2019年01月23日 (更新:2024年04月03日)
セリカ200系におすすめのマフラー5選紹介します!
ST200系セリカに積まれている3S-GTEエンジンは、ヤマハ発動機が開発し、トヨタに供給していたエンジンで、今も語り継がれるほどの名機です。このエンジンは、スポーツマフラー次第で素晴らしい音を奏で、レスポンスも格段に良くなるのが特徴です。そこで、ST200系セリカをもっとスポーティーにできる、おススメのマフラーを厳選してご紹介します。
ST200系セリカのマフラーを選ぶうえでの注意点
ST200系セリカのマフラーを交換する上で注意する点は、生産終了から20年経っていることから、マフラーを取り外す際スムーズに外れない可能性があります。例えば、リアピースのみのスポーツマフラーに交換しようとしても、センターパイプとのつなぎ目のフランジが腐食して、スポーツマフラーを取り付けられないといったことや、マフラーを釣り下げているハンガーフックが、腐食してブッシュ交換では対応できないといったような事です。
その場合は、設備の整ったショップで交換を行う必要があり、予測不能の出費が発生する可能性がありますので事前確認もしておきましょう。また、マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
ST200系セリカ用マフラーおススメ5選!
HKS サイレントハイパワー
サイレントハイパワーは、アイドリングから力強い低音のサウンドを響かせ、ひとたびアクセルを踏めば、深みのある音質が潜在するパワーを主張するかのように響きます。最近のマフラーに比べれば、音は大きい方ですが、JASMA基準をクリアしたマフラー音量なので、車検の心配はいりません。
素材はステンレスSUS304を使い、砲弾型デザインの美しい美観がテールをスポーティーに演出します。
フジツボ レガリスR
マフラーの排気効率を重視した大口径マフラーのレガリスRは、ノーマルエンジンからチューンドエンジンまで対応可能なスポーツマフラーです。
フジツボならではの低音がアイドリングから聞こえ、アクセルを踏めばさらに低音が響き渡ります。室内にこもることなく、スポーティーサウンドを楽しむことができるのが魅力です。デザインは、ステンレスのポリッシュ仕上げで、出口は101.6φと迫力満点のスタイルとなります。
柿本改 kakimoto.R
kakimoto.Rは、クオリティーの高い、そしてスパルタンな重低音を響かせるために、2重テール構造を取り入れた、柿本改の高機能で高音質マフラーとしての地位を確立したマフラーです。
重低音の乾いたサウンドが魅力ですが、アイドリングは極めて静かなのが特徴です。排気効率が良いため、高回転までストレスなく軽やかにエンジンが回るようになり、しかもパワーとトルクの向上も見込められます。
5ZigenプロレーサーZZ
プロレーサーZZは、純正+αのアイドリング音で、アクセルを踏み込むと3,000rpm辺りから、高音のエキゾーストノートになるのが特徴です。
マフラーレイアウトにもこだわり、徹底した排気効率を追求し、中高速のトルクアップを果たしています。エンジンを回すほど、純正とは一味違ったエンジンフィールを楽しめます。テールデザインは、SUS304ステンレスの砲弾型マフラーとなっており、レーシーなテールを演出します。
APEXi N1 evolution Muffler
N1マフラーは、出来るだけストレート構造とするために、テールを斜め出しにレイアウトしたスタイルですが、保安基準にも適合した取付と、音量を守ったマフラーです。
排気音は、アイドリングは見た目を想像するよりかなり静かですが、ひとたびアクセルを踏み込むと、重低音が響き渡るレーシーなサウンドを奏でます。スパルタンな砲弾型テールが特徴で、サイレンサー160φ、テールが115φと迫力あるマフラーが特徴です。
まとめ
セリカST200系のおすすめマフラーを紹介してきましたが、20年以上前の車と思えないほど、大手メーカーからスポーツマフラーが販売されています。セリカは、規制前のマフラー基準の排気音量で保安基準が適合となるので、今の車のマフラーと違い、かなりアイドリングから迫力があるエキゾーストノートを奏でます。
そして、特にこの時代のターボ車は、マフラー交換でパワーアップできるのも特徴ですから、どの回転域でパワーとトルクアップを望むのかを考えて、マフラー選びをすると良いでしょう。