2020年12月20日 (更新:2022年08月04日)
”純正の雰囲気を崩さない”をモットーに、シンプルに仕上げられた正統派86!【オレンジMT】
2020年11月のオレンジMTに参加されていた86。純正エアロに身を包みスッキリとした見た目にも関わらず、ポイントを押さえたカスタムで雰囲気のある1台です。
愛車&オーナー情報
- 車種:トヨタ 86 GT
- 年式:2012年(平成24年)
- 走行距離:60,000km
- ボディカラー:H8R オレンジメタリック
- オーナー:miracle
- 所有年数:2年6ヶ月
こだわりのRフェイス
オーナーの86は、エアロパーツを一切取り付けていない純正ルック。その足元には俗に”Rフェイス”と呼ばれる、コンケイブ形状のRAYS VOLKRACING TE37SLが鎮座している。
ホイールサイズは18x9.0J+39。「おや?」と思ったあなたは鋭い。
実はこのTE37SL、YR-Advanceによる特注サイズなのである。86&BRZでもRフェイスを履きたい!、でも干渉も心配!といったニーズに応えるため、9.5Jと同じ反りを9.0Jで実現した逸品だ。
このコンケイブの迫力によって、シンプルな外装にも関わらず存在感のある1台に仕上がっている。ツラ具合も写真の通り申し分ない。
リアビューの迫力
こちらも外装がシンプルだからこそより存在感があるアイテム、TRUST GReddy コンフォートスポーツGT スラッシュver2だ。車体下部に見える”GReddy”のロゴが後続車へアピールするとともに、どっしりとしたリアビューを実現している。
テールにはValentiのジュエルLEDランプを装着。赤レンズをチョイスすることで全体の純正の雰囲気を崩さずにインストールされている。
普通のバケットシートと思わせて...
車内を覗くと、運転席にはRECAROのRS-GS、助手席側にはSR-6。フルバケとセミバケだがデザインが似ており、両席に揃えても統一感があってドレスアップ効果もバツグンだ。
ふとシートを見渡すと、なにやら見慣れないスイッチが。
「実はこれ、シートヒーター付きなんです!」
恥ずかしながら、RS-GSやSR-6にシートヒーター設定モデルがあるとは知らなかった。しかもオーナーの86はGTグレードなので、本来であればシートヒーターの設定がないのである。
ホールド性向上、ドレスアップ、そしてドライブの快適性向上と、三拍子揃ったナイスカスタムだ。
また、ステアリングにはMOMO DRIFTINGの33φに、ラフィックスIIを装着。カラーはシート同様にレッドを採用し、車内の統一感あるドレスアップとステアリングポジションの最適化を両立している。
次なるステップへ?
お話を伺っていると、実は他にも乗りたい車があるようだ。具体的な車種名はここでは控えておくが、これまたマニアックな車種。そしてそれをとある車のイエローに塗り替え...と、現時点でもかなり具体的に構想を練っているようだ。
せっかくのカッコいい86なので惜しいところではあるが、一度きりの人生、ぜひ後悔のない選択をしてほしい。
- オーナーのマイガレージ
- 取材イベント:第2回 オレンジMT in 榛名
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)