自動車保険のロードサービス14社比較!補償を充実させるためのポイント4つ | CARTUNEマガジン
自動車保険のロードサービス14社比較!補償を充実させるためのポイント4つ

2025年01月17日 (更新:2025年01月27日)

自動車保険のロードサービス14社比較!補償を充実させるためのポイント4つ

自動車保険のロードサービスの塾実するポイントの画像

「自動車保険のロードサービスを充実させたいけど保険会社でどんな違いがあるの?」

自動車保険のロードサービスを比較するときはレッカーサービス、応急処置、宿泊費用関連、代車・修理後搬送の4つのポイントで見るとよいでしょう。

事故に備えるためには、補償を充実させておきたいですよね。

当サイトでは、保険会社14社を比較し、さらに充実したロードサービスで保険料を抑えるための方法をお伝えします。

【ロードサービス比較の4つのポイント】

  • レッカーサービスはカーライフに合わせた距離が必要
  • 応急処置の充実で日常のトラブルも安心
  • 宿泊関連のサービスで夜中の事故にも備えられる
  • 代車・修理後搬送のサービスは保険会社で大きな差が出る

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ロードサービスとは?充実した補償内容にするための比較ポイント4つ

そもそもロードサービスとは

ロードサービスとは

  • パンク、キー閉じ込み、 レッカー移動など、さまざまなカートラブルに対応するサービスのこと

ロードサービスは、カーライフを送るうえで避けて通れないさまざまなトラブルを解決してくれる強い味方です。

車の故障時のレッカー移動やパンク時のスペアタイヤ交換、ガス欠時のガソリン補給などのサービスが必要な際に作業スタッフが現場にかけつけてくれます。

ロードサービスの比較のポイント

保険会社を選ぶうえで比較するべきポイントが4つあります。

【比較のポイント】

  1. レッカーサービス
  2. 応急処置
  3. 宿泊費用関連のサービス
  4. 代車・修理後搬送のサービス

以下で詳しく見ていきましょう。

4つのポイント別でわかりやすい!14社のロードサービス比較一覧

ロードサービスの4つのポイントを比較した一覧です。

会社名レッカーサービス応急処置宿泊費用関連代車・修理後搬送
チューリッヒ
東京海上日動×
あいおいニッセイ同和損保
イーデザイン損保×
SBI損保
セゾン自動車保険×
損保ジャパン×
ソニー損保
JA×
全労済×
三井住友海上火災
日新火災×
セコム
共栄火災×

ポイントごとに詳しく説明します

レッカーサービス

レッカーサービスの使用例と、無料けん引距離の比較一覧です。

こんなときに役立つ!

自動車保険のロードサービスで高速道路で故障した場合の説明画像

レッカーサービスを利用すると、故障などで車が動かなくなってしまった際に自宅や修理工場まで運んでくれます。

14社の比較一覧(2022年3月現在)

会社名レッカ移動のー無料距離
あいおいニッセイ同和損保300,000円(410km相当)
三井住友海上火災300,000円(410km相当)
損保ジャパン応急処置と合算で150,000円※
東京海上日動応急処置と合算で150,000円
セゾン自動車火災応急処置と合算で150,000円
共栄火災150,000円(205㎞相当)※
ソニー損保100km※
チューリッヒ100km※
JA100km
全労済100km(保険会社手配の場合)
イーデザイン損保100km※
SBI損保50km※
日新火災応急処置と合算で500,000円
セコム

※がついているは、保険会社が指定する修理工場などにレッカー車でけん引する場合は無制限となるものです。

なお、金額で制限を指定している保険会社の相当距離に関しては、JAFのけん引料を参考にしています。※1km730円(税込)で計算

レッカー移動距離に関しては、自宅の近くであれば<b>数kmで済む</b>こともありますし、山の中の事故ともなれば<b>数百kmになる</b>こともあるでしょう。

また、事故が夜中であったり、修理工場が休みの場合などでも<b>距離が長くなる場合</b>があります。

無料のけん引距離を超えると高い移動費用がかかることも想定されます。

自身のカーライフや起こりうる可能性を踏まえたうえで、余裕をもったけん引距離であると安心かもしれません。

応急処置

応急処置とは、基本的にはバッテリー上がりの対処、キー閉じ込み時のカギ開け、パンク時のスペアタイヤ交換などのことです。

自動車保険のロードサービスで対応できる応急処置の例の画像

こんなときに役立つ!

自動車保険のロードサービスでバッテリー上がりの場合の説明画像

バッテリーが上がって車が動かなくなってしまったときなど、日常で起こりうるさまざまなトラブルのサポートをしてくれます。

14社の比較一覧(2022年3月現在)

会社名応急処置ガス欠時のガソリンの補給落輪
イーデザイン損保利用回数無制限10Lまで無料
チューリッヒ時間無制限10Lまで無料
SBI損保30分まで無料10Lまで無料雪の場合も◎
セゾン自動車火災レッカーサービスと合算で150,000円まで無料10Lまで無料クレーン作業も◎
あいおいニッセイ同和損保30分まで無料10Lまで無料
ソニー損保30分まで無料ガソリン代は有料、最大10Lまで無料
全労済30分まで無料10Lまで無料
三井住友海上火災30分まで無料10Lまで無料
セコム30分まで無料ガソリン代は有料、最大10Lまで無料
共栄火災30分まで無料10Lまで無料
東京海上日動レッカーサービスと合算で150,000円まで無料10Lまで無料
JA30分まで無料ガソリン代は有料
日新火災レッカーサービスと合算で500,000円まで最大10Lまで無料
損保ジャパンレッカーサービスと合算で150,000円まで(30分程度)10Lまで無料クレーン作業も〇

応急処置は、利用回数や作業時間の制限があるものが多いですが、保険会社によってサービスが手厚くなっているものもあります。

日常の車両トラブルへの補償を充実させておきたい人にとっては差が出るところでしょう。

宿泊費用関連

宿泊や帰宅費用についての補償例の一覧です。

こんなときに役立つ!

自動車保険のロードサービスで夜間移動中の故障した場合の説明画像

車の故障等により帰宅が難しい場合の宿泊費用や、帰宅に必要な公共交通機関の交通費を補償してくれます。

14社の比較一覧(2022年3月現在)

会社名宿泊ペット宿泊帰宅費用旅行キャンセル費用
チューリッヒ1泊全額/1名1泊分+交通費全額
ソニー損保1泊全額/1名1泊分+交通費(最大1万円)全額
日新火災1泊30,000円/1名50,000円/1名
SBI損保1泊15,000円/1名全額
あいおいニッセイ同和損保15,000円/1名20,000円/1名
セコム1泊10,000円/1名20,000円/1名
共栄火災1泊10,000円/1名20,000円/1名
セゾン自動車火災10,000円/1名20,000円/1名
損保ジャパン10,000円/1名
東京海上日動
イーデザイン損保
JA
全労済
三井住友海上火災15,000円/1名20,000円/1名

ロードサービスの中で自動車保険会社によって大きく違いが出てくるのが、宿泊費や目的地までの移動費などのサポートです。

代理店型の保険会社に比べ、通販型の自動車保険会社の方が宿泊費や交通費のサポートは手厚く補償されています。

特にチューリッヒは宿泊費用や自宅への交通費だけでなく、事故や故障が原因で旅行に行けなくなった場合のキャンセル料金も補償してくれます。

代車・修理後搬送

代車・修理後搬送についての補償例一覧です。

こんなときに役立つ!

自動車保険のロードサービスで旅行で故障した場合の説明画像

自宅から離れた場所で車を修理した場合にかかる費用や、代車・レンタカーを利用する際にかかる費用を補償してくれます。

14社の比較一覧(2022年3月現在)

会社名代車・レンタカー修理後搬送費用引き取り費用
あいおいニッセイ同和損保レンタカー費用15~30日分引き取り費用と合算で150,000円まで修理後搬送費用と合算で150,000円まで
ソニー損保レンタカー24時間の基本料金全額10,000円まで
チューリッヒレンタカー24時間の基本料金全額片道1名分の交通費
三井住友海上火災レンタカー費用1日7,000円(最大15日間)引き取り費用と合算で150,000円まで修理後搬送費用と合算で150,000円まで
SBI損保レンタカー最大24時間全額片道1名分の交通費
共栄火災諸費用と合算で150,000円まで片道1名分の交通費
セコムレッカーサービスと合算で200,000円まで
東京海上日動
イーデザイン損保
セゾン自動車火災
損保ジャパン
JA
全労済
日新火災

代車補償や車両搬送費用を負担してくれる保険会社は少ないですが、これらを補償してもらえるとありがたいですよね。

14社のロードサービスを比較しましたが、実際にかかる保険料を知るためには見積もりを取ることが必要です。

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等級や保険料はどうなる?自動車保険のロードサービスのポイント2つ

自動車保険のロードサービスを知るうえで押さえておきたいポイントが2つあります。

【自動車保険のロードサービスのポイント】

  1. ロードサービスを外しても保険料は安くならない
  2. ロードサービスを利用しても等級は下がらない

ロードサービスは、自動車保険に無料で付帯されている場合がほとんどで、ロードサービスを保険から外して、保険料を安くすることはできません。

また、自動車保険のロードサービスを利用しても等級は下がりません。

またロードサービスを利用したからといって保険料が上がることもないので安心してください。

保険料が上がるのは保険金請求を行い等級が下がった場合のみなので、ロードサービス単体を利用して保険料が上がることはありません。

JAFのロードサービスでも補償は充実しない?加入するメリット2つ

JAFのロードサービスの内容って実は保険会社に無料で付帯されているロードサービスとそんなに変わらないんです。

ではなぜJAFに加入する人が多いのか、JAFのサービス内容とJAFに加入するメリットも一緒にご紹介していきます。

ロードサービスでチェックしたい大切なポイント

ロードサービスを考えるうえで大切なポイントは

  1. 自動車保険とJAFの2つの種類がある
  2. 費用は自動車保険とJAFで違う
  3. 保険会社どうしでもJAFと比較しても補償内容に違いがある

以上の3つです。

一般にロードサービスは自動車保険に無料で付帯されている場合と、JAFに加入する場合とがあります。

自動車保険とJAFでは、費用や補償内容にも違いがありますし、補償内容に関しては保険会社どうしでも違いがあります。

費用は安い方がいいですし、トラブルなど困ったときに助けてくれるサービスなので、補償が充実しているに越したことはありません。

最適なロードサービスを見つけられるように、以下ではJAFのロードサービスについて、費用や補償内容を比較しながら詳しく説明します。

JAFのロードサービス内容

サービス内容料金
バッテリー無料
ガス欠燃料代実費
パンク無料
キー閉じ込み無料
落輪無料
レッカー(15km以降は1km730円)

上記のサービスは、自動車保険のロードサービスとほぼ変わりません。

しかし、ガス欠の際の燃料費は保険会社の場合、ほとんどが10Lまでは無料で付いてきます。

けん引距離に関しても、15kmまで無料というのは保険会社に付帯しているロードサービスと比べると、短いといえます。

ちなみに15kmは、だいたい車で15分ほど走った距離にしか相当しないので、多くのケースで追加の料金がかかってくることも頭に入れておきましょう。

JAFの会員の特典2つ

JAFのロードサービスだけ見てみると、JAFに入るメリットってそんなにないのかも…と思う方も出てくるかもしれません。

しかし、JAFの魅力はロードサービスだけではないんです。

【JAF会員ならではの特典2つ】

  1. 自動車保険+JAF会員の場合、サービス内容がUP
  2. 全国どこでも使えるグルメ割引やガソリン割引がある

自動車保険+JAF会員の場合、以下のようなサービスのランクアップができます。

※例:損害保険ジャパン(株)

おもなサービス内容JAF+保険付帯サービス保険付帯サービスのみ
部品代・消耗品代4000円まで損保ジャパンが費用負担自己負担
燃料切れ回数制限なし回数制限あり
ガス欠時のガソリン代無料サービス1保険年度に2回1保険年度に1回
パンク応急修理対象対象外
タイヤチェーンの着脱対象対象外
自然災害に起因した事故・故障対象一部対象

このように、部品代や消耗品代を少しでも負担してくれるのはありがたいですよね。

また、グルメ割引は指定の飲食店での食事代が500円引きになったり、15%引きになったりします。

この割引制度のおかげで、年間を通してみると年会費を上回る割引を受けることも可能です。

JAFは不要?自動車保険との違い4つと加入が必要な人の判断基準

無料で付帯されるロードサービスとJAFの大きな違いは

  • サービス対象
  • 利用回数
  • 自然災害時の適応の有無
  • 会費の有無

の4つです。

自動車保険に付帯している無料のロードサービスだけでなく、JAFにも加入するべきなのか迷っている方も多いと思います。

では、JAFのロードサービスは保険会社のロードサービスと具体的に何が違うのか、見ていきましょう。

JAF保険会社のロードサービス
サービス対象会員のみ契約車両および被保険者
利用回数無制限契約期間中1度まで
自然災害対応可能対応不可
会費の有無入会費・年会費が必要有料

では、サービスの対象の違いから以下で詳しく解説していきます。

サービスの対象の違い

JAFのロードサービスの対象となるのは、JAFに加入している会員です。

例えば、友達の車、会社の車、レンタカーを運転しているとき、または同乗しているときに事故にあってしまった!そんなときでもJAFに加入していればロードサービスを利用することができます。

ですので、自分がよく他人の車を運転する、という方はJAFに加入しておいた方が安心でしょう。

一方、自動車保険会社に付帯しているロードサービスの対象は、契約している人ではなく、契約している車になるので、運転している人に関わらず契約車が事故にあった場合はサービスを利用できます。

サービスの利用回数制限の違い

自動車保険に付帯しているロードサービスは、基本的に1年間に1回しか利用することができませんが、JAFに加入していれば1年に何回でもサービスを利用でき、新たに費用がかかることはありません。

しかし、15kmを超えてのけん引(15kmを超えた場合、1kmごとに730円)や、燃料代は実費になりますのでご注意ください。

※自動車保険会社の利用回数の制限内容は、各種保険会社によって異なります。

自然災害による事故への対応

保険会社は自然災害の場合、ロードサービスの対応をしていませんが、JAFは自然災害でも対応してくれます。

正確には、保険会社に加入している場合でも、車両保険を付けていれば土砂災害や車が水没した際に保険がおります。

しかし車両保険を使った場合、翌年の自動車保険加入時に等級が1等級下がり、翌年以降の保険料が上がってしまいます。

その点JAFは等級を気にすることなく、サービスを利用できるので便利ですね。

会費がかかるかどうか

最大の違いともいえるのが、入会費がかかるかどうかです。

自動車保険のロードサービスの多くは無料で利用できますが、JAFは入会費と年会費が必要になります。

ちなみにJAFの入会費と年会費は以下のとおりです。

入会費年会費
個人会員2000円4000円
家族会員(個人会員1人につき5人まで)無料2000円
法人会員2000円2000円(法人特定会費)

※非課税

個人会員の場合、ネットから申し込んだり、2年分一括で申し込んだりすると、500円安くなるなどの割引制度もあります。

また、個人会員と家族会員・法人会員には利用できるサービスに若干の違いがありますのでご注意ください。

【個人会員のみ利用できるサービス】

  1. モータースポーツライセンス取得
  2. 一時的な休会
  3. 永年会員特典

安心も保険料も譲れない!安くても補償を充実させるための方法

【ロードサービスのまとめ】

  • ロードサービスは各保険会社やJAFでサービス内容に差がある
  • 自動車保険のロードサービスは外しても使っても保険料は変わらない
  • 各社で充実度が異なるので比較することが大切
  • JAFには自動車保険にないメリットがある

ロードサービスはほとんどの自動車保険に無料で自動付帯されているため、自動車保険のロードサービス付帯を外しても、保険料を安くすることはできません。

保険料を抑えるには、ロードサービス以外の特約などを見直してみるという方法もあります。

また、自動車保険の見直しで簡単に複数会社の料金を比較するには、一括見積もりという方法もあります。

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