2020年12月18日 (更新:2022年08月04日)
ジェイドオーナーでも気づかない!? 輸入パーツを巧みに取り入れたオレンジジェイド!【オレンジMT】
2020年11月のオレンジMTに参加されていたジェイド。アフターパーツが少ない中、好みの車に仕上げるために創意工夫を凝らしたカスタムは必見です!
愛車&オーナー情報
- 車種:ホンダ ジェイド RS
- 年式:2018年(平成30年)
- 走行距離:56,000km
- ボディカラー:YR643M プレミアムクリスタルオレンジメタリック
- オーナー:meijichoco
- 所有年数:2年2ヶ月
カスタムの頼りは輸入パーツ!
惜しくも2020年7月に生産を終了したジェイド。販売状況が振るわなかったためか、アフターパーツメーカーによるカスタムパーツの開発も残念ながら寂しい状況となっている。
しかしながらジェイドは日本より先に中国で発売されており、日本には入ってきていないパーツが結構あるそう。また、純正のパーツも日本とは仕様が違う部分が結構あるそうだ。
そこでオーナーは中国から様々なパーツを輸入し、自分好みのジェイドに仕上げながら、他のオーナーたちとも被らないカスタムを楽しんでいる。
一見なんの変哲もないグリルだが、実はこれも中国モデルの純正グリル。それを輸入して塗装、さらには純正のメッキグリルモールを流用装着して仕上げられている。
正直、他車オーナーからは交換していることに気づかないレベルだが、オーナーのジェイドにはこうした”実はカスタムしてある”というポイントがたくさん隠れているのだ。
フロントのリップスポイラーも中国から輸入したもの。他のジェイドとフロントマスクの印象を変えられる貴重なアイテムだ。
○○純正風テール
もしかするとジェイドオーナーですら、注意して見たことがなければこの違和感に気づかないかもしれない。
「実はこれ、中華製のジェイド後期用のテールランプなんです。」
と言われても、果たしてどこがどう違うのか、”あからさまな社外テール感”も見当たらないし、ジェイドオーナーでもない筆者にはわかるはずもなかった。
そこで同日参加していたもう1台のジェイドのテールと見比べさせていただいた。
こちらが日本仕様の純正テールだ。違いがお分かりいただけるだろうか?
中華製後期テールはバックドアのメッキガーニッシュから繋がるようなデザインとなっていて、視線の流れもスムーズになり見ていてとても気持ちが良い。
そしてジェイドオーナーなら気にしている人が多いかもしれないポイント。それはバックドア側のレンズ部分も赤く点灯するということ!純正テールを加工して光らせている人も少なくないだろう。
さらに粒々感の無い光り方で、最近の新型車らしいルックスにもなる。なぜ日本仕様もこうしなかったのかは謎である。
ただし注意点としては、あくまで”中華製”であり”中国ホンダ純正品”ではないこと。中国後期ジェイド純正仕様なのは変わらないが、実際のところ「中国製品なのでどれが本物かわからない」そうだ。
購入するショップによってコネクタの形状が違うものが存在するようで、オーナーが購入したテールもポン付けとはいかず配線加工が必須だったという。価格も決して安くはないそうなので、配線加工の手間も考えると少し勇気が入りそうだ。
足回りメイク
ホイールはWORK EMOTION D9Rの19インチ。サイズはフロントが8.5J+45に20mmのワイトレ、リアは9.5J+38に5mmスペーサーでセッティング。ボディのプレスラインに沿って貼られたサイドストライプとホイールの色もよくマッチしていてカッコいい。
脚はラルグスの車高調で程よくローダウンし、ジェントルな雰囲気に仕上がっている。
この取材の数週間後、運転席のシートを極上のRECARO SR-2へ交換されたようだ。もし再会の機会があれば、是非拝見させていただきたい。
今後はどんな輸入パーツを仕入れてカスタムをされるのか。カスタムアイデアを探すジェイドオーナーにとっても目が離せない1台だ。
- オーナーのマイガレージ
- 取材イベント:第2回 オレンジMT in 榛名
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)