2021年01月09日 (更新:2022年08月04日)
1年で4回もホイールを交換!?理想を求めてカスタムを惜しまない若きオーナー!【ジェイドオフ】
白いボディにガンメタのシーカーがとてもよく似合っているジェイド。しかしこの仕様に至るのは簡単ではなかったようです。また現状感じている課題もあり、それをクリアするために更なる進化を予定。現状もすでに十分かっこいいですが、今後も気になる1台です。
愛車&オーナー情報
- 車種:ホンダ ジェイド HYBRID RS
- 年式:2019年(平成31年)
- 走行距離:27,000km
- ボディカラー:NH609P プラチナホワイトパール
- オーナー:Shogo
- 所有年数:1年1ヶ月
ずっと車が好きで...
小さい頃から車が好きだったというオーナー。初の愛車は白のアクアG'sで、ホイールにローダウン、ライト類などかなりカスタムを楽しんでいたそうだ。
その次に選んだのはメルセデスベンツA45 AMG。昔から好きだった1台だそうで、購入時からエンジンもチューニングされておりパワーも400馬力超え、マフラーも交換されていたこともあってドライブが非常に楽しい車だったそう。しかしながら、ほぼずっとスポーツモードで走っていたこともあって燃費はリッター5km前後と経済的に厳しく、泣く泣く手放したという。
スポーツ系統の車が好きだったこともあって、スタイルと利便性を兼ね備えたジェイドへ辿り着いたようだ。ジェイドのカラーは白と黒で悩んだが、前車A45は黒で、その前のアクアは白ということもあって、白を選んだそうだ。所有年数はわずか1年1ヶ月だが、すでにかなり出来上がっているように見える。ここに至るまでのお話を聞かせていただいたので、紹介したい。
納車に合わせてカスタムスタート
ジェイドを購入してからの話を伺ってみると、ものすごいスピード感でカスタムが行われていた。
外装周りは無限のフルエアロを纏っているが、コレは納車時にすでに取り付けていたそうだ。また、その時すでに車高調も導入しローダウンも行っていたという。納車された時点ですでに他とは違う1台となっていたのだ。案の定すぐにホイールも欲しくなり交換したそうで、わずか1年余りで現状の仕様になっているのも納得させられる。
無限のエアロに合わせ、マフラーにも無限が装着されている。しかし音がジェントルすぎてやや物足りなさを感じているそう。この日オフ会へ参加していたジェイドも数台が装着していたが、ウミンチュさん製ワンオフマフラーの音を無限マフラーを装着した後に聴いて、その魅力に惹かれたそうだ。
しかしながら現状マフラーエンドをエアロに合わせて加工していることもあり、そこは残したいという要望も。その点を含めすでに相談中だそうで、今後が楽しみだ。
スタイルと乗り心地を両立させたい
今装着しているサスペンションは知り合いから安く譲ってもらったものを装着しているそう。古いもので異音も気になるようになり、同乗者からの乗り心地に対するクレームもあるとか。車高を下げていくとバネを硬くしないわけにはいかないし、オーナーは気にしなくても同乗者の声は耳が痛い。
そこで次の脚として、シャコタンジェイドの定番ともいえる”IDEALのトゥルーヴァ極”への変更を考えているようだ。(この取材の後、装着済み)
バネレートは現状のフロント10kgf/mm、リア22kgf/mmから、22kgf/mm、32kgf/mmとなってしまうため、やや不安を感じているそう。しかしもともと車高を低くすることを目的として開発されているし、他のジェイド乗りの評価は良いのできっと大丈夫。むしろセッティングの幅が増えて、そんなことは結局気にならなくなってしまうだろう。
理想のホイールを求めて
足元を飾っているのは、WORKのGran Seeker CCX。この日初めてオーナーのジェイドを拝見させてもらって、デザインや色のチョイスがとてもよく似合っていて、素直にかっこいいと思った。
しかしながらここに辿り着くまでには紆余曲折があったそう。というのも、実はこのグランシーカー、実はジェイドに履かせる4本目のホイールだというのだ。所有年数は1年1ヶ月。この期間に4回もホイールを換える人はそうそういないだろう。
納車後、オーナーが初めて装着したのはENKEIのPerformanceLineのひとつ、”PF07”。力強い7本スポークはジェイドの素性とマッチしそうだが、7.5Jという純正と同サイズということもあってあまりしっくり来なかったそうだ。
次に選んだのはRAYSのgramLights AZURE 57ANA。しかしながらこちらもイメージと違い、なんとわずか1週間で取り外したという。
そして3本目は同じくRAYSのHOMURA 2x9。もともと好きだったホイールの1つということで、装着直後はとても満足度が高かったそうだ。しかしサイズの都合上ワイトレを併用していたが、できればノースペーサーにしたいということもあり、再びホイール交換を決意。4本目が現在のGran Seeker CCXというわけだ。
念願の3ピースホイールということで満足度も上々。だったはずだが、すでに次の欲が出ているそう。
先に紹介したが、これから足回りをIDEALに変更する。それによりセッティングの調整幅が増え今よりもキャンバーを付けられるようになる。でもそうするとホイールがツラウチに...。
現在のホイールのサイズはフロントが19x8.5J+19、リアは19x9.5J+19と、”普通に”国産車に履かせるサイズと考えればなかなか攻めたサイズだ。ただ現状でも前後+3mmのスペーサーを挟んでおり、さらにキャンバーをつけてスペーサーを外すとなると、今のリアの9.5Jをおそらくフロントに入れられる。そこで空いたリアには10.0Jや10.5Jを導入したい、と考えているそうだ。
デザイン面でも「もう少し深いリムにしたい...」というオーナー。これまでのカスタム経歴から考えると、脚を換えたらそう遠くないうちにホイールも換えていそうだ。
- オーナーのマイガレージ
- 取材イベント:2020年12月 ジェイドオフ
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)