2021年11月26日 (更新:2021年11月26日)
”車をきっかけに人と人を繋いでゆく”【第1回 逹祭】イベントレポート
車をきっかけとしたコミュニケーションの場を提供することを目的としたイベント!富士スピードウェイで初開催となった逹祭の会場レポートをお届けします!
人と人の繋がりを
冬の足音が近づいている11月下旬。澄んだ空気の中、色づいた木々は落葉が進み、季節の変わり目を感じながら会場である富士スピードウェイを目指します。
明け方には少し雨が通ったようですが、イベントがスタートする頃にはすっかり太陽が顔を出し、風がやや冷たいものの存分にイベントを楽しめる天気となりました。
今回取材にお邪魔させていただいたイベント「逹祭(だっさい)」は、個人チームである「team da.tohru」が主催・運営する【車をきっかけに人と人を繋いでゆく】をテーマとしたカーミーティングイベントです。
一般のオーナーによるオールジャンルの車両展示をメインとし、各種アワード、アーティストによるパフォーマンス、モデル撮影、企業による出展ブース、賞品をかけたイベントゲーム、オーディオアピールタイム等、盛り沢山のコンテンツが用意されています。
メインステージの脇にはオーディオ兼ステージスピーカーとして、カスタムカーショップ「B-ダッシュ」のデモカーを配置。一般的なステージスピーカーよりも迫力満点で会場を盛り上げてくれるナイスアイデアです。
開会式 - イベントスタート
午前9時過ぎ、メインステージでは開会式がスタートしました。イベントや当日のコンテンツの紹介、またイベントの主催であるteam da.tohruの代表による挨拶などが順々に行われていきます。
開会式の締めには集合写真の撮影タイム。イベントの参加記念に、チームの宣伝に、みなさん思い思いのポージングでハイ、チーズ!
愛車xモデル撮影
イベント当日はスペシャルゲストとして、モデルとして活躍されているAiさんが来場。エントリーされたオーナーさんが声をかければ気軽に愛車と撮影させていただけるチャンスともあり、開会式後は多くの方が普段できない愛車xモデル撮影を楽しまれていました!
イベントゲーム
12時を過ぎると、なにやらメインステージが再び賑やかになってきました。早速足を運んでみるとエントリーしているオーナー以外でも参加料を払えば誰でも参加できるイベントゲームがスタートしたようです!
用意された賞品をゲットするため勇敢なチャレンジャーが続々と手を挙げていきます。
ラムネ早飲み対決
第1ゲームはラムネの早飲み対決。開封から飲み終わるまでのタイムで競います。炭酸による刺激に耐えながら、瓶の中のビー玉をうまくかわして飲み続けなければならず予想以上にみなさん苦戦していました。
側から見ているだけでもお腹が苦しくなりそうです。みなさんすごい!
握力対決
第2ゲームは握力対決。まずはじめにモデルのAiさんに握力を測定してもらい、Aiさんの記録に近ければ近いほど上位入賞というもの。
もちろんAiさんの記録は結果発表まで公表されないので、参加者のみなさんは握力を想像して力加減を調節していました。
大人だけでなくお子さまのチャレンジャーの姿も。展示車両オーナーだけでなく、家族や友人などお連れ様も揃ってイベントを楽しめるのがいいですね!
オーディオアピールタイム
13時になると、MCのアナウンスにより大音量の音楽が会場を賑わせ始めます。そう、参加者によるオーディオのアピールタイムがスタートしました。
予めオーディオアピール参加車両は会場の両端に配置され、会場を包み込むようにスピーカーが向けられています。みなさんこの日のために用意してきた自慢のオーディオを存分にアピールします。
他の参加者も普段体験できない迫力満点の音圧を各々に楽しまれていました。
ここまでの音量が許される場所も少ないですから、流す側も聴く側も本当に貴重な時間を過ごせたのではないでしょうか。これからもこうした貴重な場を続けられるよう、マナーよく行っていければ良いですね。
主催者インタビュー
ここからは逹祭について、主催チームのteam da.tohruよりkick21picさんへのインタビューをご紹介します!
逹祭の趣旨や目的を教えてください!
車での出会いになりますが、”車以外でも人と人との繋がりを深める為のきっかけ作りの場所がほしい”と思い開催致しました。
きっかけは車でも、それ以上の仲になることも珍しくないですよね!
”逹祭”というイベントタイトルに決定した経緯や想いがあればお聞かせいただけますか?
team da.tohruの名称から当初はda.tohru祭りとしておりましたがもう少し分かりやすくインパクトがあった方が良いと意見が上がった為、
- da.tohru祭り (team da.tohru感謝祭)
- → da.祭り (文字を省略し簡素化)
- → 達祭 (da.を友達の達と掛けて友達を作って頂く祭りと言う意味で)
- → 逹祭 (達を幸せに変えて逹へ変更)
と言う様に少しずつ変化させました。
なるほど、チーム名とみなさまの想いが組み合わさって辿り着いたタイトルだったのですね!僕はてっきり友達の”達”と今まで勘違いしていました...申し訳ありません。
ところでイベントということもあって、参加のハードルはやはり高いのでしょうか?
そんなことは全くありません!年齢性別問わず車の所有の有無も関係なく当日会場に車を持ち込んで頂ける方・見学に足を運んでいただける方の全ての皆様にご参加いただけます。
それはホッとしました。イベントへの参加を検討・悩まれている方へのメッセージがありましたらお願いします!
逹祭は車のカスタム度合いを注視しておりません。 ノーマル車両からスペシャルなカスタム車両まで全ての車好きなオーナー様が集まり普段出会えない人達との関係を深め繋がる為のMTなので誰でも気軽に参加できます。
確かに今日の参加車両も、オールジャンルでカスタムの度合いも様々ですね。
当日、会場に車両を展示して頂ける皆様が主役です。 僕らはそれをお手伝いするだけのきっかけ役ですので、是非ともお気軽に参加して頂き全国各地のお友逹を作って頂きたいと思います。
イベントが異なると参加者も変わりますし、新しい仲間も見つかりそうですね!今回は初回ということもあり、今後の発展がますます楽しみです。kick21picさん、貴重なお時間をいただきありがとうございました!
まとめ
展示あり、オーディオあり、ゲームありと、参加者同士のコミュニケーションを生む機会がたくさん用意されており、まさに「車以外でも人と人との繋がりを深める為のきっかけ作りの場所」が実現されていたのではないでしょうか。
あいにく時間の都合で閉会式の模様は撮影できませんでしたが、イベント中の投票の結果よりアワードの表彰も行われていました。受賞された参加者のみなさま、誠におめでとうございます!
本記事でイベント会場の雰囲気が少しは伝わりましたでしょうか。今後開催されるであろう第2回、さらにその後の逹祭への参加のきっかけになれば光栄です。逹祭の益々のご発展を祈念し、本記事を終えたいと思います。
第1回 逹祭
- 開催日時:2021年11月23日(火) 9時〜15時
- 会場:富士スピードウェイ イベント広場
- 参加台数:222台
- team da.tohru:kick21picさん
- 主催:team da.tohru
イベントギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)