フルノーマルから仕上げた「ER34 nismo」仕様!希少パーツのオンパレードはまさに垂涎モノ!【スカミューオフ】 | CARTUNEマガジン
フルノーマルから仕上げた「ER34 nismo」仕様!希少パーツのオンパレードはまさに垂涎モノ!【スカミューオフ】

2021年08月06日 (更新:2022年08月04日)

フルノーマルから仕上げた「ER34 nismo」仕様!希少パーツのオンパレードはまさに垂涎モノ!【スカミューオフ】

今回の34はワイドなアルミをさらっと純正フェンダーで履きこなす完成度の高い1台。R34オーナー垂涎物のレアパーツの数々も必見です!

愛車&オーナー情報

  • 車種:日産 スカイライン GT-t(ER34)
  • 年式:2000年(平成12年)
  • 走行距離:150,000km
  • ボディカラー:QT1 ホワイト3P
  • オーナー:まーしー
  • 所有年数:6年

実は2台目の34

今回ご紹介するER34、実はオーナーにとっては2台目のR34だそうだ。15年ほど前に最初のER34を購入。当時ER34でD1出場し一世を風靡したのむけんこと野村謙氏の影響を受け、34を購入したそう。その当時の貴重な写真をオーナーのガレージにも投稿いただいているのでぜひチェックしてみてほしい。張り出しエアロを装着し、当時ののむけんのER34を彷彿とさせる。

その後結婚を機に1台目の34を手放し一度ミニバンへ乗ったものの、やはりもう一度乗りたいということで今の34を手に入れたそうだ。子育ても今のER34と共に特に不自由なく行なってきたとのこと。やはり好きな車に乗り続けることは日々のモチベーションにも繋がるし、とても素敵なことだと思う。

ホイールからスタート

2台目となる今の34を購入した時はフルノーマル。そこからオーナーがコツコツと仕上げてきたこだわりの1台である。隅々まで手を入れられているが、一番最初のカスタムを尋ねてみるとホイールから入ったそうだ。”オシャレは足元から”なんて言葉がファッションでも言われるが、車においても印象を大きく変えるホイールは重要なカスタムポイントの1つである。

当時選んだのはWORK EMOTIONのXD9。それから脚を交換して下げて乗り、次第に目標とする形が定まってきてエアロや内装などを少しずつ進化させて今の状態になったそうだ。

nismo仕様というこだわりを持って作られた外装周りは、フロントバンパーにnismoのZ-tune、サイドとリアはイーストベアー、ボンネットはR-tuneフードを装着。またフロントのアンダースポイラーにはワンポイントに赤いラインを取り入れnismoコンプリートカーさながらの雰囲気だ。

ただし一言加えておきたいのは、オーナーのER34のようにここまで全体が仕上がった状態だからこそ雰囲気が出るということ。ただ闇雲に取り入れてはバランスを崩してしまいかねない。

レアなパーツが盛り沢山!

今となっては34のパーツはほとんどレアもの状態だが、それでもまーしーさんの34には、他の34オーナー垂涎もののレアなパーツが満載だ。

まずは写真のnismoのトランクスポイラー。当時からあまり多くはなかった印象だが、今となっては装着車両をなかなか見かけない上に、中古市場にもほとんど出回っていない。オーナーもお気に入りポイントの1つだそうで、nismoプレートが眩しい逸品だ。

お次はnismoのフルスケールメーター...もそうなのだが、純正オプションで設定されていたカーボンメーターパネルだ。メーター内のパーツということもあってなかなか単品で出回ることも少なく、それこそ今出回ればそこそこの予算を用意しなければゲットできない代物。AT用とMT用があり、MT用はほとんど出回っているのを見たことがない。社外品のパネルや類似の安価な品もあるが、やはり「純正オプション」という肩書きはオーナーにとって価値のあるものである。

取材スタッフがこの日一番驚いたのがコレ。nismoのスポーツシートだ!

そもそもnismoのシートがあったなんて、存在を知らない方も多いかもしれない。しかも、年式相応のスレはあるもののまさに”極上当時物”。オーナーが装着した当時はそこまで高価ではなくそこそこ出回っていたようでなんとも羨ましい。

ER34ターボ純正の内装色とも非常によくマッチしており、ドレスアップ度も満点。ただでさえ中々お目にかかれないアイテム、目の前でこんなにも綺麗な物を拝見させていただいて、この日取材に伺えたことを本当に幸運だったと思う。

こだわりのナローフェンダー

オーナーの34は決して”GT-Rルック”を目指したわけではなく、自身のかっこいいと思うものを1つ1つセレクトしていった結果だそうだ。その結果として”ナローフェンダー”というこだわりがある。4ドアでもGT-Rのようにブリスターフェンダーを装着可能ではあるが、まーしーさんはセダンならではのボディラインを生かした形だ。

現在のホイールはYOKOHAMAのADVAN Racing GT。19x10.5J+15と19インチのMAXサイズを、ER34純正フェンダーに通しで履きこなしている。しかもアーム類は純正のままというから驚いた。イーストベアー製のフェンダーアーチを装着しているとはいっても、このサイズを無理してる感を出さずに履いている姿がなんともかっこいい。

あえてセンターキャップを装着せず、ハブリングを移植したGT-Rブレンボのゴールドと合わせているあたりも芸が細かい。こうした細かいポイントが全体の完成度をグッと高めてくれる。

このホイールにたどり着くまでは、初めに装着したXD9以降、RAYSのTE37、nismoのLM GT4を1年周期で交換してきたそうだ。聞いているだけで涎が出そうなラインナップである。

次回はぜひエンジンルームも拝見したい

今回も本当に素晴らしいER34を拝見させていただいて光栄だった。完成度の高さはもちろんのこと、貴重なパーツの数々に終始ワクワクしてしまった。

後日まーしーさんの投稿を覗くと、「エンジンルームも見せればよかった」との書き込みが。何やらこちらにもこだわりが詰まっているようで、次の機会があればぜひ拝見させていただきたい。

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