ロータリーエンジンは本当に燃費が悪い?普段使いでの燃費事情を調査しました!

2020年05月14日 (更新:2020年05月14日)

ロータリーエンジンは本当に燃費が悪い?普段使いでの燃費事情を調査しました!

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車好きなら一生に一度は乗ってみたいロータリーエンジン。ロータリーエンジンは燃費が悪いとよく言われますが、本当に悪いのでしょうか?普段使いした時の実燃費を調査してみました。

ロータリーエンジンとは?

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ロータリーエンジンとは、ご存知の通りマツダが実用化に成功した回転動型のエンジン。軽くて小さい上に非常にレスポンスが良く、モーターのような回転特性で未だ多くの車好きを魅了するエンジンのひとつです。

ハウジングと呼ばれる繭型のシリンダの中を丸みを帯びた三角形のローターと呼ばれる部品が高速回転し、ローターの中央を貫いているエキセントリックシャフトを回転させます。これにより速いサイクルで爆発を繰り返すことができるため、回せば回すほどパワーの出る高回転型のエンジンとされています。

ロータリーエンジンの燃費が悪い理由

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ロータリーエンジンは短時間で強烈なパワーを生み出しますが、デメリットが多いことも事実です。

熱損失が大きい

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ロータリーエンジンは燃焼室の表面積が大きく、爆発によって生じた熱エネルギーが逃げやすいために熱損失が多いと言われています。

これは、本来であればローターを回転させる力に変わるはずのエネルギーが、エンジン自体から熱として放出されてしまっているということになります。

トルクがないため高回転を多用

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短時間で爆発を繰り返すことでパワーを生み出すロータリーエンジンは、レシプロエンジンと比較すると燃焼室の密閉性が良くないため、高圧縮高効率な燃焼が難しくなります。

そのためトルクが細りがちで、発進時や低速域などトルクが必要な場面では回転数を上げて対処する必要が生じます。

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しかし、高速道路上などの定速走行の場合は、ロータリーエンジンのスムーズな回転特性が功を奏し、レシプロエンジンに匹敵する燃費を叩き出す場合があります。

近年ではこの定速状態での効率の良さを利用し、電気自動車用の小型発電機”レンジエクステンダー”を開発するプロジェクトも立ち上がっています。

ロータリーエンジンの実燃費は?

それでは、ロータリーエンジン搭載車の実際の燃費をみてみましょう。

RX-8でワインディングを流した場合

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ワインディングを走行したロドの塩むすびさんのRX-8の燃費は6.5km/L。当然ですが、加減速を繰り返す山道は燃費の悪化に繋がります。

しかし、ワインディングはロータリー特有の音や回転の良さを味わうには絶好のステージ。踏まなきゃもったいないですよね!

RX-8で街乗り走行をした場合

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はだしで様さんがRX-8で240kmの街乗り走行をした結果は、7.32km/L。ロータリーエンジンにとって、ストップ&ゴーの状況が続く市街地は大敵、燃費悪化は避けられません。

しかし、巷で聞くような「燃料計がみるみる減っていくのがわかる」なんてことはなさそうです。

RX-7(FD3S)で高速巡航した場合

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小石丸63さんは、高速道路を80~90km/hの速度で2000~2500回転程度をキープして500km走行した結果、なんと10.2km/Lを達成!

定速走行は燃費が伸びやすいですが、走行距離13万kmを超えているロータリーエンジンとしてはかなり優秀ではないでしょうか。

ロータリーエンジンの燃費を改善する方法

発進時や加速時に多くの燃料を必要とする高回転型のロータリーエンジン。少しでも燃費を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

プラグを交換する

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ロータリーエンジンは爆発回数が多いため、点火プラグの摩耗が通常のレシプロエンジンよりも早い傾向にあります。レシプロエンジンの場合交換時期は10万km走行後となっていますが、RX-8の指定交換時期は6万km。普段からスポーツ走行を楽しんでいる場合はさらに短い距離で交換が必要です。

こまめにプラグをチェック&交換することで、ロータリーエンジンのポテンシャルを維持することができます。

ガソリン添加剤を使用する

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エンジン内部のガソリンの燃えかすを除去してくれるガソリン添加剤はロータリーエンジンにも有効です。ロータリーエンジンの場合は潤滑のためにガソリンと一緒にオイルを燃やすため、燃えかすが出やすい傾向にあります。

添加剤を定期的に使用してエンジン内の燃えカスを除去することでガソリンの不完全燃焼が減り、結果的に燃費向上につながります。

エンジンオイルを交換する

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エンジンオイルを酷使しがちなロータリーエンジンの場合、エンジンオイルを交換するだけでも燃費が上がる可能性があります。

先述の通り、ロータリーエンジンは爆発量が多いためエンジンオイルが加熱されやすいという欠点があります。油温がおよそ110℃以上になると粘度が著しく低下および劣化するため、圧縮を保つために比較的早い時期に交換することが推奨されます。

また、エンジンオイルは熱されると酸化が促進されるため、パーツのサビ防止作用やゴムシール類の保護性能などが低下しエンジン自体の寿命低下を招くことも。きっちりとしたオイル管理が大切です。

燃費は言うほど悪くないのかもしれない。

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ロータリーエンジンは燃費が悪いと言われがちですが、実際の燃費データを見てみるとまだまだ戦えそうです。耐久性に関しても、日頃のメンテナンスを怠らないようにすれば十分と言えるでしょう。車好きなら一度は乗っておけと言われるロータリーエンジン、是非とも味わってみたいものです。

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