2020年07月28日
「テーマは限定車風」ベースの良さをさらに引き立てるIS-Fのカスタムエピソード
「愛車をカスタムすることは楽しい!」ということをお伝えする愛車カスタムエピソード企画。今回はIS-Fの素性の良さ生かしたカスタムを楽しむR〜2さんのエピソードをご紹介します。
パッと見オヤジセダン?
「究極の車なのにパッと見ではオヤジセダン、、」
高いポテンシャルを秘めているレクサス IS F。外装も通常のISと比較すると、ダクト付きのフェンダーや上下2本に連なる左右4本出しマフラーなど、スポーティさを演出する違いがある。しかしながらそれらも綺麗にまとめられすぎているせいか、どこか迫力に欠け”一般的なセダン”に見えてしまう人もいるかもしれない。
R〜2さんはそのうちの1人であり、一通りのメンテナンスを終えた後から、IS Fらしさをさらに引き立てるカスタムを楽しんでいるので紹介したい。
派手すぎず、地味すぎず、車格を壊さない
「IS F本来のグラマラスなデザインを生かしつつ」
とオーナーも語っている通り、カスタムはあくまで素性の良さを”生かした”仕上がりになっている。
ボディ全体はプレミアムシルバーをより際立たせるため、随所に”黒”を置き、コントラスト感を強めてスポーティさを演出している。通常はメッキのグリルやエンブレムをスモーククリア化していたり、メッシュ部をグロスブラック化したりと、純正顔負けの気遣いだ。
「リヤコンビはFでは装着されなかったISの最終型を装着。Lポジと、Lバックでヘッドとテールのデザイン整合をFで実現させてみました。」
テールはIS後期最終型を流用。立体的なデザインによりこれだけでリアがグッとスポーティに見える。テールのこだわりは別の投稿で詳細に書かれているので、あわせてご覧いただきたい。
ワンオフ加工で差別化
「二つのメーカーのカーボンエアロを融合させたオリジナルのリヤデュフューザーは意外にも上手くいってお気に入りです。」
リアのディフューザーは2つのメーカーの物を合体させたオリジナルデザイン。ポン付けよりもさらにボリュームが増し、車高が低く見える効果もある。
また、写真にチラッと見えているマフラーをはじめ、吸排気系にはチタンを奢る。チタンならではの輝きもさることながら、ぜひ一度”生音”を聴いてみたい組み合わせだ。
苦労して集めた絶版パーツ
「インテリアは、シルバーカーボンで統一。何しろ絶版のカスタムパーツなもので、ここまで揃えるのに苦労しました。」
外装のシルバーxブラックに合わせて、黒基調の内装にはシルバーカーボンをアクセントとして取り入れた見事な配色。通常カラーのカーボンパネルは様々な車種でもよく見られるが、シルバーカーボンというところがまた良い。
こうして仕上げられた”限定車”
ちょっとした部分にまでこだわり、仕上げられたIS Fはまさに限定車の風格に。後期純正オプションのホイールもこだわりの1つで、全体の仕上がりととてもよくマッチしている。社外ホイールではないのがまたポイントだ。
SARDのLSR WINGもまさに「派手すぎず、地味すぎず」のコンセプトにハマっており、心地よい。
話の流れで”IS Fにも一時期限定モデルがあったんですよ〜”なんて言われたら、疑わずに聞き入れてしまいそうなほど。オーナーが「ラスト・サムライ」と語るこのIS Fを、これからも長く乗り続けて欲しいと願う。