2023年11月17日 (更新:2023年11月29日)
若きオーナーがベース車選びからこだわったモードなGS450h!【第5回 LEXUS L10系GSMT】
第5回 LEXUS L10系GSMTで発見したモダンで純ベタスタイルのGS。そのカスタム内容を取材しました。
愛車&オーナー情報
- 車種:レクサス GS450h バージョンL GWL10
- 年式:2017年(平成29年)
- 走行距離:24,500km
- ボディカラー:1J7 ソニックチタニウム
- オーナー:たけティマ
- 所有年数:1年6ヶ月
こだわりのベース車両
まずは車体のベース選びから拘りました。条件としては「version L」であること、ボディカラーが「ソニックチタニウム」、そして「サンルーフ」です。
ベース車からこだわるというのは、乗る前から明確に「どのような仕様で乗りたいか」を考えておかなければいけないだろう。
たけティマさんは「純正+αでシンプルに」という明確なコンセプトの元、ボディカラーはあまり被らないソニックチタニウムを選択した。そしてラグジュアリーセダンに欠かせないサンルーフも絶対条件だった。
もともとミニバンに乗られていたそうだが、”やっぱりセダンがかっこいい”ということで乗り換えを検討。ただでさえGSの中古市場には少ないシルバー、たけティマさんの望む条件の車体はなかなか見つからない...はずだったのだが、予定していたよりも早いタイミングで条件を満たす車が出てきてしまい、想定よりも早い乗り換えとなった。
購入時の走行距離はなんと8,000km!そして他の絶対条件を満たしているとくれば、乗り換える以外の選択肢がないことは読者のみなさんなら共感できるだろう。
内装色はもともとブラックを希望していたそうだが、こちらの車両は”トパーズブラウン”。しかしながら実際にこの内装色に乗っていると、結果的にトパーズブラウンでよかったなと感じたそうだ。本来なら自ら選択しなかったであろうものがこうしてお気に入りになることは、中古車ならではの楽しみかもしれない。
純正を崩さないカスタム
カスタムのポイントを伺っていくと、まずはその手数の少なさに驚かされた。
大きくは車高調とホイールくらいです。あとはトランクスポイラーなど、足りないところに少し足してといった感じです。
これだけの手数で雰囲気のある車になるのは、ボディカラーとホイールの選択センスではないだろうか。ちなみに、標準グレード純正であるフロントグリルの横フィンのデザインも、たけティマさんのお気に入りポイントの1つだ。
足回りはIDEAL TRUEVAの車高調をインストール。筆者としては十分低いと思うのだが、たけティマさん的にはこれでも「腰高感があるのでもっと下げたい」と仰っていた。
そして要となるホイール、WORK VS XV。今回筆者がお声かけしようと決めたきっかけになった部分だ。
ホイール自体はセダンの中ではわりと定番の選択ではあるのですが、あえてディスクやピアスボルトも全てシルバーで統一する仕様にしました。段リムにした点もこだわりの1つです。
WORKのホイールといえば細かなカラーオーダーができることが有名だが、たけティマさんはあえて全てをシルバー1色にした。ボディのシルバーとも合わさって、車全体が非常に上品な仕上がりになっている。
カスタムできると言われるとついアレンジを入れたくなってしまいそうだが、少なくともたけティマさんのGSにとっては大正解の選択である。
サイズはフロントが20x9.5J+34に+5mmのスペーサーでセッティング、リアは20x10.5J+34となっている。VS XVの一見するとシンプルだが実は複雑なメッシュの形状は、その輝きとあいまってずっと眺めていられそうだ。
お話を伺っている中で、実は本命のホイールはBBS SUPER RSだったと教えてくれた。が、流石に価格面で手が届かなかったそうだ。
しかしながらSUPER RSを諦めたかわりに、実は浮いた資金でエアサスを購入済みだとか。エアサスを導入すれば、懸念していた腰高感は解消されるだろう。
ひとまずはエアサスを装着して全体のバランスを整えつつ、とはいえ車自体もまだまだ未完成ということなので、今後の動向からも目が離せない1台だ。
スペック表
ホイール
- WORK VS XV
- F:20x9.5J+34(+5mmスペーサー), R:20x10.5J+34
タイヤ
- NITTO NT555G2
- F:235/30R20, R:255/30R20
外装
- 台湾製 トランクスポイラー
- フロントガラス3面 ピュアゴースト88
- リアガラス3面 シルフィード 3%
オーディオ
- フロントスピーカー:BLAM L165A
- ダッシュスピーカー:BLAM LFR52
足回り
- IDEAL TRUEVA(F:18kgf/mm, R:12kgf/mm)
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)