2019年07月23日 (更新:2024年06月11日)
FJクルーザーのマフラー完全ガイド!ユーザーレビューとリアルサウンドも紹介します!
2010年から2018年まで新車販売されていたFJクルーザーは、平成後期の車とは思えないほどのでレトロ感と重厚感のあるデザインが印象的でした。本記事では今、FJクルーザーを所有していてマフラーを新調したい人のために、おすすめマフラーを5種類紹介します。
FJクルーザーのマフラーを選ぶうえでの注意点
マフラーを購入する際は、メーカーの公式サイトやネットショップ、カー用品店などで見れる適合車種一覧表にFJクルーザーが含まれることを確かめてください。当然ですが、適合外のマフラーは装着できない場合がほとんどです。
同じFJクルーザーでも、グレードやエンジンなどの違いにより、一つのマフラーで適合するものとしないものにわかれることがあります。型式やグレード、エンジンも含め、マフラーの適合車種情報と照らし合わせてください。
そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
FJクルーザー用マフラーおススメ12選!
rosso modello DUSSEL Ti-C
本当は左右4本出しが良かったんだけど、牽引用の丸カンを取るのが嫌で2本出しにしました。 フランジのボルトが固くて少し苦労しました。 やっぱり北海道は冬のアイスバーンに塩カリを撒くからサビやすいようですね。
ロッソモデロはマフラー専門メーカーでエキゾーストの開発において相反する「スポーツ性能」と「静粛性」の両立し、長年のエキゾースト開発で培われた技術と、車種に合わせた専用設計のパイプレイアウトで高排気効率を実現しています。
リアピース交換タイプで取付も簡単。チタンカラーの美しいリアビューと乾いた低音サウンドでドライブが楽しくなるマフラーです。
- JASMA基準(車検対応品)
柿本改 GTbox 06&S
洗練された焼け色コーティングのチタンフェースで、FJクルーザーをスポーティに仕上げられます。低速域でのトルクや反応の鋭さなど、性能面でのサポートも申し分ありません。口コミでは、「かなり野太いサウンドになりました」「吹け上がりやトルクの向上、サウンド面において中々良い出来だと思います」など前向きなコメントが複数です。
FUJITSUBO AUTHORIZE R
見た目、音、性能とまんべんなく発揮できるマフラーが欲しいと考える人もいるでしょう。その場合はこちらのマフラーが選択肢に入ります。ダイナミックなビジュアルで迫力のある音が演出されます。性能面でも、全回転域でFJクルーザーの性能を遺憾なく引き出てくれます。
口コミでも「純正より軽くて、ちょっと音量アップ」「軽く吹かした時の音が超好き」など高い満足度がうかがわれます。
JAOS BATTLEZ TAILPIPE FINISHER
SUVのアフターパーツを中心に販売している、JAOS製のマフラー。BATTLEZマフラーは、始動時にスポーティーなサウンドと共にエンジンが目覚めます。新騒音規制に対応しているので、アイドリングは非常に静かで、スポーツマフラーに交換しているとは気づかないほど。
それでいてアクセルを踏むと響く低音が、心地よい走りを実感させてくれるでしょう。
- JQR認定品(車検対応品)
GANADOR ダウンテール
ガナドールのダウンテールマフラーはFJクルーザー用の専用設計。ガナドールのマフラーと言えばパワーアップとトルクアップが特徴ですが、こちらのダウンテールマフラーでは低回転からトルクフルな性能を発揮しFJクルーザーのボディでも発進時もスムーズになります。
- JQR認定品(車検対応品)
GANADOR Vertex 4WD/SUV
ガナドールでは、FJクルーザー用に「4WD Vertex」と、左ハンドル専用の「PREMIUM IMPORT」という2種類のマフラーが製造販売されています。公式サイトでマフラーサウンドを試し聞きできます。FJクルーザーの重厚な存在感に見合った豪快な音が印象的です。
口コミでも「車検対応のわりにいい音」「起動時の重低音が室内に心地よく入ってきます」など好意的なコメントが複数あります。
ROWEN JAPAN PREMIUM 01S
オールステンレス製で耐久性に優れています。アウトドア好きで、FJクルーザーで荒れ地をよく走る人は、PREMIUM 01Sのようなタフなマフラーが選択肢に入るでしょう。左右2本出しの迫力満点のビジュアルはFJクルーザーによく馴染みます。
口コミでは「取り付けて約2年半経ちました。相変わらずきれいな色のままです」「性能的にもとっても良いマフラー」など好意的な意見が多数見られます。
TRUST GReddy XROSS EXHAUST
XROSS EXHAUSTはどちらかというとシティオフローダー向けで、ドレスアップを重視したマフラーです。特にG-STYLEでは、チタン風のヒートグラデーションテールとなるので、スポーティかつ高級感のあるリアビューを演出してくれます。もちろん、GReddyですので、シリーズ定評となるストレート構造となり、排気効率の向上はもちろん、心地よい重低音が愉しめます。
HKS LEGAMAX TRAILMASTER
サイド出しのマフラーは見た目のワイルド感だけでなく、荷物の積み下ろしの際やヒッチメンバーとの干渉も気にする必要がなくなり実用面でもおすすめのカスタムアイテム。見た目は派手目な印象ですが、マフラー音は至ってノーマルなジェントルなマフラーとなります。
- JASMA基準(車検対応品)
5ZIGEN ASHIKU
SUVにボリューミーなテールデザインとカーボン素材でアクセントを加えるのが5ZIGEN ASHIKU。ステンレステールフィニッシャーとは違うアプローチでバックビューを演出しボリューミーな車両デザインに負けない、ASHIKUカーボンテールは重厚感のあるコンポジットカーボン、内管にはポリッシュステンレスを採用しています。
5ZIGENのマフラーカッターは車種専用設計で、FJクルーザーにもぴったりと合わせられます。上下位置サポートや引っかかり対策などで使いやすく、内部を黒く塗装することで汚れも目立ちません。安心して使える形でドレスアップしたい人におすすめです。
TRD
カスタムブランドTRD(Toyota Racing Development)はメーカー直系ブランドです。そのため厳しい基準にもクリアしてるほか、万が一の補償もしっかりしているのが特徴。
片方2本出しタイプのオールステンレス素材のインパクトのある見た目ですが、肝心の音はメーカー直系ならではの落ち着いたマイルドなサウンドが楽しめます。
- 保安基準適合(車検対応品)
aFe POWER マフラー
テールエンドのマッドブラックもお気に入り★ 音は超低音ドロドロ♪ アメ車に近い⭐こーゆーマフラー探してた
まとめ
FJクルーザーのためのおすすめマフラーは迫力に満ちたマフラーから、安価で取り付けられるマフラーカッターまで、多種多様なラインナップです。予算、見た目、性能、サウンドなどを勘案し、自身が最もこだわるべきポイントを念頭に置きながらマフラーを選ぶと、納得のいくドレスアップがしやすいです。
FJクルーザーのようにドレスアップのイメージがあまり強くない車こそ、スポーツカーとは違った遊び心を生かせます。本記事を参考に、新しいマフラー選びを始めてはいかがでしょうか。