3.5Lガソリンエンジン、2GR-FSEの魅力に迫る

2019年08月09日

3.5Lガソリンエンジン、2GR-FSEの魅力に迫る

ハイブリットやクリーンディーゼル、EVなどの新しいパワーユニットが主流のエコカー全盛となりつつある現代。しかしながら、クルマ好きなら原点であるガソリンエンジンへの拘りがある方も多いはずです。その一つが新しい時代の3.5L NAガソリンエンジンであるトヨタの2GR-FSE型エンジン。現代では貴重な3.5Lという大排気量エンジンの魅力に迫ってみましょう。

2GR-FSEエンジンとは?

引用元:https://toyota.jp/markx/performance/engine/?padid=ag341_from_markx_perf_engine02

環境性能や省燃費性能を重視した新しいエンジンユニットが主流の中、ハイパワー、そしてビッグトルクの3.5L スポーツ系NAエンジンとなった2GR-FSE型は貴重な存在です。現在では少数派となったエンジンですが、厳しい自動車環境を生き抜くための、最新の技術を盛り込んだ新世代エンジンでもあります。

スペック

高い動力性能と低燃費・低エミッションを両立したV6・3.5L 2GR-FSEエンジンをご紹介しましょう。

  • エンジンタイプ:V型6気筒 DOHC 24バルブ Dual VVT-i (D-4S)
  • 排気量:3,456 cc
  • 内径:φ94.0 mm×行程83.0 mm
  • 圧縮比:11.8

2GR-FSEは高出力と低燃費を両立したスポーツエンジン

2GR-FSEエンジンは、エンジン回転数などに応じて高圧燃料をシリンダー内に噴射する「筒内直接噴射」と、吸気ポートに燃料を噴射する通常の「ポート噴射」の2種類の燃料噴射方式を最適に制御する新燃料噴射システム「D-4S」を採用しています。

それにより、高出力と低燃費を両立しながら、低回転域から高回転域まで伸びのある加速を実現。また、デュアルVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)やローラーロッカーアームを採用したことで、新世代エンジンでありながら、可変吸気システムを持たないシンプルな機構も特徴となっています。

2GR-FSEの搭載車両

2GR-FSEはキレのいい運動性能と乗り味を両立させるようなグランドツーリングセダンに採用されているエンジンです。

3.5Lという排気量が生み出す余裕あるトルクはスポーツユニットとして軽快に回り、官能的で魅力のあるエンジンとなっています。つまり、クラウンやマークX、そしてレクサスのISやGSといったミドルクラスセダンに最適なパワーユニットということですね。

クラウン(アスリート)

車両型式:GRS184・204

  • パワー:218 kW (296PS) /6,400 rpm
  • トルク:377 Nm (38.4 kg-m) /4,800 rpm
  • 燃費(10・15モード):10.0㎞/L
  • 中古車価格 ¥80,000〜¥7,570,000

クラウン(ハイブリッド)

車両型式:GWS204

  • パワー: 218 kW (296PS) /6,400 rpm
  • トルク:368 Nm (37.5 kg-m) /4,800 rpm
  • 燃費(JC08モード):14.0㎞/L
  • 中古車価格 ¥450,000〜¥7,970,000

マークX

車両型式: GRX133

  • パワー:234 kW (318 PS) /6,400 rpm
  • トルク:380 Nm (38.7kg-m) /4,800 rpm
  • 燃費(10・15モード):10.0㎞/L
  • 中古車価格 ¥80,000〜¥6,000,000

IS350

車両型式: GSE21

パワー:234 kW (318 PS) /6,400 rpm

トルク:380 Nm (38.7kg-m) /4,800 rpm

燃費(JC08モード):9.7㎞/L

中古車価格 ¥280,000〜¥9,720,000

GS350

車両型式:GRS191,GRL10・15

  • パワー:234 kW (318 PS) /6,400 rpm
  • トルク:380 Nm (38.7kg-m) /4,800 rpm
  • 燃費(JC08モード):9.8㎞/L
  • 中古車価格 ¥250,000〜¥6,580,000

GS450h

車両型式: GWS191

パワー:218 kW (296PS) /6,400 rpm

トルク:368 Nm (37.5 kg-m) /4,800 rpm

燃費(JC08モード):12.8㎞/L

中古車価格 ¥250,000〜¥6,580,000

まとめ

現代では貴重な3.5Lガソリンエンジンの各車は、新車時にはそれぞれ高額車種でしたが、中古車だと現実的に手に入りやすいエンジンの搭載車とも言えます。

直列4気筒2.0Lターボやハイブリッドなど、最先端のダウンサイジングエンジン搭載車も魅力が多くありますが、やっぱり大排気量ガソリンエンジンに拘りたい方には魅力的なエンジンといえるでしょう。