プラド歴10年！アウトドア好きなオーナーが仕上げたキャンプ＆ファミリーカー仕様！【第3回 権現堂公園プラドMT】

• 車種：トヨタ ランドクルーザープラド TX GDJ150W
• 年式：2017年（平成29年）
• 走行距離：76,000km
• ボディカラー：4V8 アバンギャルドブロンズメタリック
• オーナー：tabibito.com
• 所有年数：6年

今回のオーナーtabibito.comさんはプラドが大好き。今のプラドの前にも中期のプラドに乗られていたそうで、プラド歴はすでに10年を突破したそうだ。

そしてプラドだけでなく、月1回のペースでキャンプに行くという大のキャンプ好きでもあるオーナー。なんとこのオフ会当日も、キャンプ明けで直接キャンプ場から来て参加したという。

そして日常は通勤から買い物まで、ファミリーカーとしても活躍するプラドの”やり過ぎないこだわりカスタム”を紹介していきたい。

足回りはオリジナルリフトアップスペーサーを用いた2インチアップとなっている。この日オフ会に参加していた車両のリフトアップ量と比較すると控えめな上げ幅ではあるものの、さりげないリフトアップは街中にしっかりと溶け込む。

そう紹介してくれたホイールはMLJ エクストリームJ XJ03。サイズは前後ともに17x8.0J+20だ。リムのブロンズカラーがボディ色としっかりと合っていてかっこいい。センターキャップはもともとメッキで目立っていたため、ご自身でカーボンシートを貼り付けてディスク面に馴染ませている。

タイヤはFUEL OFFROADのGRIPPER A/T IIを装着。BFGoodrichも考えたそうだが履かせている人が多いため、ややマニアックなタイヤを選択されたそう。この日もFUEL OFFROAD製のホイールこそ履かせている方が散見されたが、タイヤは見当たらなかった。

と、ワイルドな見た目とは裏腹になかなか快適なタイヤだそうだ。

しかしながら285/70R17というサイズは流石に外径も大きく、2インチリフトアップしただけでは干渉してとても履かせられないそう。当たる部分をカットしたり、インナーをインシュロックで引っ張ったりと、現車に合わせた加工は必須だそうだ。

こだわりのボディカラー、アバンギャルドブロンズメタリック。彩度はあまり高くなく、上品で落ち着いたカラーだ。人気の白や黒と比べると台数が少ないものの、まさかこの車両が北関東で第1号のブロンズ車両とは驚いた。

ボンネットにはLADDER FRAME製のバグガードを装着。もともとスモークのものをマットブラックに塗装して装着しようと検討していたところ、マットブラックカラーが追加で販売され、迷わず購入したとか。

外装周りの目立つパーツはこのバグガードとルーフラックくらいで、純正の状態を存分に活かした形。とはいえ純正の車両と比べれば十分オリジナリティが感じられる、まさに”ちょうど良い塩梅”のカスタムだ。

リアのガーニッシュはマットブラックに塗装していたそうだが、次第にここを同じようにマットブラックにしている車両が増えてきたため剥がしたという。その際、文字の部分だけ塗装が残ってやや汚い感じになってしまったため、その上からもう一度塗り直したもの。表面がザラついていてそれが黒木目やヘアライン調にも見え、全体の雰囲気とよく似合っている。

ある時はキャンプギア、そしてある時はファミリーカー。アウトドア好きなtabibito.comさんにとって、プラドは最高の1台だ。

車いじりについてはなるべくお金をかけないようにとご自身で手を動かすことも多いとか。そのおかげかカスタム総額を伺っても”それだけ！？”と思わず言ってしまう金額に収まっていた。

車の個性があり、荷物を積んでキャンプも存分に楽しめて、かつファミリーカーとしても気軽に日常使いができる。そんなカーライフに憧れる人も少なくないはずだ。tabibito.comさんの施すカスタム内容は決して難しいものではないので、”カスタムはやったことがない”という方にまでぜひお手本にしていただきたい1台だ。

• MLJ エクストリームJ XJ03
• 17x8.0J+20

• FUEL OFFROAD GRIPPER A/T II
• 285/70R17

• LADDER FRAME バグガード

• オリジナルリフトアップスペーサー（2インチアップ）

（photo：CARTUNE運営 Hiroki）

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