NCロードスターのマフラー9選をユーザーレビューとマフラーサウンドで紹介します！

「ユーノス・ロードスター」として、世界的にヒットモデルとなった初代ロードスターから、3代目にあたるNC系ロードスター。2005年にデビューし、マツダに1983年以来の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞をもたらした名車です。2014年開催のニュルブルクリンク24時間にも参加経験があるこのモデルは、マフラーを変更することで、高い走行性能に更に磨きが掛かります。

しかし、マフラー選びには注意が必要。車検やJAMSAの基準をクリアーしている精度が高い製品であれば問題はありませんが、そうでない製品を装着した場合、車検に通らなくなるばかりではなく、トルク抜けなどが発生。逆に性能を低下させることになりかねません。そういったことにならないために、いくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう！

マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB（デシベル）以下、軽自動車の場合で97dB（デシベル）以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。

保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。

マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。

エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。

上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。

• JASMA認定品
• JQR認定品
• 保安基準適合品
• 車検対応品

ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。

「AUTOEXE(オートエグゼ)」社は、マツダ車をメインとするチューニングパーツメーカーで、エンジン・エクステリア・ブレーキ・サスペンションなど様々なカスタムパーツを取り扱っています。

「Premium Tail Muffler(プレミアム・テールマフラー)」は、純正位置で取り付け可能で抜群のデザインに音質と性能も掛け合わせ、洗練されたマフラーになります。

• 保安基準適合(車検対応品)

ロッソモデロはマフラー専門メーカーでエキゾーストの開発において相反する「スポーツ性能」と「静粛性」の両立し、長年のエキゾースト開発で培われた技術と、車種に合わせた専用設計のパイプレイアウトで高排気効率を実現しています。

• 保安基準適合(車検対応品)

真円形状テールエンドで、スポーツ性を重視した設計。最高級ステンレスであるSUS304を使用し、材質や仕上げにもこだわって作られているマフラーです。純正リアアンダースカート装着車には取付不可であり、2010年4月以降生産の6MT車は適合外な点に注意。価格は税込み102,000円となっています。

• JASMA基準(車検対応品)

【HKS 『リーガマックス プレミアム』：ユーザーレビューページ】

グラスウールを使わないサイレンサーを採用したことで、乾いた高音を実現。グラスウールレスなので、経年劣化による音量/音質の変化もなく、車検にも対応したマフラーです。ゴールドからブルーへ変化するヒートグラデーションも美しくリアビューを飾ります。

【 ODURA 『RS-specマフラー』：ユーザーレビューページ】

兵庫県明石市に拠点を構えるチューニングショップ・インテグラル神戸がパーツブランドとして展開する、ジェッツのNC系ロードスター用マフラー。「プレミアムライトウェイトスポーツを楽しむ人へ…」と銘打たれたビートサウンドマフラーは、独特のパイピングにより管楽器のような官能サウンドを奏でます。

• JQR認定品(車検対応品)

【インテグラル神戸 『Jet`s ビートサウンドマフラー』：ユーザーレビューページ】

左右独立した枕型のタイコを持ち、100φという大径のテールエンドがインパクト抜群のKakimoto.R。高回転時のトルク＆レスポンスアップが期待でき、低く唸るような重低音サウンドは運転する楽しさを加速させてくれます。

• JASMA基準(車検対応品)

【柿本改 『Kakimoto.R』：ユーザーレビューページ】

サクラムのマフラーは、独自の特殊形状とサイレンサーで、和製フェラーリと言われる高周波サウンドを奏でるマフラーです。加速騒音規制対応品も販売されているので、アイドリングは図太い排気音ですが、一旦アクセルを開けると、甲高い排気音がドライバーを刺激します。加速騒音対策品のほうが雑味がなく、澄んだ高音を響かせるのが特徴です。

• 保安基準適合(車検対応品)

マツダ車、特にロータリーエンジンのチューニングを得意とするRE雨宮が販売しているドルフィンテールマフラー。溶接部から下向きに歪曲した独特のテールエンドが強烈に主張します。やもすれば薄っぺらく見えてしまうNC系ロードスターですが、このマフラーに換装することで、リアビューにもインパクトを追加できるでしょう。

【RE雨宮 『DOLPHIN TAIL MUFFLER』：ユーザーレビューページ】

音量・音質・トルク性能など、マフラーを選ぶ際の基準は多く存在しています。しかし、マフラーにどの性能を求めるかにより、理想のマフラーが見えてくるものです。今回紹介したマフラーはまだほんの一部です。排気音や性能を詳しく公開しているメーカーやショップも多くあるので、本記事を参考にしつつ、お気に入りのマフラーを探して見てください。

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