2019年07月09日 (更新:2024年04月24日)
クラウン 220系のおすすめマフラー完全ガイド!ユーザーレビューとマフラーサウンドも紹介します!
2018年に登場した220系クラウン。従来の保守的なイメージを大幅に刷新して、新しい時代への幕を開けた挑戦的なセダンです。大きく進化を遂げたスポーティーなエクステリアデザインに、そのアグレッシブさが反映されています。今回はそんな220系クラウンの魅力をさらに向上させる、おすすめマフラーをご紹介します!
クラウン 220系のマフラーを選ぶうえでの注意点
日本を代表する高級セダンといえば、やはりクラウンが頭に思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか。クラウンはトヨタ車の中でも非常に長い歴史を誇っている車種で、2018年には15代目モデルにあたる220系クラウンが登場しました。
従来のクラウンはどちらかというと保守的で、これまで培ってきた伝統を守り続けてきました。しかし、220系クラウンは従来のイメージを大幅に刷新。欧州プレミアムセダンにも劣らない上質感とスポーティーさを手に入れています。
そんな220系クラウンの最大の魅力はやはり卓越した走行性能ですが、マフラー交換を施すことで、その走りをさらに高次元へと引き上げてくれます。マフラーの種類はまだまだ充実しているとはいえませんが、最低限保安基準に適合する製品をチョイスするようにしましょう。
そこで、マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
クラウン 220系のマフラーおススメ8選!
ROWEN PREMIUM01S
本物のチタン製マフラーエンドは、チタン風では感じられない質感と高級感を醸し出しています。社外エアロと組み合わせると、かっこよさは倍増され、唯一無二の存在感を発揮します。やや高めの排気音は、心地よく車内に籠ることがないので、家族を乗せた時の乗り心地も上々です。
- 保安基準適合(車検対応品)

BLITZ NUR-SPEC CUSTOM EDITION VS
車種のジャンルを問わず様々なアフターパーツを開発しているBLITZ(ブリッツ)。特にサスペンションやマフラーの開発を得意としています。
NUR-SPEC CUSTOM EDITIONのマフラーはテールパイプ(エンド部分)の単品購入が可能なのが特徴で、初めはVSを購入しておいて、後からテールパイプをカーボンテールに変更してカスタムを楽しむことも可能です。
さらにこの構造によりテールを部分がスライド可能で、ボディからの突出量も調整が可能で理想のリアビューに仕上げる事ができます。
- JASMA基準(車検対応品)
Sense Brandドザーナ
音を重視したオリジナルマフラーの形を追求し続けるセンスブランド。ワンオフマフラーの製作を得意とする同社では、マフラーの種類も細かく設定され
好みのテールエンド形状を選択出来、バリエーションの豊富さが魅力です。
左右1本ずつのシングル形状やデュアル形状、焼け色加工やエンド部分の特殊形状まで選択することができるため、大手マフラーメーカーの製品と一味違うものを求めている方にはぴったりです。
- 保安基準適合(車検対応品)
HKS スーパーターボマフラー
HKSスーパーターボマフラーは、低排圧と静粛性を兼ね備えた高性能なターボマフラーで、ノーマルからタービン交換仕様のハイパワー車両(約600PS)にまで、幅広く対応しています。
このマフラーの良いところは、アクセルを踏めば踏むほど、搭載されるエンジンの独特なサウンドを奏でてくれるというところです。
アクセルを踏み込まない日常での「街乗り」や「アイドリング」時などの低回転域では、しっかりJASMAの基準をクリアするレベルでの静粛性が保たれ、
サーキットなどでの非日常走行では「迫力のあるサウンド」で「一つで二つを堪能することができる」そんな優れた高次元ターボマフラーです。
- JASMA基準(車検対応品)

GANADOR Vertex PREMIUM
幅広い車種に向けてマフラーを販売しているGANADOR(ガナドール)。220系クラウンの登場に合わせて、いち早く220系クラウンに適合するマフラーを発売しました。それが「Vertex PREMIUM」です。
テールエンドにチタンフェイスを採用した左右4本出しマフラーが、220系クラウンのリアビューをより上品かつスポーティーなものに変えてくれます。もちろん、純正マフラーと比べて大幅な出力・トルクアップを果たしていますよ。

柿本改 Class KR
日本を代表する老舗マフラーメーカーの柿本改(かきもとかい)。幅広い車種に向けてマフラーを販売している柿本改ですが、もちろん220系クラウンにも自社製品を展開しています。それが「Class KR」です。
こちらの製品は新しい規制に対応した次世代の柿本改マフラーになります。加速騒音82db以下という厳しい規制の中に対応した静音設計ながら、上品で心地よいサウンドを堪能することが可能です。柿本改マフラーの上記モデルにふさわしいルックスも魅力的です。
TOM'S RACING トムスバレル
このマフラーが付けたいためにフルエアロにしたと言っても過言じゃない、TOM'Sバレル。低音が好みなので、ドンピシャ。カーボンじゃなくてチタンテールにしました。音量も良い感じです。 これなら存在感もあって帰ってきても気付いてくれそう(笑)
トヨタのオフィシャルチューナーとして、優れた品質のアフターパーツを続々と送り出しているTOM'S RACING(トムスレーシング)。そんなTOM'S RACINGが220系クラウン向けに販売している製品が「トムスバレル」です。
こちらの製品は、吹け上がりの気持ちよさとフラットなトルク特性を重視したマフラー。トヨタ車を知り尽くしているTOM'S RACINGだからこそ完成した逸品で、ストリートからサーキットまで、幅広いシーンで活躍してくれます。
EXART iVSC Muffler
吸排気系システムの開発を専門とするEXART(エクスアート)。マフラー開発のスペシャリストが220系クラウンRS 2.0ターボ専用品として生み出した「iVSC Muffler」は、非常に完成度の高いマフラーに仕上がっています。
こちらの製品はスイッチ操作で音量・音質をコントロールできる可変バルブ付きマフラーです。純正マフラーと同等の静かなサウンド、レーシングカーのような心昂るサウンドの2種類を堪能することができます。
まとめ
今回は220系クラウンにおすすめのマフラーをご紹介しました。マフラーの種類が充実しているとはいえませんが、220系クラウンの登場に合わせていち早く開発がスタートした製品のため、どれも魅力的なマフラーに仕上がっています。
従来のクラウンとは一線を画すスポーツセダンに仕上がっている220系クラウンですが、今のところ走行性能の大幅な向上を目指した競技用マフラーなどは販売されていない模様です。競技用マフラーが欲しい人は新たな製品が登場するまで待つ必要があります。
220系クラウンがスポーティーさを追求しているとはいえ、快適性や上質感というクラウンの本質自体が変わるわけではありません。過激なサウンドも魅力的ですが、220系クラウンにはほどよくレーシーかつジェントルなサウンドが似合っているのではないでしょうか。