関西で環状ブーム再到来!1600cc時代のシビックを紹介!

2019年07月16日

関西で環状ブーム再到来!1600cc時代のシビックを紹介!

labelシビックタイプR

1980年代後半〜1990年代前半、主に関西圏の若者を中心に絶大な人気を誇っていた「シビック」。当時開催されていたグループAカテゴリーのレースでの速さ、量産エンジンでは最高峰のスペックを誇るVTECエンジンを搭載している事などがその理由でしたが、もちろんそれだけではありません。シビックとは一体何なのか?今回は、気になるシビックの人気の秘密について、ご紹介していきます。

ホンダ・シビックとは

シビックとは、日本の3大自動車メーカーの1つであるホンダが販売しているコンパクトカーです。その歴史は長く、なんと初代の発売開始は1972年。もちろん現在もホンダのラインナップには入っており、現行型は10代目になります。

その中でも特に人気が高い「4代目EF型」「5代目EG型」「6代目EK型」の3モデルを取り上げて進めていきます。

やっぱりシビック魅力やね

シビックの魅力と言えば、「軽量コンパクトなボディ」「爽快なフィーリングを持つVTECエンジン」これらに尽きるのではないでしょうか!

1トン強の軽量ボディ対して、リッター当たり100馬力、最高回転数は8000rpmまで回るエンジンが搭載されている過激なマシン。このエンジンはホンダ自慢の可変バルブタイミングシステム「VTEC」が組み込まれていて、ひと度フルスロットルにすれば、タコメーターは一気にレッドゾーンに吸い込まれる勢いで跳ね上がっていく、軽快なフィーリングを持っています。しかもサスペンションは4輪共にダブルウィッシュボーンが施されており、ハイレベルなコーナリングを実現可能にしていました。

欠点といえば、1.6リッター高回転エンジンなので、低回転のトルクは若干頼りない印象なこと。ですが、そんな事はどうでもよくなるようなほど痛快な車と言って良いでしょう。

そんな車が新車価格200万円程で販売されていたとなれば、人気が出る訳ですね!

環状仕様とは

1980年代後半より、シビックは前述した魅力により若者を中心に非常に高い人気を得ることとなりました。その中でも大阪の阪神高速環状線を走る「環状族」に絶大な人気となり、彼らの手によって改造を加えられた多数のシビックが環状線を爆走していました。

環状仕様は、関西ならではの派手な改造が施される事が特徴的であり、「直管マフラーによる爆音」「ベタベタに下げられた車高」「レーシングカーの様な派手なカラーリング」この様な特徴があります。

もちろん、当時は車検をパスでき来ない仕様の車がほとんどでしたが、そんな事は関係ないと言わんばかりに環状線を走り抜けるシビック達は、公道を走るレーシングカーの如くカッコいい姿だったようです。

リアル環状族

実際の環状族についての動画を紹介します。危険なので絶対真似してはいけませんが、関西の車文化として、この様な世界もあるようです。

EF9シビックSiR

人気となった3世代のVTEC搭載を順番にご紹介していきたいと思います。

まずは、4代目のEF9です。

1987年9月〜1991年9月まで販売されていた、EF9通称グランドシビック。この型のシビックからVTECエンジンが搭載されるようになり、レースでも高い戦闘力を見せつけて活躍しました。主な諸元は次の通りです。

主要諸元
車体寸法 長3995✕幅1680✕高さ1335mm
ホイールベース 2500mm
トレッド 前1440/後1445
車両重量 1010kg
エンジン諸元
型式 B16A
排気量 1595cc
最高出力 160ps/7600rpm
最高トルク 15.5kgm/7000rpm

現在の中古車相場は130〜198万円で販売されており、なんと台数は3台のみ。人気があるのに台数が少ないのでプレミア価格になっているようです。

EG6シビックSiR

5代目であるEG6通称スポーツシビックは、1991年9月〜1995年9月まで販売されていました。先代よりもサスペンションのストロークを大きく設計し、車体寸法も全体的に拡大。更に安定性も向上しています。エンジンは型式変更はないものの、ピークパワーで10馬力上がっており、エンジン、シャシー共にレベルアップされています。

主要諸元
車体寸法 長4070✕幅1695✕高さ1350mm
ホイールベース 2570mm
トレッド 前1475/後1465
車両重量 1050kg
エンジン諸元
型式 B16A
排気量 1595cc
最高出力 170ps/7800rpm
最高トルク 16.0kgm/7300rpm

中古車市場の価格は88〜178万円で販売されており、台数は14台販売されています。EF9程ではないにせよ数は少なく、価格は高騰しているようです。

EK9シビックタイプR

6代目になるEK9通称ミラクルシビックは1995年9月〜2000年9月まで販売。このモデルからシビックの最上級グレードとして、タイプRが設定されるようになりました。エンジンは、これまでのB16AからB16Bへ変更され、パワーは先代より更に15馬力が上乗せされて、最高回転数は8200rpmまで回る、市販車としてはこの上無い超高回転ユニットとなりました。

主要諸元
車体寸法 長4185✕幅1695✕高さ1360mm
ホイールベース 2620mm
トレッド 前1480/後1480
車両重量 1070kg
エンジン諸元
型式 B16B
排気量 1595cc
最高出力 185ps/8200rpm
最高トルク 16.3kgm/7500rpm

中古市場での価格は89〜299.8万円となっており、販売台数は74台と比較的多め。EF、EGと比較するまでもなく選択肢は多くありますね。中には、インテグラタイプRのB18Cがスワップされている車も流通しているようで、これらは非常に価値ある車両だと思います。

環状系シビックプロショップのご紹介!

シビックは人気車両ですので、もちろんチューニングショップは沢山あります。その中でも関西には環状系のプロショップが存在していますので、少しご紹介しておきたいと思います。これらはのショップの門を叩けば、きっと好みの環状仕様に仕上げてくれることでしょう!

奈良県

まず、奈良県にあるショップを2店舗、紹介します。

ZERO FIGHTER

ZERO FIGHTER公式ホームページ

奈良県桜井市にお店を構えているショップです。シビックだけではなく、ホンダ車全般のチューニングを得意としており、従業員全員が現役でサーキット走行の経験者でありレース活動にも積極的です。

走行会への参加も勧めているショップなので、サーキットを走ってみたい方にも良いショップでしょう。

DEEPS JAPAN

引用元:www.deepsjapan.jp

DEEPS JAPANは奈良県磯城郡のショップです。

こちらはシビックをメインに、中古車販売、チューニングはもちろん、ヤフーオークションを利用して新品や中古パーツのオンラインショッピングも手掛けています。USDMなデモカーも展示しているようなので、カッコいいカスタムが得意なショップでしょう。

大阪府

環状線の本場、大阪のショップを2店舗紹介したいと思います。

FIVEMART

引用元:fivemart.wixsite.com

大阪府羽曳野市に店舗を構え、大阪環状線の文化を世界のカスタムマーケットへ発信している、ワールドワイドなショップです。ショップの代表自らがクラブマンレースに参加しサスペンションの開発をしており、パーツの開発力も十分なことでしょう。

IMPACT

引用元:www.impact-magic.com

IMPACTは大阪で創業開始し、現在は京都府久世郡久御山町に店舗を構えています。

エンジン、サスペンション、ブレーキ、エキゾーストのカスタムから、更にはフルコンによるECUセッティングも可能で、トータルチューニングを得意としているようです。

まとめ

環状線全盛期から、はや20年以上が経過していますが、その代表マシンであったシビックの人気は未だ衰えることはありません。現在でも通用する戦闘力があることに加え、過去の伝説や伝統が人気の秘密なのではないでしょうか?現在の車では絶対に味わえないテンロク(1600cc)シビックの過激なフィーリングを一度は味わってみたいですね!