運営スタッフも心を射抜かれた超かっこいいストリートジェイド!【オレンジMT】 | CARTUNEマガジン
運営スタッフも心を射抜かれた超かっこいいストリートジェイド!【オレンジMT】

2020年12月01日 (更新:2022年08月04日)

運営スタッフも心を射抜かれた超かっこいいストリートジェイド!【オレンジMT】

2020年11月のオレンジMTに参加されていたジェイド。素性を生かしたスポーティなカスタムは、参加者だけでなく取材陣の視線も釘付けにしていました!実は取材スタッフも、ピックアップで見かけた時からいつか拝見したいと願っていた1台。細部までじっくり取材させてもらいました!

愛車&オーナー情報

  • 車種:ホンダ ジェイド RS
  • 年式:2019年(平成31年)
  • 走行距離:27,000km
  • ボディカラー:YR643M プレミアムクリスタルオレンジメタリック&ブラックルーフ
  • オーナー:ネジリン
  • 所有年数:1年10ヶ月

ホイール選びのセンス

ホイール選びはその車の印象を大きく変化させる。サイズ、形状、カラーなど、同じホイールでも条件が異なれば全く違った印象になる。

この日オーナーが履かせていたのは、WORK EMOTION CR Kiwami極だ。数あるカラーラインナップから選んだのは白。ボディカラーのオレンジとも絶妙なコントラスト加減で、目立ちすぎず、かといってしっかりとした存在感がある。

サイズは前後19インチで、フロントは8.5J+42に5mmのスペーサー、リアは9.5J+38でディープテーパーデザインだ。

ホイールだけでなくタイヤにもこだわり、選択したのはYOKOHAMAのADVAN FLEVA。サイドウォールのデザインと、トレッドパターンのかっこよさが決め手の理由だ。

上の写真は、オーナーがCARTUNEアプリでピックアップされていたときの写真だ。(写真はユーザーの投稿より)

実はこの写真が取材スタッフの脳裏に焼きついていた。綺麗なオレンジのボディに程よく落とされた車高、純正を崩さないエアロチョイスに加え、なんといってもジェイドxRPF1。しかも19インチ。見た瞬間に「うわぁ、かっこいい」と思った。

さらに前にはADVAN RACINGのTC-4を装着していたこともあったり、冬仕様のスタッドレスでもWORK EMOTIONのXT7を選んだりと、カスタムの方向が一貫している。

正直なところ、はじめはRPF1を履いた姿を拝みたかった...なんて思っていたが前言撤回、CR Kiwami仕様もめちゃめちゃカッコいい。ジェイドの低い全高から出るスポーティさにはもちろん、サイドからリアへと繋がるプレスラインとホイールのデザインも絶妙にマッチしている。

ホイール選びは単純に見えて奥が深く難しい。オーナーのホイール選びのセンスには、ただただ敬服するばかりだ。

まさかのサーキット仕様...!?

運転席から覗くフルバケ、ステアリングの奥に設置された3連メーター。エクステリアの作り方の方向的にも、もしやこのジェイドはサーキット仕様なのでは!?

「長距離ドライブを快適に過ごせるように、タイヤや内装のパーツは拘って選んでいるんですよ」と、なるほど。

話を聞いていくと、ジェイドに取り付けているBRIDE VIOSⅢのSEEKER限定モデルは、以前乗っていたアコードで使っていた物だそう。ジェイド純正シートもなかなか良かったとのことだが、フルバケ交換後はさらに運転がラクに、楽しくなったという。運転中は無意識のうちに身体に力が入って踏ん張っていたりするから、ホールド性の高いフルバケへ交換して負担が軽くなるのは納得だ。

また、お気に入りポイントの1つでもあるというpivotの3連メーターは、純正のデッドスペースをうまく活用してとてもナチュラルにインストールされている。ジェイドオーナーでなければ、もともとそこに存在していたのではと思ってしまう。

電圧計と水温計は愛車のコンディションを把握できるし、ブースト計のように動きのあるメーターは運転していて楽しい。

楽しさも快適なドライブには欠かせない重要な要素。サーキット向けと思われた様々なパーツたちは、快適なドライブを実現するためのものだったのだ。

オーナーのアイデアが詰まった外装

まず楽しそうに話しながら教えてくれたのは、このサイドアンダーフラップ。モノはクラフテック製の汎用品で、加工して装着されている。

「もともとアンダーフラップ自体はフラットだったんですけど、ちょっと無理やりボルトで止めたら純正のサイドステップにフィットして思った以上に良い感じになりました!」

そう話すとおり、純正のウェーブしたラインに見事に沿うように取り付けられている。アンダーフラップ自体も厚さが10mmしかないのでエアロの地上高も純正とほとんど変わらないし、かといってあるのとないのでは印象が大きく異なる。

また、特にこだわったのがこのリアロアガーニッシュ。実はベースは純正のそれで、オーナー自身が穴あけ加工から塗装まで全てDIYで行ったという。純正品ながらまるで社外パーツのような自然でカッコいい仕上がりで、他のジェイドオーナーたちからも好評だ。

パッと見えない部分にもこだわる

この写真は、ホンダアクセス(Modulo)のテールゲートスポイラーを写したもの。この違和感に気づいたあなたは鋭い。

もともとはオレンジ1色のところ、せっかくの2トーンボディであるブラックルーフに合わせて、スポイラーのデザイン形状に沿ってブラックを塗装してあるのだ。

塗り分けのデザインは板金屋のアドバイスもあり、仕上げに全体にクリアを吹いてくれたのでオレンジと黒の部分の段差もなく、非常に高い完成度だった。こういう時に腕の良い板金屋と縁があると嬉しいものである。

こうした現車合わせの細かい配慮が、最終的に車の仕上がりを高いレベルにしてくれる。

今後もできる限りのことは自分で

どうしても難しい作業はプロにお願いするものの、できる限り自身で作業を行うようにしているとのことで、オーナーの愛車への想いがより一層伝わってきた。だからか、ジェイド自身も少しばかり誇らしげな表情をしているように感じられた。

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

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