細かい調整が美しい佇まいを生み出す、ツライチの極意を紹介!心配な車検対応についても解説!

2017年10月04日 (更新:2018年05月23日)

細かい調整が美しい佇まいを生み出す、ツライチの極意を紹介!心配な車検対応についても解説!

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足廻りカスタムの定番、「ツライチ」。オフセットの計算方法や見落としがちな注意点について解説します。これであなたの愛車も「ツライチ」にできるかも?

引用元:www.superstreetonline.com

ツライチってなに?

カスタム界隈でよく耳にするツライチ。これは、車のホイールとフェンダーがほぼ同じ面に位置している状態を言います。

引用元:www.automesseweb.jp

純正状態の場合は、タイヤとフェンダーの干渉を避けるなどの目的で、ある程度ホイール面が引っ込んでいます。このままでは見た目的にカッコよくないので、車高を落としつつツライチにするのは足廻りのカスタムでは定番となっています。

それでは、ツライチにする上での注意点からホイールの選び方について見ていきましょう。

ツライチのメリット・デメリットとは?

ツライチのメリットはやはりなんといってもルックスの向上です。フェンダーギリギリまでセットされたタイヤとホイールの組み合わせは見た目のインパクトだけでなくカスタムに細部までこだわっている印象を感じさせてくれます。

では、ツライチのデメリットはあるのでしょうか。ツライチにするということは、必然的にタイヤ・ホイールとボディ面の間隔を狭めることになり、干渉するリスクが生じてしまいます。

引用元:kakarityou.web.fc2.com

タイヤとの干渉を回避するためにキャンバー角(ハの字)をつけるとなると、タイヤの片減りや走行安定性の悪化が考えられます。また、同様に干渉を避けるためにフェンダーの端を折ること(爪折り)やタイヤハウスの加工など、場合によっては車体側に手を加える必要が生じることも頭に入れておかなければなりません。

特に、取付時に干渉していなくても、ステアリングを切ったり、サスペンションの動きによって干渉してしまうこともあるので、ツライチを攻める場合は注意が必要です。

ツライチに近づける方法は?

愛車をツライチにする上で、最も大事なのは正しいホイールのチョイス。まずは現在履いているホイールの太さとオフセット(インセット)がどれくらいか確認しておきましょう。現在のホイールを基準にすることで、ツライチに近づけるための計算が出来ます。

純正状態のままの場合は「OO(車名) ホイール オフセット」などと検索すれば情報が簡単に見つかるかもしれません。わからない場合は、ホイールの裏面にステッカーや刻印で記載があるはずなので探してみましょう。

引用元:blogs.yahoo.co.jp

チェックすべき点は、インチ数、リム幅(J)、オフセットの値の3つです。ホイールのサイズの見方について詳しくは以前紹介しました記事アルミホイールにするメリットとは?7J?鍛造?ホイール交換について徹底解説!をご覧ください。

これらの数値が分かったら、実車にホイールを取り付けた状態でフェンダーからオモリを付けた糸を垂らすなどの方法で、現状のツライチからの差を見てみましょう。この差をゼロに出来ればツライチということになります!必要なのは以下の計算式です。

  1. ホイールのリム幅(J)を1上げると12.7ミリ出っ張る
  2. オフセットが1下がると1ミリ出っ張る

引用元:monster-sport.com

例えば、7J+46のホイールで46ミリ引っ込んでいる場合、7J+-0や8J+35、9J+22などが「ほぼツライチ」なホイールサイズということになります。しかし実際にはピッタリサイズのホイールがなかったり、足廻りと干渉して幅の太すぎるホイールは入らないことから、「ホイールスペーサー」や「ワイドトレッドスペーサー」といったパーツを間にかませることでツライチに近づけていくことになります。

引用元:www.spidertrax.com

なお、計算式上はツライチでも現状のホイールサイズからインチアップされる場合や、ついているキャンバー角によっては完全なツライチから誤差が生じるのでご注意ください。

車検には通るの?安全上の注意点とは?

バチバチに決まったツライチは間違いなくカッコイイのですが、ツライチの車が車検に通るかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。車検で見られるポイントはタイヤとホイールが車体からはみ出していないかどうかです。具体的には、ホイール中心から頂点に向かって引いた線の前側30度、後ろ50度の範囲が車体(フェンダー)内に収まっていなければなりません。

引用元:blog.alivesounds.com

オーバーフェンダー(下の画像)を付けて収める場合も、両側で20ミリ以上車両の幅が広がると「構造変更」の申請が必要になります。

引用元:blog.alivesounds.com

また、上記で記載した干渉との問題も避けて通れません。車検時に干渉していたらアウトなのはもちろん、大切なホイールに傷をつけたり、足廻りを痛めることになりかねません。検査員にもよりますが、指2本程度の隙間は確保しておきたいところです。極端なホイールスペーサーをかませたりするのも、ホイールナットがハブボルトにかみこむ量が減ることから強度的に懸念があります。

以上のように気にしておかなければならない点はいくつかありますので、ツライチを攻める場合は実績があり信頼のできるショップに任せるのも一つの手かと思います。

終わりに

いかかでしたでしょうか。ツライチとは何かからツライチにする上での注意点まで、気になるポイントを抑えてみました。この記事があなたのツライチカスタムの一助となれば幸いです。

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