車のバッテリーランプが点灯!対処法を教えます。

2018年12月06日 (更新:2021年01月25日)

車のバッテリーランプが点灯!対処法を教えます。

labelバッテリー

運転していると、突然灯るバッテリーの警告灯。バッテリーに異常がある際に灯るランプですが、そのまま走ると非常に危険です。エンジンが停止すると、フットブレーキは効かなくなり、ハンドルは重くなります。なぜバッテリーランプが点灯するのか、点灯する原因をご紹介いたします。

バッテリーランプってなに?

ポチの助さんのプレマシーCREWオルタネーターの画像
ポチの助さんのプレマシーCREWオルタネーターの画像

バッテリーランプとはなにか

バッテリーランプとは、車の異常を知らせる警告灯のひとつ。別名充電警告灯ともいい、バッテリーや電気系統に異常があるときに点灯します。

バッテリーランプはどこについているのか

バッテリーランプはメーターの中にあります。突起が2つついている四角の中にプラスとマイナスがあるバッテリーのようなマークがそれです。メーターがディスプレイモニターになっている車両の場合、このマークはディスプレイ上に表示されます。

エンジンが停止している状態でキーを差し込みACCの位置までひねる(ボタンの場合はブレーキを踏まずにスタートボタンを押す)ことで、バッテリーランプを含む各警告灯が玉切れのテスト点灯するのが確認できるはずです。

バッテリーランプはなぜ点灯するのか

バッテリーの電圧が低下しているから

バッテリーランプが点灯した時に何が起きているのか。それはズバリ、バッテリーの電圧不足(電圧低下)です。

自動車のバッテリーは常に12V(ボルト)の電圧を保つになるよう設計されており、バッテリーの電圧がこれを下回ると、このランプが点灯するようになっています。

バッテリーの電圧が低下する原因は?

バッテリーの電圧が低下するとバッテリーランプが点灯するわけですが、バッテリーの電圧が低下する原因や理由には次のようなものがあります。

  • オルタネーター(発電機)の故障
  • バッテリーの電圧不足(寿命)
  • ファンベルト切れや劣化

オルタネーター(発電機)の故障

yu-kiさんのジムニーシエラJB31Wの画像
yu-kiさんのジムニーシエラJB31Wの画像

走行中にバッテリーランプが点灯した場合は、そのほとんどがオルタネーターのトラブルです。

オルタネーターとは、エンジンの力で稼働する発電機。発電した電気でバッテリーを充電したり、ヘッドライトやパワーウィンドウやなどを動かしています。このオルタネーターが故障すると、車に必要なあらゆる電気が足りなくなり、バッテリーの電圧が低下してバッテリーランプが点灯します。

オルタネーターの故障原因の多くは、内部の発電コイル(導線)切れ。修理費用は3〜6万円ほどになります。新品部品を使用すると部品代が高額になるため、中古やリビルト品での修理を検討してみましょう。

▶︎オルタネーターの交換時期や修理・交換費用は?

ファンベルトの劣化

ファンベルトというベルトも、経年劣化によって切れてしまうことがあります。ファンベルトはエンジンとオルタネーターを繋いでいるゴム製のベルトで、これが切れるとオルタネーターの充電が止まり、電圧低下によってバッテリーランプが点灯します。

ファンベルトの交換費用は¥3,000~5,000程度。エンジンがしばらくかかっていたり、エンジンの再始動が可能な場合もありますが、走行しないようにしましょう。

またファンベルトの劣化は、ベルトの裏面にヒビがないか、エンジンをかける時にエンジンルームからキュルキュルと音が鳴っていないか、などの点検によってある程度把握することが可能です。

バッテリーの劣化

バッテリーが劣化し寿命を迎えることによってバッテリーランプが点灯することもあります。

車のバッテリーは、たとえ正常な使用条件でも3〜5年程度で劣化し寿命を迎えます。劣化したバッテリーは蓄電能力が下がり、十分な電圧が発揮できず電圧低下が発生します。スマートフォンのバッテリーが数年でダメになってしまうのと同じようなものと考えてください。

バッテリーの交換費用は1〜5万円程度。特殊な仕組みやサイズのバッテリーを搭載している車両は高額になりがちです。

その他

代表的な例を3つ紹介しましたが、それ以外の場合もあります。例えば途中の配線が断線してしまったり、ショートして電気が通らない場合など。疑わしい箇所を修理し、それでも直らない場合はその他の原因を探るしかありません。

バッテリーランプが点灯したときに自分でできること

たくあんさんのハスラーMR41Sバッテリーの画像
たくあんさんのハスラーMR41Sバッテリーの画像

バッテリーの端子が外れていないか確認する

バッテリーのプラスマイナスの端子に、車両の配線が緩みなく取り付けられているかを確認してください。バッテリーに取り付いるように見えても緩んでいることがあります。

それぞれの端子に装着されている配線の根元の金具を持ち、軽く揺すります。配線緩かったり外れてしまった場合は、工具を使用して正しく取り付けます。

エンジンをかけてみて、バッテリーランプが消えたらOKです。

バッテリーを新品に交換する

出先でなく自宅でバッテリーランプが点灯した場合は、バッテリーを新品に交換してみましょう。

しかし、本当にバッテリーが寿命を迎えているかはテスターを使用して点検する必要があります。詳しい人に相談するか、テスターを購入してバッテリーのプラスマイナス間の電圧を測定してみてください。

救援を要請する

エンジンを始動できない場合は、バッテリーの劣化やオルタネーターの故障、ファンベルト切れなどが考えられます。

しかし、電気系統のトラブルは原因の究明や切り分けが難しく、プロに作業を依頼する必要があります。任意保険のロードサービスなどを使用してディーラーに入庫したり、お世話になっているクルマ屋さんに連絡して救援してもらうのが得策です。

バッテリー以外の故障の可能性が高い

スペにゃんさんのスペーシアカスタムMK32Sバッテリーの画像
スペにゃんさんのスペーシアカスタムMK32Sバッテリーの画像

バッテリーランプが点灯した際にはバッテリーが原因の場合もありますが、始動時に元気よくエンジンがかかっっていたのであれば、バッテリー以外の故障の可能性が高くなります。

自分でできることもありますが、基本的には整備工場へ持ち込んだ方が無難。ランプが点灯した場合は、車を停めてロードサービスを呼ぶようにしましょう。

▶︎バッテリーの寿命ってどうやって見極める?寿命が来たらどうすればいい?