2019年07月09日 (更新:2024年04月18日)
インテグラDC2のおすすめマフラー完全ガイド!ユーザーレビューとマフラーサウンドも紹介します!
ホンダが1995年から2001年にかけて製造および販売を手掛けていたDC2インテグラ。優れた運動性能を実現しており、FF車でありながら本格的な走りを楽しめるスポーツクーペです。今回はそんなDC2インテグラにおすすめのマフラーをご紹介します。DC2インテグラのマフラー選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
DC2インテグラのマフラーを選ぶうえでの注意点
NSXタイプRに続く、ホンダの本格レーシングマシンとして登場したDC2インテグラ。1995年から2001年まで販売されていたDC2インテグラは、FF(前輪駆動)という駆動方式を採用していながらも、スポーツクーペとして高い人気を博しました。
販売終了から18年が経過している現在でも、競技車ベースとして圧倒的な支持を獲得しており、中古車市場では高値で取引されています。そんなDC2インテグラのマフラーを選ぶうえで、どんなことに注意すればいいのでしょうか。
そこで、マフラーに関してはいくつかの法令が定められていますので、マフラー交換の前に確認しておきましょう!
■音量に関する規制
マフラーから排出される音量は、普通乗用車の場合で96dB(デシベル)以下、軽自動車の場合で97dB(デシベル)以下と定められており、その数値を超える場合、車検には通りません。
■最低地上高に関する規制
保安基準第3条において、車両の最低地上高を9センチ以上確保しなくてはならないとしています。つまり車両の底部に設置してあるマフラーが9センチ未満の場合、車検には通りません。
■装着位置に関する規制
マフラーのテールエンドが車両のバンパーから飛び出していたり、尖っていたりする場合、車検には通りません。
■排気ガスに関する規制
エンジンから排出する有毒なガスなどの発散を防止する装置「触媒」が装着されていない場合、排ガス規制に該当するため車検には通りません。
車検も安心の車検対応品は?
上記で説明してきた内容をクリアしており、車検も問題なく通ることが証明されている場合は、マフラー本体やメーカーの説明に以下のどれかが刻印または記載されているため購入の際の目安にしてください。
- JASMA認定品
- JQR認定品
- 保安基準適合品
- 車検対応品
ただし、認定品ではなくとも車検を考慮して設計されているマフラーであれば車検に通りますので、上記の記載がないため車検に通らないというわけではありません。
DC2インテグラ用マフラーおススメ12選!
SPOON SPORTS N1 TAIL SILENCER
ホンダ車のチューニングを得意とするSPOON SPORTS(スプーンスポーツ)。非常に信頼性が高く、スポーツ走行に適したアフターパーツを多数開発しています。
トルク特性重視で上品な音質のストリートタイプとなり、フロー流量、流速量とも十分確保されています。また純正同基準フランジのため、量産中間パイプとの組み合わせも可能です。
J'S RACING SUSエキゾーストプラス 60RS
J'S RACINGならではのフルストレート構造でステンレスとチタンテールを組み合わせたプレミアムセミチタンマフラーです。テールパイプにはチタン素材を採用し手作業で丁寧に仕上げられた人気のドルフィンテールを採用。
また高回転まで回すとステンレス特有の伸びやかな高音が楽しめ、サーキットでは鋭いサウンドが高揚感を高めてくれます。
- 旧保安基準適合
5ZIGEN Pro Racer ZZ
5ZIGEN(ゴジゲン)は、マフラーの他にもホイールやエンジンパーツ等も製造している会社。
Pro Racer ZZは薄型オールステンレスボディというタフな材質に、ワイドな形状による排気能力の高さを実現しつつ、砲弾タイプで迫力のあるリアビューに仕上げる事ができます。
- JASMA基準(車検対応品)
柿本改 Kakimoto.R
日本を代表する老舗マフラーメーカーである柿本改(かきもとかい)。スポーツカーだけでなく、ミニバンや軽自動車にもマフラーを展開している同社ですが、もちろんDC2インテグラ向けにも製品を展開しています。それが「Kakimoto R」です。
社外マフラーに求められるパフォーマンス・サウンド・ルックスを高次元でまとめ上げた、トータルバランスに優れる逸品です。車内に響き渡る重低音サウンドが気持ちを昂ぶらせて、より本気の走りを楽しむことができるようになります。
FUJITSUBO Legalis R
老舗マフラーメーカーは柿本改だけではありません。FUJITSUBO(フジツボ)も大勢のファンを獲得している人気マフラーメーカーです。FUJITSUBOがDC2インテグラ向けに販売しているマフラーが「Legalis R」になります。
こちらの製品はFUJITSUBOマフラーの中でもスタンダードモデルに位置するマフラーです。低中回転域でのトルクアップと高回転域での優れた排気効率を両立。ストリートからサーキットまで楽しめるマフラーに仕上がりました。
FUJITSUBO レガリスRM-01A
排気系パーツメーカーで有名な「FUJITSUBO」の競技車両向けマフラー。軽量化が図りつつ、強度が保たれ、競技車両向けに開発されたマフラーです。また、中回転域から高回転域のレスポンスアップが重視され、本格的なスポーツマフラーです。ストイックな性能ですが、安心の車検対応品です。
FUJITSUBO LEGALIS POWER Getter
フジツボ Legalis(レガリス) パワーゲッターはKカーからスポーツカーまで幅広い車種を対象に設計。サイレンサー部分は迫力の砲弾型サイレンサーを採用しカシメ、テーパー、ラウンドから選択できます。
また、性能面では全回転域でのバランスの良いパワー向上を重視しセンターパイプはパワーゲッター向け専用に開発されました。
- JASMA基準(車検対応品)
GP SPORTS EXAS EVO Tune
様々なカスタムパーツを展開しているGPスポーツのエグザスシリーズの中でフラッグシップモデルととなるのがEXAS EVO Tune。
フルストレートマフラーに迫る優れた排気効率と、優れた消音性能を高次元で融合させ、オールステンレスのメインパイプと美しいチタンテールでレーシー感を増長させています。
- JQR認定品(車検対応品)
amuse R1 TITAN
アミューズはフルチタンマフラーを作り続けるマフラーメーカー。フルチタン製のR1チタンはノーマルマフラーと比較して50%以上の軽量化が行なえます。
また融雪材使用地域では塩水に対して耐性を持つチタンで錆を寄せ付けません。
無限ツインループ
高い排気効率と消音性能という相反する要件を両立するため、無限が独自開発したのがツインループサイレンサー。無限がこだわり続けているストレート構造でありながら必要な消音を果たし、パワー、トルクの向上を実現しています。
- JASMA基準(車検対応品)
Back Yard SPECIAL MAGNAM-R
ホンダ車のカスタムパーツをリリースするバックヤードスペシャル。ステンレス製でリアピース交換タイプ。内部構造を効率の良いストレート形状にしつつ音量を抑え乾いたサウンドを実現しています!
- 保安基準適合(車検対応品)
HKS silent Hi-Power
日本を代表するチューニングメーカー、HKS(エッチ・ケー・エス)。スポーツカーを中心に、幅広い車種のチューニングとアフターパーツ開発を手掛けています。そんなHKSがDC2インテグラ用に販売している製品、それが「silent Hi-Power」です。
気持ちの良い走りを堪能できるスポーティーさと静粛性を両立した、魅力的なマフラーに仕上がっています。落ち着きのあるサウンドはDC2インテグラにジェントルな印象をもたらし、スポーツライクなルックスはリアビューに存在感を与えてくれるでしょう。
まとめ
DC2インテグラにおすすめのマフラーを10点ピックアップしましたが、いかがだったでしょうか。今回は競技用マフラーとストリート用マフラーをバランス良くピックアップしているので、自分の用途に合ったマフラーをチョイスしてください。
性能・サウンド・デザイン、人それぞれマフラーに求めるものは異なりますが、幸いにもDC2インテグラ用のマフラーはそれらすべてを満たしてくれるものばかりです。DC2インテグラはいわばホンダ純正チューンドカーのようなもの。
ノーマルの時点でも過激な走りが楽しめるようなチューニングが施されています。そんなDC2インテグラに社外マフラーを装着することで、走りがさらに魅力的になるでしょう。