「他に誰もやっていないことをやりたい!」ワンオフ外装が待ち遠しいブルージェイド!【ジェイドオフ】 | CARTUNEマガジン
「他に誰もやっていないことをやりたい!」ワンオフ外装が待ち遠しいブルージェイド!【ジェイドオフ】

2021年01月11日 (更新:2022年08月04日)

「他に誰もやっていないことをやりたい!」ワンオフ外装が待ち遠しいブルージェイド!【ジェイドオフ】

”いじらないつもりで購入した、だけど気づけば...”今回紹介するオーナーのジェイドも、車好きなら誰もが同意しそうなそんなストーリーがありました。パートナーの説得を乗り越え、オリジナリティを追求したカスタムは話を伺うだけでもワクワクさせてくれます!

愛車&オーナー情報

  • 車種:ホンダ ジェイド RS
  • 年式:2017年(平成29年)
  • 走行距離:31,324km
  • ボディカラー:B553P コバルトブルーパール
  • オーナー:じぇー
  • 所有年数:3年3ヶ月

車好きあるある

ジェイドの前には軽に乗られていたというオーナー、子どもが生まれたことを機に軽だけでは厳しいという話になり、はじめに欲しかったのはラグレイトだったそう。ホンダで働く友人に尋ねるとラグレイトを扱っていると聞き、早速足を運んで話を聞いたが「大きすぎて対応できるリフトがないから、整備はできない」と告げられてしまった。その時代わりにと提示されたのは、ステップワゴン、オデッセイ、そしてジェイドだったそうだ。

過去に行事でオートサロンへ行く機会があり、その時オーナーはRBのオデッセイに乗られていた。ちょうどその年にジェイドが発表され、それまで現行車にはあまり興味が湧かなかったオーナーも「ジェイドならありかも」と感じていた。そうしたこともあった中で、奥様のGOも出て友人の後押しもあり、ジェイドを”いじらない予定で”購入したそうだ。

ちなみにボディカラーのブルーを選んだ理由を伺ってみた。

当時ジェイドの展示車が数少なく、実際の色味を見られる機会がなかったそう。白や黒は安定だけどちょっとつまらない。奥様の意見としては白かプレミアムディープロッソパールだったものの、後者は実車を見れないにしては攻めすぎ...ということで、最終的には「前期ではRSの限定色だったからブルーにしたんです」と聞かせてくれた。

その後ルーフをブラックにすることも目論んでいたそうだが、ジェイドを購入した半年後に後期が登場し、ブルーは定番色に。しかもルーフブラックの2トーン色まで登場し、「ちょっとタイミングが悪かった」という少々切ないエピソードもあった。

唯一OKの出たホイール

納車から少し経って冬シーズンになり、純正のホイールはスタッドレスタイヤへ交換。そして冬シーズンが終わる頃...夏用のホイール&タイヤがない!!「じゃぁそれなら買おう」となってカスタムがスタート。そして「これホイールが収まらないから車高調も買わないと」と芋づる式にカスタムが進んでいったそうだ。いや、冷静に考えれば収まるホイールを買うべきところだが、きっちりローダウンサイズを購入しているあたりはさすがである。

とはいってもはじめはホイール交換に対しても奥様は猛反対。なんとか説得を重ねてデザイン・カラーともにOKが出たのが、現在履いているWORK EMOTION T7R 2Pだったそうだ。他に同社のZEASTやSeekerも候補だったそうだが、残念ながらそれぞれ奥様の好みには合わなかったようである。

ちなみにT7Rのサイズはフロント19x9.0J+25、リア19x9.5J+25に前後とも+5mmのスペーサーをセット。確かに純正車高では到底入りそうにないサイズだが、やっぱりこのサイズだからこそのリムとコンケイブがかっこいい。

脚にはBLITZの車高調を装着し、スプリングを変更している。吊るしでは6kgf/mm、10kgf/mmのところ、現在の仕様はフロントがMAQSの16kgf/mmにチャラバネヘルパースプリング、リアにはHKSのRB1用車高調の吊るしを流用し24kgf/mmとなっている。

どうせやるなら誰もやっていないことを

現在こそ純正然とした外装周りだが、今後大幅なリニューアルのために準備を進めているそうだ。

フロントはジェイド後期バンパーを用意し、ナンバーをスムージング中。前期のフロントバンパーは下部中央が左右に比べて高くなっており、フロント側から見た時に車高が高い印象を受けてしまう。後期バンパーの方が下部中央の高さが低くなっているため、視覚的にも車高を低く見せられるんじゃないかということで現在制作を進めているそうだ。

また合わせて中華の後期純正グリルも準備しているそうで、フロントマスクは一新されそうだ。

リアアンダーは、たまたまネットで見かけたという86のバックフォグを移植したコラ画像に一目惚れ、すでに加工用のリアアンダーと86のバックフォグは手配済みだそうだ。これもリアビューの印象を一気に変えてくれそうで、完成がとても楽しみである。

また、テールランプも以前取材させていただいたジェイドも装着していた中華製の後期純正テールを用意してあり、現在配線を加工している段階だ。

リアスポイラーはもともとモデューロ製を取り付けていたようだが、この日に合わせて純正スポイラーへ仕様変更。というのも純正よりボリュームがあるモデューロのスポイラーは、Dピラーに被るためそこに洗車や雨天時に水滴が残ってしまう。また、ハイマウントストップランプの赤い部分の面積に対し、実際に点灯する部分が少なくなっている。こういった理由から純正スポイラーに変更したそうだ。

そんな純正のリアスポイラーも印象を変えるために少し延長したり、バックドアのガラスのすぐ下に取り付ける”テールゲートスポイラー”をワンオフで作ったりしたいというコメントも。

オーナーのカスタムに対して共通している意識は”せっかくなら他に誰もやってないことをやりたい”ということ。ただでさえパーツのバリエーションが少ないジェイド、確かに既製品を装着するだけでは差別化は難しい。アイデアを出すのは大変だが、その分愛着も湧くし、こうしたオフ会の場でも盛り上がることは間違いない。

これからもさまざまなアイデアでカスタムを楽しんでもらいたいし、何より外装のリニューアルの完成が心から待ち遠しい1台だ。

ギャラリー

(photo:CARTUNE運営 Hiroki)

新着記事

おすすめ記事