ヴィッツでスポーツ走行を楽しみたい方におすすめのグレードは? | CARTUNEマガジン
ヴィッツでスポーツ走行を楽しみたい方におすすめのグレードは?

2019年04月22日 (更新:2022年10月27日)

ヴィッツでスポーツ走行を楽しみたい方におすすめのグレードは?

スポーツ走行を楽しみたいと思っていても、スポーツカーを購入しようとするとどうしても初期費用が高くなってしまいます。ですが、コンパクトスポーツならどうでしょうか?ヴィッツでスポーツ走行を楽しんでもらえるのは何故か。この記事で説明しましょう。

現行車から購入する場合

@tomFactoryさんのヴィッツNCP131の画像
@tomFactoryさんのヴィッツNCP131の画像

ヴィッツが販売されるようになってからのイメージは、一般大衆車で可愛らしい車というイメージが定着していました。それは、現行モデルのヴィッツでも同じようなことが言えますが、標準グレードに限っての話になります。

現行型のヴィッツの中には、羊の皮を被った狼なるグレードがあります。そのグレードが「GR」のグレードです。現行型のヴィッツでスポーツ走行を楽しむなら間違いなく「GR」をおすすめします!そのおすすめ理由を説明していきましょう。

ヴィッツGRスポーツGRの進化

元来トヨタからのスポーツ仕様車となると「ジーズ(G`s)」が販売されてきていました。それに代わって現在では「GR」シリーズが販売されるようになってきていますが、GRのコンセプトとして、「SPORTSCARS for ALL」をうたい文句に、これまでとは一味違ったチューニングを施しての登場となっています。

まず、ボディ剛性を高めるために、スポット溶接を追加してメンバーにはブレースの追加をしています。さらには、サスペンションをスポーツ用へと変更し、車高を標準グレードよりも1cm下げてあり、コーナリング性能の向上がよくわかります。

そして、このヴィッツGRスポーツGRをベースとして昨年活躍したのが、「ヤリス」となります。WRCにて2018年シーズン優勝を果たす栄冠を手にしており、そのポテンシャルの高さをうかがい知ることができます。

ヴィッツGRスポーツGRのスペック

shunpyosさんのヴィッツRS
shunpyosさんのヴィッツRS

エンジンはこれまでのカローラなどと変わらない1.5Lエンジンが搭載されていますが、それでも車重に比べて丁度良いパワーとなっています。国内の道であれば持て余すこともなく、しっかりと使い切ることができるのが魅力の一つとなるでしょう。

5MTCVT
全長×全幅×全高3975×1695×1490mm
ホイールベース2510mm
地上最低高120mm
トレッド F/R1465mm/1450mm
車両重量1060kg
最小回転半径5.6m
乗車定員5名
エンジン型式1NZ-FE
総排気量1496cc
種類直列4気筒
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
内径×行程75.0×84.7mm
最高出力80kw(109ps)/6000rpm
最大トルク136Nm(13.6kgf/m)4800rpm
燃料タンク42L
フロントサスペンションストラット式
リアサスペンショントーションビーム式
駆動方式FF
1速3.1662.480~0.396
2速1.904
3速1.392
4速1.031
5速0.815
後退3.2502.604~1.680
減速比4.3125.356

ヴィッツGRスポーツGRの特徴と言えるのは、最小回転半径の大きさでしょう。クラウンクラスでも4.8mほどの回転半径に対して、5.6mですから、本当に切れないです。立体駐車場などで、回ろうとしたら一旦切り返しをしないといけなくなるレベルです。ただ、このハンドルの切れの悪さも、ボディの補強によるものだったりするので、品質を重視した結果と言えるでしょうね。

ヴィッツGRスポーツGRの価格

スポーツタイプの車を購入しようとすると、どうしても装備が充実したり、走るためにお金が掛かってしまい、販売価格が高くなってしまいます。そんな中、ヴィッツのメリットである販売価格の低さはGRスポーツGRでも発揮されており、他のスポーツカーと比べると割合安く購入することができます。

生産終了となったモデルから購入する場合

storia X4さんのヴィッツNCP91タイヤの画像
storia X4さんのヴィッツNCP91タイヤの画像

現在では新車で手に入れることはできませんが、生産が終了したモデルからもスポーツ走行ができるヴィッツがあります。「初代ヴィッツRS」や「2代目ヴィッツRS」です。RSが付いているモデルは、最高グレードとしてエンジンや足回りが他のグレードと違っていました。

カスタマイズするパーツも豊富に出ており、チューニングベースとして考えても良いでしょう。自分色に染めていくのも楽しそうですね。

初代・2代目ヴィッツRSのスペック

よっさんさんのヴィッツRSの画像
よっさんさんのヴィッツRSの画像

気になるのがスペックとなります。走りにおいて、足回りも然ることながら、気になるのはエンジンのパワーではないでしょうか。コンパクトだからこそ重量が軽く、パワーを如何なく発揮することができるのが、ヴィッツのメリットであり魅力です。

初代5MT初代4AT2代目5MT2代目CVT
全長×全幅×全高3660×1660×1485mm3800×1695×1520mm
車両重量980kg1000kg1040kg1070kg
エンジン型式1NZ-FE
最高出力109ps(80kW)/6000rpm110ps(81kW)/6000rpm
最大トルク14.4kg・m(141N・m)/4200rpm14.4kg・m(141N・m)/4400rpm
種類直列4気筒DOHC
総排気量1496cc
内径×行程75.0mm×84.7mm
燃料タンク45L42L
最小回転半径5.3m5.5m
駆動方式FF
カタログ燃費17.0km/L15.2km/L17.6km/L18.6km/L

初代・2代目ヴィッツRSの中古車市場価格

なおぽんさんのヴィッツNCP13の画像
なおぽんさんのヴィッツNCP13の画像

販売から10年以上経過しているモデルとなるので、中古車として出回っている個体も少なくなってきてはいますが、それでもヴィッツは球数が多くありますので、きっと気に入る一台が見つかることでしょう。価格がだいぶ安くなってきており、スポーツ走行を気軽に楽しむことができる車です。

モデル中古車市場価格
初代5MT0.5万~60万円
初代4AT12.0万~25.0万円
2代目5MT15万~73.0万円
2代目CVT14万~70.0万円

※CARTUNE調べ

CARTUNEユーザーのカスタム事例

CARTUNEに投稿されたヴィッツを紹介していきます!

かいとぅーさんのヴィッツDIYの画像
かいとぅーさんのヴィッツDIYの画像
RyoさんのヴィッツKSP130エアロの画像
RyoさんのヴィッツKSP130エアロの画像
けいきちさんのヴィッツNCP91エアロの画像
けいきちさんのヴィッツNCP91エアロの画像
MASA Fさんのヴィッツの画像
MASA Fさんのヴィッツの画像

まとめ

わたこさんのヴィッツシートの画像
わたこさんのヴィッツシートの画像

コンパクトカーになると燃費を重視して、取り回しが良く、程よく荷物も載せれて、走るということを重視してしまいますが、ヴィッツは走りを重視したグレードも登場しており、現在でも未だに健在です。パワーはあまりありませんが、ボディや足回りに感動を覚えてしまうほどの性能を発揮してくれます。

サーキット走行でもワインディングでも楽しむことができる上、他のスポーツカーと比べて価格が安いので手が届きやすいヴィッツに乗ってみましょう。

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