2019年07月21日 (更新:2024年04月03日)
R33スカイラインGT-R用マフラーおススメ5選紹介します!
排気音を変えたり、リアビューを視覚的にカスタマイズすることができ、パワー&トルクアップが期待できるマフラー変更。製品ごとに音質や形状・性能が異なるうえ、さまざまなメーカーがマフラーを販売しているため、いざマフラーを変えようと思ってもどのマフラーがいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、R33スカイラインGT-Rにおススメの社外マフラー5選を紹介します。
R33スカイラインGT-Rのマフラーを選ぶうえでの注意点
日産・スカイラインGT-Rシリーズの4代目・R33スカイラインGT-Rは、ニュルブルクリンクのラップタイムを先代より21秒も縮めたことからも、その走行性能の高さが伺える「GT-R」の名に恥じない戦闘機です。この世代の国産スポーツカーは、メーカー側の自主規制によりマフラーなどの吸排気系、リミッターにより馬力を制限されているため、マフラーを社外品に交換するだけでも大きな効果が期待できます。
しかし、それだけマフラー選びには注意が必要。現在、騒音規制が厳しくなっており、マフラーの音量によっては車検に通らない可能性が出てきます。そこでマフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
R33スカイラインGT-R用マフラーおススメ5選!
HKS 『スーパーターボマフラー』
HKSだからこそできる、低排圧・静粛性・エンジンを活かすという3つのテーマが盛り込まれた技術の粋。純正からアップグレードタービン仕様車にいたるまで幅広く対応し、低~中回転域ではテールに施されたスリット加工により静粛性を保ちつつ、アクセルを踏み込むと搭載エンジンならではのエグゾーストを発生。高次元のターボマフラーに偽りのない性能を持っています。価格は税込み119,880円。
ブリッツ 『NUR-SPEC RX』
ブリッツのラインナップでも、スポーツモデルのフラッグシップであり、先代スペックRの後継として登場したニュルスペックRX。サブサイレンサーの内部構造を刷新し、車内へのこもり音を低減。排気効率を最適化する専用設計で、スポーティサウンドが更に進化しています。鏡面仕上げによるフィニッシュで、高級感溢れるリアビューを演出。車検も問題なくクリア出来るマフラーです。
APEXi N1 evolution Muffler
HKSやフジツボ、柿本と並んでチューニングパーツメーカーとして人気が高いAPEXiのN1エボリューション。N1シリーズの完成形と銘打たれたこのマフラーは、ストレート構造を採用した斜め出しのスタイル。サイレンサーとテール径を車種ごとの専用設計とすることで、スパルタンなリアビューを演出します。
HKS 『サイレントハイパワー』
大人のためのカスタムマフラーとして、エレガントな音質が追求されたHKSのサイレントパワー。それでいて、排気効率・耐久性・ルックスの全てが高い次元で両立されているハイクオリティマフラーです。
FUJITSUBO Legalis R
マフラーの排気効率を重視した大口径マフラーのレガリスRは、ノーマルエンジンからチューンドエンジンまで対応可能なスポーツマフラーです。
フジツボならではの低音がアイドリングから聞こえ、アクセルを踏めばさらに低音が響き渡ります。室内にこもることなく、スポーティーサウンドを楽しむことができるのが魅力です。デザインは、ステンレスのポリッシュ仕上げで、大口径のテールエンドは迫力満点のスタイルとなります。
- JASMA基準(車検対応品)
まとめ
スパルタンなスポーツモデルであるR33スカイラインGT-Rには、排気効率を上げ、エンジンのトルクアップ向上が期待できるマフラー交換はおススメのカスタムメニューです。さまざまなメーカーから製品が販売されていることからも、その人気ぶりが伺えます。音質、素材、パイプ径などマフラーを構成する要素は多岐に渡りますが、自分が欲しい性能を絞ることでチョイスするべきマフラーが見えてきます。
今回紹介したマフラーはまだほんの一部。排気音や性能を詳しく公開しているメーカーやショップも多くあるので、本記事を参考にしつつ、お気に入りのマフラーを探して見てください。