2020年07月29日
「昭和40年男好み」ノスタルジックな雰囲気を楽しむラパンのカスタムエピソード
「愛車をカスタムすることは楽しい!」ということをお伝えする愛車カスタムエピソード企画。今回は3代目ラパンを昭和スタイルにして楽しむNAOさんのエピソードをご紹介します。
一目惚れしたフルモデルチェンジ
「嫁車に渋々乗ってて調子が悪くなってきた頃、丁度ラパンがフルモデして、これだっ❗️と思い購入しました👍」
購入当時は自分の愛車がなかったそう。家族の車の調子が悪いタイミングでのフルモデルチェンジは、何かの運命だったかもしれない。
オーナーは3代目ラパンの可愛くもどこかノスタルジックな雰囲気を見て、現代版”スズライトフロンテ”をモチーフにしたカスタムをしていこうと決断する。
まずは内装から
スズライトフロンテは1962年に発売された乗用車だ。スズライトフロンテを知らない人はぜひ検索して実車を見てもらいたいのだが、その面影はこの3代目ラパンにも継承しているように感じられる。アイボリー色の内装も柔らかくて落ち着く風合いだ。
ノスタルジックな雰囲気を出すために装着されたのは、定番の”ナルディウッド”。小径のメッキスポークと艶やかな木目は、それだけで存在感がある。
「ほんとは、ボディー同色が理想だった😅」
と話すイエローのシートカバーも、優しい色味のビンテージレザー調でウッドステアリングとの相性がバッチリだ。
当時感溢れる足回り
車高調とアクスルの装着により、前後5度のキャンバーに揃えられた足回りのセッティング。足元にはWORKのEquip 01が奢られている。
「豊富なオフセットで昭和デザインが渋い❗️14インチのエクイップ01❗️ 純正サイズタイヤ👍で昭和風ムチムチに✌️」
あえてインチアップしない偏平率が高いままのタイヤは、昭和の雰囲気をさらにプラスしてくれる選択だ。おかげでEquip01との相性も抜群。このホイールとタイヤの写真だけで米が食えそうだ。
3代目ラパンはもともとフェンダーラインが黒の別パーツとなっているため、それこそ当時のオーバーフェンダー感がある。そこへムチムチのEquipとくれば、垂涎ものだ。
「ボディーは極力、シンプルに」
外装は純正を崩さずすっきりとした仕上がりに。しかもラパンのバンパーデザインは現代にしては厚みが控えめなので、なおさら当時の雰囲気を感じられるのかもしれない。下手にエアロパーツを付けて厚みが増してしまうと、それだけで”今っぽく”なってしまう。
唯一行いたい外装のカスタムとしては、
「理想はフロンテ風 ビレットグリルを造りたい😅」
と話しており、ぜひいつか実現した姿を見てみたい。このラパンのカスタムの方向性をよく理解してくれる、素敵な職人との出会いを願っている。
NAOさんのラパンに装着されている主なカスタムパーツ
- ブリジストン ネクストリー 155/65ー14
- ワーク エクイップ01 7Jー14
- シルクロード RMSーK 36アルト用
- シルクロード センターロック式ピロアッパーマウント