2019年07月31日 (更新:2024年07月16日)
WRX S4 VBH型のマフラー完全ガイド!
スバルのラインアップにおいて人気車種の1つがスバル WRXS4です。今回はスバル WRX S4にオススメのマフラーを紹介します。これからマフラーチューニングを考えている方にオススメの内容です。
WRX S4のマフラーを選ぶうえでの注意点
WRXS4のマフラーを選ぶうえでの1つ目の注意点として、まず確認することは取り付けを予定している車両への適合の有無を調べることです。WRXS4には3つのグレードが用意されていますので、まずは取り付け予定の車両の方式を確かめ、それに合うマフラーを探しましょう。
もう1つは目的に合わせてマフラーを選ぶことです。街乗りに使用する車であれば車検適合のマフラーを装着する必要がありますので、購入する際にはその点を把握しておきましょう。
そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
WRX S4用マフラーおススメ8選!
柿本改 Regu.06&R
柿本改は安心できるJASMA基準に適合して、エキゾーストチューニングの醍醐味である音・性能アップ・品質・ルックスのすべてを楽しめるチューニングマフラーを開発しました。それがRegu.06&Rです。
外観は砲弾型マフラーで乾いた低音が特徴のマフラーで、渋く低い音は柿本マフラーの中ではエレガントで静かに感じます。またテールパイプはチタンの焼け色のような虹色の特殊コーティングが施されレーシーさを強調。
インナーサイレンサーを使わずに見た目と性能を犠牲にしない構造となっており、チューニング初心者から走りを楽しむドライバーまで、幅広く満足できる一品です。
- JQR認定品(車検対応品)
柿本改 Class KR
柿本改 Class KRはJQR認証を取得しているオールステンレスマフラーです。左右それぞれ2本出しとなっています。2.0GT(-S)アイサイトグレードに装着することが可能です。10加速騒音規制に対応、車検にも通ります。
FUJITSUBO オーソライズ A-RM+c
オーソライズはフジツボを代表するマフラーシリーズ。A-RM+cは中~高回転域でのパワー&トルク向上と軽量化を重視したモデルで、迫力あるフジツボサウンドを生み出します。
またA-RM+cはA-RMのテールにカーボンを採用し、サウンドだけでなく見た目にもこだわった仕様となるマフラーです。
- 保安基準適合(車検対応品)
HKS LEGAMAX Premium
HKSのLEGAMAX Premiumは見た目のインパクトと同時に全体のバランスが考慮されたマフラーです。年式2014年8月~のS4に装着することができます。JASMA認定マフラーで車検も安心です。
HKS LEGAMAX SPORTS
国内最大手のチューニングメーカーであるHKS(エッチ・ケー・エス)。幅広いチューニングパーツを開発しているチューニングのスペシャリストが販売しているのがHKS LEGAMAX SPORTSです。
マフラーサウンドはバルブレスとしたことで全域にわたり心地よいスポーティーなサウンドを楽しみながらも車内の不快なこもり音を抑制することで快適な車内空間を実現しています。
またバルブレスとしたことで純正のバルブのスペースを有効活用し、パイプ径の拡大とストレート構造を実現。75φパイプと絞り無しのフルストレート構造を採用することで純正比で30%の低排圧を実現しています。
またテールは119φの大口径のHKSロゴ入りチタンテーが採用されスポーティーなリアビューに仕上げられます。
- JQR認定品(車検対応品)
BLITZ NUR-SPEC CUSTOM EDITION VS
車種のジャンルを問わず様々なアフターパーツを開発しているBLITZ(ブリッツ)。特にサスペンションやマフラーの開発を得意としています。
NUR-SPEC CUSTOM EDITIONのマフラーはテールパイプ(エンド部分)の単品購入が可能なのが特徴で、初めはVSを購入しておいて、後からテールパイプをカーボンテールに変更してカスタムを楽しむことも可能です。
さらにこの構造によりテールを部分がスライド可能で、ボディからの突出量も調整が可能で理想のリアビューに仕上げる事ができます。
- JASMA基準(車検対応品)
GANADOR Vertex Sports
ガナドールの『Vertex sports(ベルテックス スポーツ)』GANADOR P.B.Sを搭載し、純正マフラーと比べて出力ならびにトルクの向上を達成しています。
テールカラーもポリッシュ/チタンの2つから選択可能で、サウンドはノーマルマフラーに比べ存在感のある低音の効いたサウンドが心地よいマフラーになります。
- JQR認定品(車検対応品)
EXART iVSCマフラー
EXART iVSC マフラーはEXART独自で設計しているサイレンサーのストレート構造とバイパス構造の組み合わせによりパワーを損なわず、心地よいサウンドを奏でます。
また、熱に強く美しさを保つテールエンドや、エンジン特性に最適なパイプ径やレイアウト、サイレンサー構造を採用する事により心地よい音量・音質を実現しています。
- JQR認定品(車検対応品)
まとめ
今回はスバル WRX S4にオススメのマフラーを紹介しました。今回紹介したマフラーはほぼ全てJQRやJASMAの認証を取得している製品ですので、街乗りでは安心して使用することができるでしょう。製品によって価格帯が異なることはここまでご覧になった皆様ならわかるかと思いますので、あとは購入を検討している製品が自身の車両に適合するかどうかを確かめ、購入して装着してマフラーサウンドや加速感の違いなどを楽しんでください。