2020年07月28日 (更新:2022年10月31日)
スイフトスポーツZC33Sをダウンサスでローダウン!ダウンサスカスタム事例をご紹介!
車高を下げるカスタムといえば車高調が定番。でも値段も高いし、街乗りにはオーバースペック...。そんなときにおすすめなのがダウンサス。どんなメーカーの商品があるのか、あんまり車高が落ちない?乗り心地はどうなの?など、スイフトスポーツZC33Sのダウンサスカスタム事例をご紹介します!
monsterSPORT MONSTER LXtuneスプリング
マハロさんはモンスタースポーツのダウンサスを取り付けています。スイスポオーナーであればmonsterのパーツはおなじみですね!取り付け前後の比較では、純正状態の指4本分から、3本分へとローダウンされています。
モンスターの公式サイトによれば、車高ダウン量は前後共に-20mm〜-25mm、バネレートはフロントが2.6kgf/mm、リアが2.8kgf/mmとのこと。純正のショックやスタビライザーとマッチするようにセッティングされており、まさに”手軽にローダウンしたい”というライト層にうってつけのダウンサスですね。
オーナーも「ショップから自宅までの短い距離でのレビューになりますが、乗り心地は本当に純正のバネと変わりありません!本当に本当にごくわずかに硬くなったのかな?程度です!!明らかに変化を感じたのがロール量!!本当にロールが少なくなりました!!」と評価しており、通勤&ファミリーユースの人におすすめなアイテムです。
取り付け工賃はセンサーのセッティングとアライメントも込みで3万円弱だったそう。投稿には装着前後の写真もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
RS-R Ti2000
HIROさんはRSRのダウンサスを取り付けています。RS-Rは幅広い車種ラインナップ展開で、ダウンサスといえばRS-Rをイメージする方も多いハズ。Ti2000シリーズのどのモデルを装着しているのかは記載がありませんでしたが、Ti2000 DOWNと仮定するとローダウン量はフロントが-30mm〜-35mm、リアが-20mm〜-25mm、バネレートはフロントが2.86kgf/mm、リアが3.16kgf/mmとなっています。
なんといってもTi2000シリーズの魅力は「へたり永久保証」。チタンを配合することで、耐ヘタリ性と耐腐食性、耐遅れ破壊性を両立しているそうです。他の製品よりやや高い価格でも、安心して長く使用できますね。
オーナーのレビューでは「ちょっとポコポコはねますけど」ということですが、他社と比べてやや硬めのバネレート設定が影響しているかも。ただしスプリングを交換した!という実感は湧きやすいかもしれません。
TEIN LUXURY MASTER HIGH.TECH
maachans11さんはテインのハイテクを装着。TEINもサスペンションのパーツといえば真っ先に名前が思い浮かぶ老舗メーカーですね。装着後は2.5cm〜3cmほどダウンしたそうです。気になるリアフォグランプの最低地上高もOKとのことで、安心して取り付けできますね。
公式サイトの製品情報では、ローダウン量はフロントが-30mm、リアが-20mm、バネレートはフロントが2.6kgf/mm、リアが2.9kgf/mmとなっています。そしてテインのサスペンションの魅力は、他社でも設定のあるへたり保証のほかに、乗り心地保証&異音保証があること。初めてローダウンをする方も安心して購入できるよう充実した保証体制が整えられています。
「カッコよくなり乗り心地もさほど気になりません!」と評価しており、交換した実感を得ながらも乗り心地を犠牲にしない仕上がりとなるようです。
SWK / スズキワークス久留米
もりともさんはSWKのダウンサスへ交換しています。公式サイトによるとダウン量は前後約-30mm、バネレートはフロントが2.3kgf/mm、リアが2.7kgf/mmとなっており、純正のモンローショックを生かした乗り心地と、納得のローフォルムを両立させたスプリングということです。
オプションでフロントサスペンションのストローク量を増やすローダウンバンプラバーも用意されており、乗り心地も重視したいオーナーにはうってつけのアイテムですね。また、3年60,000kmのへたり保証もあり、長距離走行も安心です。
オーナーも「程よく下がって良い感じです!乗り味も今のところ純正と同じくらいか、少し硬いぐらいですね。」と評価。視点も下がってよりドライブが楽しくなりそうですね!
tanabe SUSTEC GF210
ショージさんはタナベのGF210を装着しています。公式サイトによるとダウン量は前後約-20mm〜-25mm、バネレートはフロントが3.2kgf/mm、リアが3.3kgf/mmとなっており、今回紹介したダウンサスの中では最もバネレートが高くなっています。
「ちょっと硬くなった感じでコーナリングもいい感じ(^^)」とレビューもあり、やや硬めのレートによってキビキビとした動きが期待できそうです。ただしダウンサス装着後にフロントバンパーの下を擦ってしまったそうで、数cmのローダウンとはいえ段差が高い場所の運転には気を遣う必要がありそうです。
TRUST GReddy BLコンフォートダウンスプリング
よねさんはトラスト グレッディのダウンサスを装着しています。公式サイトによるとダウン量は前後約-25mm〜-30mm、バネレートはフロントが2.6kgf/mm、リアが2.9kgf/mmとなっています。”ローダウンだけでなく走りの楽しさも追求”したチューニングメーカーならではの味付けで、コーナリング中の安定したトラクションも確保してくれるそう。
「予算の都合でダウンサスにしましたが乗り心地もそれほど変わってないし車高は適度に下がって大満足です!」とレビューしており、コストパフォーマンスも良好そうです。ブラックの本体カラーもシックでかっこいいですね!
リヤフォグランプの高さに注意!
スイフトスポーツZC33Sには標準でリヤフォグランプが装着されています。ZC33Sをローダウンするときに問題となるのが、バックフォグの”高さ”。保安基準ではリヤフォグランプ(後部霧灯)の下縁の高さが地面から0.25m(25cm)以上、上縁が地面から1m以下と定められています。(リヤフォグランプに関する規定はこの他にもありますが、今回は問題となる高さのみ解説しています)
レンズ面を覆ったり、電球を抜いたりするだけでは、保安基準に適合しない場合があります。バックフォグを使用しないのであればユニットごと撤去してしまうことがおすすめですが、使用する場合はローダウン量に注意しましょう。
もちろん、最低地上高も守りましょうね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。メーカーそれぞれで特徴や性能が異なりますが、そこまで大きな差はなさそうです。そのためどれを選んだらいいのかわからない場合は、サスペンション本体のカラーなどの見た目や、価格で選んでしまっても良いと思います。ただし保証内容はメーカーによって異なるので、万が一の保証を重視する場合はよく検討しましょう。
今回紹介した以外にもダウンサスのカスタム事例は多数あります。車高調を取り付けている人もたくさんいるので、ダウンサスとの違いもよく把握して、ローダウンカスタムを楽しんでくださいね!