シンプルに見えてこだわり満載!L10系GSミーティング主催者の愛機【第5回 LEXUS L10系GSMT】 | CARTUNEマガジン
シンプルに見えてこだわり満載!L10系GSミーティング主催者の愛機【第5回 LEXUS L10系GSMT】

2023年11月18日

シンプルに見えてこだわり満載!L10系GSミーティング主催者の愛機【第5回 LEXUS L10系GSMT】

第5回 LEXUS L10系GSMTの主催者を務める方のGS。細かなこだわりの数々を取材しました。

愛車&オーナー情報

  • 車種:レクサス GS350 GRL10
  • 年式:2012年(平成24年)
  • 走行距離:87,000km
  • ボディカラー:ボディ:077 ホワイトパールクリスタルシャイン, ルーフ:223 グラファイトブラックガラスフレーク
  • オーナー:☆にゃ〜

前期改後期仕様

☆にゃ〜のサムネイル
☆にゃ〜

ヘッドライトやFバンパーを流用し、後期仕様のフェイスにしています。

2012年式ということもあり、もともとは”前期顔”だったという☆にゃ〜さんのGS。「大人のシンプルカスタム」をコンセプトに現在の仕様へと変更されたそうだ。

後期にはボディ色であるホワイトパールクリスタルシャイン(077)がないため、同色の後期顔というのが☆にゃ〜さんのGSの特徴だ。

LEXONのリップスポイラーをボディ同色で装着することで、スッキリとした形状にも関わらず下方向へのボリュームも追加している。

ルーフは223 グラファイトブラックガラスフレークでブラックアウト化。上部を黒くすることで視覚的なローフォルムを演出している。ラッピングではなく塗装仕上げ、そして純正色を用いるという点もそれぞれこだわりである。

また、ルーフアンテナも前期と後期で形状が異なるため、こちらも後期用を流用装着。実はポン付けとはいかず加工が必要とのことなので、真似をする方はご注意いただきたい。

ボディカラーが白のため、なおさらルーフブラックによる効果は大きい。上の画像のようにルーフが白の状態の車両と並べるとその差は一目瞭然だ。

ホイールはVOSSENのVFS-2。フロントがフラットフェイスとなる20x9.0J+38、リアはディープフェイスの20x10.5J+40に、+10mmのスペーサーでセッティング。特にディープフェイスのリアはその直線的な形状とコンケイブによって、20インチ以上の迫力を感じられる。

CARTUNEでフォロワーさんの方が製作されているという”水中花のエアバルブ”がワンポイントだ。

オーナーのアイコン

特徴的なこちらのドアミラー。引きの画像ではその存在すら気が付かないほどナチュラルなのだが、近くで見るとその存在感は想像以上だ。

☆にゃ〜のサムネイル
☆にゃ〜

実はコレは”3Dペイント”なんです。マスキングをしてサーフェイサーを重ね吹きして模様の厚みをつけて、塗装で仕上げてあるんです。

なんと、模様は全て塗装で造られたものだというから驚いた。塗装のみでコレだけの凹凸模様を作るとなると、かなりの手間がかかりそうな逸品である。

近くで見るとこれほど派手なのに白黒ツートンのシンプルなボディで悪目立ちしないのは、”ドアミラーの上半分だけ”に施工しているからかもしれない。これがもしミラー全体に施工していたら全く違った印象になっているだろう。

今となっては「☆にゃ〜さんといえばこのミラー」というほどみなさんに認識されており、☆にゃ〜さんのアイコンといっても過言ではない。

続いてはこちらのリアビュー。皆さんは純正と異なる”ある部分”がわかるだろうか。

答えはこの部分。通常であれば楕円のレクサスの「L」のエンブレムが中央に取り付けられているが、LEXUSの文字のエンブレムとなっているのだ。

もちろんただLエンブレムを外して文字を貼り付けるだけ...とはいかない。Lエンブレムが付いている”土台”の部分は微妙に凸形状となっているため平らにする必要がある。それだけでなく、エンブレムの横方向、トランクのパネル面自体が凹み方向にわずかにRがかかっていて、真っ平らではない。

これらを一切の違和感なく平らに仕上げるのは、まさに板金屋の職人技だ。

トランクスポイラーはFスポーツ純正のものを、ルーフに合わせてブラックに塗装。また、先ほど紹介したエンブレム下にあるガーニッシュもブラックメッキのものへと交換されており、ルーフブラックとの一体感を出しつつ全体のバランスを整える。

また、こちらも☆にゃ〜さんのアイコンとも言える美しいエンジンルーム。ご自身の好きなカラーであるという差し色の青と、ボディ色に合わせて塗装されたホワイトのパネルが上品な仕上がりだ。

ヒューズボックスカバーの文字の部分はもともと浮き出ているため、ホワイトに塗装後、あえて文字の部分だけを軽くやすることで素地を出し、文字が浮き出ているかのように魅せている。こうした1つ1つの細かなこだわりがより魅力ある車にしてくれる。

今回はLEXUS L10系GSミーティングの主催を務める☆にゃ〜さんの愛車をご紹介させていただいた。

一見すると純正+αのシンプルなルックスには随所にこだわりが詰まっていて、さらにはアイコニックなポイントまで持ち合わせており、まさに主催車両にふさわしい1台ではないだろうか。

スペック表

ホイール

  • VOSSEN VFS-2
  • F:20x9.0J+38 flat face
  • R:20x10.5J+40(+10mmスペーサー) deep face
  • 水中花のエアバルブ

タイヤ

  • NITTO NT555G2
  • F:225/35R20, R:245/35R20

外装

  • 後期純正バンパー
  • LEXONリップスポイラー
  • リアトランクエンブレム部スムージング、LEXUS文字エンブレム
  • ドアミラー 3Dペイント

内装

  • 後期シフトノブ
  • GS-F用メーターフードカバー
  • アームレスト

足回り

  • LARGUS Spec S(F:8kgf/mm, R:8kgf/mm)

吸排気

  • EXART エアインテークスタビライザー

エンジン周り

  • エンジンカバー、リレー、ヒューズカバーペイント

ギャラリー

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