2024年03月16日 (更新:2024年03月19日)
運転中の花粉症をやわらげたい!車の中の花粉症対策実例集
春と秋は花粉症に苦しめられる季節。運転に集中できなくて困っている方へ、車の中での花粉症対策を紹介します
車内で花粉症をやわらげる方法
毎年春と秋にやってくる花粉症。クシャミや鼻水が止まらず、運転に集中できなくて困っている方も多いはず。
車の中は密閉されているため、しっかりと対策すれば花粉症をやわらげることができます。車内で花粉症を和らげる方法には、次のようなものがあります。
- 乗る前に花粉をはらい落とす
- 車内を徹底的に掃除する
- エアコンフィルターを交換する
- 空気清浄機を導入する
乗る前に花粉をはらい落とす
車内での花粉症を和らげるには、まず花粉を車内へ持ち込まないことが重要です。乗車前に服にコロコロをかけたり、手でしっかり払って取り去っておきましょう。
また、花粉は髪の毛にもかなりの量が付着しています。特にロングヘアーの方は、乗車前に花粉を落とせるブラシなどで髪の毛から花粉を取り除いておきましょう。
霧吹きで静電気による吸いつきを防ぐ
静電気は水分があると別のところ(空気中)へと離れやすくなる性質があるため、服や髪にポータブル霧吹きでほんの少しの水を吹きかけることで、静電気をおさえて花粉を手早く払い落とすことができます。精製水を入れておけば、ガラスや内装の拭き掃除にも使えて一石二鳥。
車内を徹底的に掃除する
車内での花粉症を和らげるためには、車内がクリーンであることも必須条件です。次のようなことを行って車内を徹底的にきれいにしましょう。定期的に行うのがベストですが、花粉のシーズンがはじまるときに一度きれいにするだけでも効果があります。
- フロアマットを洗う
- 髪の毛やほこりを取り除く
- 掃除機をかける
- シートにコロコロをかける
- 車内を水拭きする
フロアマットを洗う
足元にあるフロアマットを取り出し、ホコリをしっかりと払い落としましょう。エアコンの内気循環は空気を助手席の足元から吸っていることが多く、フロアマットをきれいにすることで車内に循環する空気をクリーンにすることができます。
髪の毛やほこりを取り除く
歯ブラシや固めのブラシを使用して、すき間やドリンクホルダー内に溜まっているホコリや髪の毛を取り除きましょう。ホコリや髪の毛は花粉症とは関係がないと考えがちですが、ホコリや髪の毛には花粉が絡まり、車内に花粉がたまる要因になります。
掃除機をかける
フロアマットを取り外し、大きなホコリや髪の毛を取り除いた状態で掃除機をかけましょう。このとき、掃除機をルーフ(屋根)の内張りにもかけるのがコツです。クシャミの原因となる細かな砂や花粉を含んだホコリをしっかりと除去することで、車内がクリーンな状態を長く保つことができます。
シートにコロコロをかける
掃除機をかけるだけでなく、シートなどの布部分にコロコロをかけるのも効果的です。座面や背もたれ部分はもちろんですが、髪の毛が接するヘッドレストにもしっかりとコロコロをかけましょう。
車内を水拭きする
ダッシュボードなどのプラスチック内装のホコリは、水拭きで綺麗に拭き取りましょう。ナビなどの電子機器には特に付着しやすいですが、水分を含んだ布で拭くことで静電気をおさえ、きれいに取り除くことができます。
カー用品店や専門店で車内清掃をお願いする
車内をきれいにしたいけど、掃除機を持ち出すのは大変だしそもそも外で作業したくない…。そんな方にはカー用品店やコーティング専門店の車内清掃プランがおすすめです。プロの手で車内を徹底的に掃除してもらえるのに、値段は¥3,000程度。30分の待ち時間で花粉やホコリを徹底除去してもらえます。
エアコンフィルターを交換する
車のエアコンには、車内へ外気を取り込むときにホコリなどが入らないよう、エアコンフィルターが装着されています。このフィルターは花粉も除去できる性能があり、年に一度交換することで車内を快適な状態に保つことができます。ずっと内気循環を続けるのは眠くなるため危険です、花粉症でもしっかり外気を取り込めるようエアコンフィルターの交換を行いましょう。
空気清浄機を導入する
車内での花粉症を和らげるには、USB電源で動く車用の空気清浄機もオススメです。特にプラズマクラスター内臓の空気清浄機は花粉症持ちのドライバーに大好評。値段も1万円前後で、年中車内を綺麗にできると考えればおトクな選択です。
まずは一度車内をきれいにしてみよう
車内でできる花粉症対策はダッシュボードの水拭きやコロコロが代表的ですが、まずは車内を一度徹底的にきれいにすることが大切。車内の環境をしっかりと整え、花粉症が起きない環境へ近づけていきましょう。