2021年01月17日 (更新:2022年08月04日)
ワンオフパーツを各所に用いたオリジナリティ溢れるジェイド!【ジェイドオフ】
オリジナリティを保ちつつカスタムを楽しむために、ワンオフパーツを多数製作している今回のオーナー。それらは市販されたら人気アイテムになること必至。参考にしたいカスタムアイデアがたくさん詰まったジェイドをご紹介します!
愛車&オーナー情報
- 車種:ホンダ ジェイド RS
- 年式:2018年(平成30年)
- 走行距離:31,433km
- ボディカラー:B553P コバルトブルーパール
- オーナー:おーちん
- 所有年数:2年6ヶ月
思い切って色味のあるボディカラーに
特に車を趣味とする人ではなくても、車を買うときに絶対に選択することになるボディカラー。みなさんが今の愛車のボディカラーを選んだ理由はなんだろうか。
これまでずっと白やシルバーといった、色味のないボディカラーの車を乗り続けてきたというオーナー。車を乗り換えるのはあと何回あるかわからない、という理由から、ジェイドの購入時は思い切ってブルーを選択したそうだ。後期のジェイドにはカタログカラーにもなっているオレンジがあるが、流石にちょっと明るすぎて...となったよう。ジェイドの”コバルトブルーパール”は紺色寄りの深みのあるブルーで、今まで無彩色ばかり選んでいたけどカラーのある色に乗ってみたい!という人にはうってつけの色かもしれない。
この日は日差しもあったため綺麗なブルーの発色を捉えられたが、明かりの少ない環境や夜間はほとんど黒に見えるそう。そんな2つの表情を楽しめるボディカラーをオーナーはとても気に入っている様子だった。
足元にはWORK LANVEC LM1を装着。実はコレ、以前別の記事でも紹介させていただいた「もっさんさん」から譲り受けたホイール。同氏がホイールを買い換える際に声をかけ、試しに愛車へ合わせてみたところ良い雰囲気だったのでそのまま購入させてもらったそうだ。深みのあるボディのブルーと、少し暗めのシルバーがよく似合っている。
サイズはフロントが19x8.0J+38、リアが19x9.0J+37で、それぞれ+15mmのワイドトレッドスペーサーをセットしてちょうど良いツラ具合に仕上げられている。ちなみに脚にはBLITZのZZ-Rが装着され、程よいローダウン具合だ。
一度粉々になったリップを...
現在装着しているリップは、中華製の後期バンパー用のフロントリップスポイラー。少し前に事故で破損してしまって、一時は「もう直すの無理かな...」というほどバラバラに割れてしまったそう。取材時にそのときの写真を拝見させてもらったが文字通り粉々で、今取り付けられているリップと同じものとは思えない状態だった。
粉々になった破片をなるべく拾い集め、溶着やパテを駆使して、さらにはビスやボルトを埋め込んで、なんとか現在の状態までDIYで復活させたそうだ。本当、ジェイド乗りのみなさんのDIYスキルの高さには頭が上がらない。
そもそもなぜそこまでして直したのかというと、実はこのリップスポイラー、もう売っておらず入手が難しいという理由があった。それゆえ他の後期ジェイドのオーナーの中でも欲しがる人が多いアイテムで、そう簡単には廃棄できなかったのだ。
こちらは無限のリアスポイラー。ジェイド純正のリアスポイラーの上に取り付ける形状となっていて、案外装着率が低くあまり被らないためオーナーもお気に入りのアイテムだそうだ。中央の無限エンブレムも後続車へアピールするとともに、所有欲を高めてくれる。
オリジナルテールを作成中
現在装着しているテールも、純正ベースに加工を施したもの。バックドア側の赤いレンズ部分も点灯するようにLEDを仕込み、かつLEDの粒々感が出ないよう赤と白のアクリル板を用いたこだわりの仕様となっている。
そして中華製のテールをベースにしてLEDシリコンチューブを埋め込んだテールも製作中とのこと。最近の車によく見られる”ライン状”に点灯するデザインで作っているそうだ。この取材の時点でベースはできていて、残りは配線作業をするだけという状況だった。(この取材の後日完成したようで、CARTUNEへ投稿いただいた)
その写真がこちら。ライン状に点灯してとてもスタイリッシュな雰囲気へと変化している。詳しくはオーナーの投稿をチェックして欲しい。
他のジェイドオーナーからも「かっこいい!」「新しいテールが発売されたのかと思った!」と、注目度や完成度も抜群。でも本当にこれは量産できたら、欲しがる人が多そうだ。
オリジナルのコンソールパネル
「これ昨夜まで作ってたんですよ!」
と見せてくれたのが内装のコンソールパネル。ネイビーのスエードが貼られた部分だが、なんとMDF板を用いて自作したものだそうだ。はじめはブラックのスエードだったようだが、周辺のピアノブラックのパネル部分も傷が目立つためもともとブラックのスエードを貼り付けており、その部分と差別化するためにネイビーに貼り替えたそう。
合わせてAピラーパネルもブラックスエード化されている。やはりこの部分が黒いと車内が引き締まった印象に変わる。
今回紹介仕切れなかった部分にもオーナーこだわりのカスタムがたくさん施されており、心からジェイドのカスタムを楽しんでいることが伝わってきた。これからも様々なアイデアを形にしてカスタムを楽しみながら、他のジェイドオーナーにその情報を発信してカスタムの楽しさを伝えていってほしい。
- オーナーのマイガレージ
- 取材イベント:2020年12月 ジェイドオフ
ギャラリー
(photo:CARTUNE運営 Hiroki)