バンパーが割れた・・・修理・交換費用はどれくらい? | CARTUNEマガジン
バンパーが割れた・・・修理・交換費用はどれくらい?

2019年06月29日 (更新:2022年04月19日)

バンパーが割れた・・・修理・交換費用はどれくらい?

車にはたくさんの死角があるため、初心者でなくてもぶつけてしまうことがあります。特に地面に近い場所ほど視認性がほとんどなく、目で見て確認することができません。そのためバンパーを傷つけてしまうことが多いのです。ぶつけてしまうと、見た目の悪さから早く治したいもの。でも、修理や交換にどれくらいの費用がかかるのか不安ですよね?そこでどれくらいの費用が必要なのか、自分で直せるものなのかを詳しく紹介します。

バンパーとは?

チョモヤンマさんのマークIIJZX100の画像
チョモヤンマさんのマークIIJZX100の画像

そもそもバンパーとは緩衝装置のことで、衝突した際に、そのエネルギーをバンパー自体が変形することで吸収する役割を持っています。

バンパーの修理費用は?

金太郎さんのミラの画像
金太郎さんのミラの画像

キズの程度によって修理費用は変わります。詳細はショップへ確認が必要ですが、ここでは概算を紹介します。

バンパーの部分補修

  • キズのみ(15㎝ほど):20,000円程度
  • キズのみ(30㎝ほど):25,000円程度
  • キズのみ(50㎝ほど):30,000円程度

バンパーの大まかな損傷状況からの算出

  • バンパー側面のこすれ:30,000円程度
  • バンパー端から中央付近まで:40,000円程度

バンパーの交換費用は?

水平対向族  GF-GC8 yusuke.Nさんのインプレッサ WRX STIGDBDIYの画像
水平対向族 GF-GC8 yusuke.Nさんのインプレッサ WRX STIGDBDIYの画像

バンパーが完全に折れてしまったり、板金や塗装で補修できなかったりすると、バンパーを丸ごと交換することになります。交換に伴う費用は車種や年式、パーツの供給状況などで変わってくるため、様々ですが相場としては5万円~20万円くらいです。

見積もりに含まれるのは、バンパーの価格、交換工賃、取り付け部品、消費税だけなので安く済ませるのは難しいかもしれません。交換費用を抑えるひとつの方法として、板金や整備工場で中古のパーツを取り寄せてもらえる場合もあります。

バンパーの修理はDIYでもできる?

ぴろゆきさんのレガシィツーリングワゴンBRGの画像
ぴろゆきさんのレガシィツーリングワゴンBRGの画像

バンパーのキズの程度によっては自分で修理できるものもありますので、詳しく紹介していきます。

飛び石や小傷はタッチアップペイントで

タッチアップペイントは塗るだけで補修できる塗料です。車体のコーションプレートにボディカラーのコードが表示されているので、同じ番号を用意します。そのまま塗ると表面がデコボコしてしまい、きれいな仕上がりにならないことがあるので注意が必要です。

用意するもの

  • シリコンオフ・スプレー
  • SOFT99工房液体コンパウンドセット
  • ボディカラー・スプレー

SOFT99 ソフト99 99工房 液体コンパウンド トライアルセット

補修の手順

  1. まずはシリコンオフ剤やエタノールを綺麗なウエスに染み込ませ、キズ部分の表面を拭いて脱脂します。
  2. 使い捨ての紙皿などに塗料を出し、つまようじなど先の面積の狭い棒を使って、キズの中央に盛るように塗料を乗せます。
  3. 凹んでいる場合は、その凹みがなくなるまで塗料を盛り、表面が平らになるようにする
  4. 数日乾燥させたら、コンパウンドをスポンジに取り、塗料を持った部分が平らになるよう優しくこすって削る。

バンパー交換は自分でできる?

車種によって違いがありますが、一般的な手順として紹介してみます。

必要な物

  • ソケットレンチやメガネレンチ
  • マイナスドライバー
  • プラスドライバー

外し方の手順

  1. ボンネットを開け、キズが付かないように周囲をテープで養生する。
  2. バンパーとエンジンルームの境に取り付けられているカバーのクリップを外し、カバーを外す。
  3. バンパーを保持しているクリップ、ボルトを外す。
  4. すべてのビスが外せたらフェンダーから慎重にはずしていく。この時バンパーにキズを付けないように、敷物を引いておくと安心です。
  5. ライトウォッシャーやフォグのハーネス(電線)を外す。

取り付けはこの作業を逆に行っていけば取り付けることができます。

まとめ

ヒロっちさんのシルビアS15の画像
ヒロっちさんのシルビアS15の画像

壊れることで搭乗者や歩行者の安全を守ることができるバンパーは、その性質故に衝撃に弱く、キズも付きやすいもの。

ぶつけてしまったときにどんな方法があるかを把握しておくことは大切です。自分にとって最適な選択をするために、ひとつの知識として頭の片隅にあると良いのではないでしょうか。

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