2019年07月21日 (更新:2024年05月08日)
120系ランドクルーザープラド用マフラーおススメ5選紹介します!
排気音を変えたり、リアビューを視覚的にカスタマイズすることができ、パワー&トルクアップが期待できるマフラー変更。製品ごとに音質や形状、性能が異なるうえ、さまざまなメーカーがマフラーを販売しているため、いざマフラーを変えようと思ってもどのマフラーがいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、120系ランドクルーザープラドにおススメの社外マフラー5選を紹介します。
120系ランドクルーザープラドのマフラーを選ぶうえでの注意点
トヨタが製造・販売を手掛けるSUV・ランドクルーザーシリーズの中でも、2002年にデビューした〝ライト系〟SUVモデルが120系ランドクルーザープラドです。先代よりも欧州を意識したデザインと、抑えられたオフロード色で高級感を演出。新開発のプラットフォームを採用したことにより向上した居住性で、人気を博しました。
そんな120系ランドクルーザープラドですが、マフラーを変える時に注意したいのが音量です。現在、スポーツマフラーに対する騒音規制は厳しくなっており、マフラーの音量によっては車検に通らない可能性が出てきます。また、そういったマフラーはディーラーへの出入りも禁止されるケースがあるため、メンテナンスをディーラーに依頼していた方などは注意が必要になります。
そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
120系ランドクルーザープラド用マフラーおススメ5選!
SUXON RACING
ユーザーの要望により、ワンオフマフラーの製作なども手掛けているサクソンレーシングのオリジナルマフラーであるTYPE-E。リアピースからの交換で済むため、比較的リーズナブルな価格になっているのも嬉しいポイントです。114.3Φという大型のスラッシュテールで、大型のボディを持つ120系ランドクルーザープラドのリアビューを更に引き立てます。
FLEX 『FLEX style 砲弾マフラー』
ランドクルーザーやハイエースといった新・中古車も扱うFLEXが、5ZIGENとの共同開発により完成させた、こだわりの砲弾型マフラー。120系プラドの低速トルクアップ重視の設計になっており、発進時の力強さを底上げ。テール交換タイプで取り付けもDIYレベルで行うことができ、オールステンレス仕様のため耐久性もバツグンです。
JAOS 『BATTLEZ マフラー RS』
日本国内における、4WD車のアフターパーツメーカーを牽引してきた存在であるJAOS。SUVのアフターパーツのノウハウをふんだんに注入して作られたBATTLEZ マフラー RSは、フルステンレスのハイクオリティスペックとなっており、溶接跡をわざと残したこだわりのマフラーです。大人しめの音量なので、純正より排気音が大きくなる心配もなく装着することが出来ます。価格は税込み49,680円。
ガナドール 『4WD Vertex SUS(サークル/右シングル)』
さまざまな車種のマフラーを手掛けるガナドールの120系プラド用マフラーです。トルクとパワーアップ、上質なサウンドを主眼に設計され、丸形サイレンサーにより空気抵抗や走行騒音にまで配慮されています。車検についても、新規制施行対象外になっているため安心して交換することが可能です。
フジツボ 『Legalis4』
フジツボが手掛ける、RV専用設計のスタイリッシュ&ヘビーデューティモデル。低~中回転域でのパワーアップを実現するのと同時に、低音を抑えてバランスの良いスポーティなサウンドを聞くことができます。出口は100φラウンドストレートで、見た目のインパクトもプラス。
まとめ
120系ランドクルーザープラドは、高級感を底上げするマフラーもスポーティさを演出するマフラーも受け入れてしまう懐の深さがあります。どちらを重視するかによって、チョイスするべきマフラーが絞られてくるのではないでしょうか。今回紹介したマフラーはまだほんの一部です。排気音や性能を詳しく公開しているメーカーやショップも多くあるので、本記事を参考にしつつ、お気に入りのマフラーを探して見てください。