、なんとこれは自転車のバーエンドキャップだそう。他のジェイドオーナーが装着しているのを拝見し、1個余っていたキャップをいただいたそうだ。

専用品かのようにピッタリで、雨漏り等も一度もないというから驚く。全てのバーエンドキャップでうまくいくとは限らないが、種類がたくさんあるので好みに合わせたキャップを見つけるのも楽しそうだ。

超ギリギリなクリアランス!

足元にはWORKのZEAST ST1。選んだ理由を尋ねると、「とりあえず、洗いやすいから!笑」とユーモラスな回答を挟みながら場を和ませつつ、こだわりポイントを教えてくれた。

「フロントがWディスクでディープコンケイブなんですけど、ワークのカタログ上はジェイドのフロントにWディスクは入らないんです」

専門のショップで調べてもらうと、キャリパーとのクリアランスが5mm以上ではないと適合にならないという。ジェイドのキャリパーとのクリアランスは、2mm。「当たるようならスペーサーで逃しましょう」とこのサイズに決めたそうだ。

取材時のフロントには5mmのスペーサーが入っていたが、それでも見た目上のクリアランスはドキドキするほど。ちなみにスペーサーなしの状態でも走行実績があるそうだ。ただし個体差によっては当たる可能性もゼロではないので、あくまで参考程度にしてほしいということ。

ちなみに前後のサイズの詳細は、フロントが19x9.0J+20にスペーサー5mmで実質+15、リアは19x10.0J+23にスペーサー2mmで実質+21となっている。それにしても、こうした貴重なカスタム情報を共有してくれるのは、ジェイドオーナーならではかもしれない。

サスペンションには、IDEALのTRUEVA極を装着。ジェイドで車高を下げ、キャンバーも付けたいとなるとこの選択に落ち着くそうなので、これからジェイドの足回りカスタムを考えている人には参考にしてほしい。

スプリングはフロントのみMAQS H125 20kへ交換していて、リアは吊るしの32kgf/mm。以前は別の足回りを付けていてバネレートも現状の方が高くなったそうだが、乗り心地は今の方が断然良いそうだ。やはり車高を下げることを事前に想定されたアイテムならではといったところだろう。オーナーの場合はピロアッパーのほかキャンバーボルトも併用しキャンバーをセッティングしている。

新定番!?のワンオフマフラー

マフラーは、この日他にも取り付けてる方が数名いたウミンチュさん製のワンオフマフラーを装着。選択肢が少ないジェイドのマフラーの1つとして、ワンオフマフラーは定番になりつつあるのかもしれない。

もともとシングル出しだったようだが、見た目に飽きてデュアルテールのパーツを買ってきて付け替えたそうだ。長さもリアバンパーの突出部からはみ出さないよう調整されている。

「乗り換える気もないし、乗り換えるとしてももう1回ジェイドを買うと思う」

そう話すほどジェイドを気に入っているオーナー。乗り方にもよるが通勤や買い物に使いながら燃費も15〜16km/Lと良好だし、見た目も好きで買っているので愛着もひとしおだ。

「ジェイドは使いにくい」という噂もあるが、そんなこと感じたことはないという。もしそんな噂からジェイドを諦めた人がいれば、ぜひもう一度ジェイドをチェックして欲しい。オーナーたちの熱量も高く、他にないスタイルはきっと所有欲も大きく満たしてくれるはずだ。

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

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