気になる維持費…。ベンツの車検費用はどれくらい掛かる!?

2019年06月16日

気になる維持費…。ベンツの車検費用はどれくらい掛かる!?

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高級外車として人気が高いメルセデスベンツ。しかし、ベンツを所有したときに気になるのが、その維持費です。維持費の中で特に費用がかかるのが車検費用でしょう。ベンツの車検費用の内訳や金額はどれくらいかかるのか、今回はベンツの車検費用についてご紹介します。

ベンツの車検費用の内訳について

ベンツの車検費用の内訳は、基本的に国産車両と同じですがヤナセやシュテルンなどの正規ディーラーは車検時に独自のサービスを提供しています。ここではベンツの車検を受けるときに、どのような費用がかかるのか見ていきましょう。

検査・点検等

車検とは、国が定める保安基準に満たしている車両かを確認するために実施する検査で、目視や機械(テスター)を使って作業を行ないます。メルセデスではヤナセ、シュテルンなどのディーラー工場と、町の整備工場でも各地方の運輸局から認証を受けた「認証工場」であれば検査を受けることができます。

保安確認検査料

車が保安基準を満たしているかを検査するための費用です。

主な検査内容は

  • 排気ガス測定
  • ブレーキテスト
  • スピードメーターテスト
  • サイドスリップテスト
  • ヘッドライトテスト
  • 下回り検査

以上の項目です。

検査代行手数料

車検証を陸運局で発行してもらう際に、代行業者などが必要書類を作成し、陸運局へ申請手続きをしに行くときにかかる費用です。業者によって『車検代行料』『検査手続代行料』と名称が変わる場合があります。

法定2年点検・MB2年点検費用

継続車検の場合は2年毎、新車の場合は初回3年目に受ける点検で、車の良い状態を保つために行なわれます。法定2年点検に加え、ダイムラー社が指定した点検項目を点検します。これはユーザーが最適なコンディションでベンツに乗るために実施されるもので、

これらの点検を実施する際に必要な費用を指します。

下廻り洗浄料・下廻り塗装料

正確な点検を行なう際には、下廻りに付着した泥などを取り除く必要がありますので、その際に下回り洗浄料が必要です。

また下廻りがキズついていたり腐食している場合、これらを防止するための塗装作業が必要であれば別途下廻り塗装料がかかってきます。

部品・整備(必要なときのみ)

点検の結果、以下のような費用が発生する場合があります。

定期交換部品・消耗部品代

車は定期的に交換しなければならない部品があり、また走行距離・使用年数が長くなるほど消耗部品が出てきますので、それらも交換する必要があります。部品を交換するとなった場合は部品代が発生します。

整備費用

点検や部品交換などの整備を行なう際に必要な費用です。この整備費用は、ディーラーと民間車検場で少し差がある場合があります。

法定費用

車検を受けるごとに、以下の法定費用が発生します。

自動車重量税

車の車両重量によって定められた税を納める必要があります。車両重量のほかに、エコカー減税対象車なのか、初度登録から18年経過しているか否かで、自動車重量税の金額が異なります。

自賠責保険料

万が一の事故に備え、国が加入を義務づけている保険に入る必要があります。車検期間は2年ですので、それに合わせて24ヶ月間の加入が一般的で、保険料は27,840円になります。もし車検が切れた状態の車が車検を受ける場合は、25ヶ月間の加入が必要で、保険料は28,780円です。

印紙代

車検を受け、車検証を更新するために、国に納める費用です。車検代行業者がこの印紙を購入し、貼り付けて陸運局に申請しますので、依頼者は印紙代を支払うだけでOK。なにかをする必要はありません。

ベンツ車の車検に掛かる費用の概算

ベンツを車検に通す際に、どのような費用が必要かお分かりいただけたと思います。では具体的に、ベンツを車検に通すときは、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここではベンツCクラスを一般の整備工場の車検に通した際の車検費用の一例をご紹介します。

ベンツCクラスの車検費用の概算

ベンツCクラスの、車検を通すときにかかる車検費用は初度登録から13年未満・2.0t以下のもので、最低106,030円からとなります。では、その内訳をみていきましょう。

ベンツCクラスの車両重量

ベンツCクラスは車種によって車両重量が異なり、それに合わせて車検費用が変わります。以下でベンツCクラスの車両重量をご確認ください。

車種 年式 グレード 車両重量
W202 1993~2000 C200、C220、C240、C250、C280 1.5t以下
W203 2000~2007 C180、C200 1.5t以下
W203 2000~2007 C240、C320、AMG C32、4MATIC 2.0t以下
W204 2007~2014 C200 1.5t以下
W204 2007~2014 C250、C300、AMG C63、クーペ 2.0t以下
W205 2014~ C180 1.5t以下
W205 2014~ C200、C220、C250、C300、ディーゼルカブリオレ、クーペ 2.0t以下

ベンツCクラス(初度登録より13年未満・1.5t以下)

車両重量が1.5tのベンツCクラスで、整備するところがない場合は以下の車検費用の内訳になります。

項目 費用
自動車重量税 24,600円
自賠責保険料 25,830円
手数料・印紙代 1,800円
法定費用合計 52,230円
項目 費用
車検基本費用 29,800円
検査費用 9,000円
登録代行費用 15,000円
基本費用合計 53,800円

法定費用と基本費用を合計すると106,030円になります。

ベンツCクラス(初度登録より13年未満・2.0t以下)

車両重量が2.0tのベンツCクラスで、整備するところがない場合の車検費用は以下の通りです。

項目 費用
自動車重量税 32,800円
自賠責保険料 25,830円
手数料・印紙代 1,800円
法定費用合計 60,430円

基本費用は、先ほどご紹介した車両重量が1.5tのベンツCクラスと同じですので、53,800円となります。

法定費用の60,340円と基本費用を合計すると114,230円です。

車両重量が1.5tでも2.0tでも、車検費用は100,000円を少し上回る程度ですので、それほど高額にはなりません。

ヤナセなどディーラーで車検を通すと、車検基本費用が一般の整備工場より高くなりますが、ディーラーのメカニックはベンツのことを熟知していますし、ユーザーの安全を何よりも最優先に考えて部品の交換を推奨するため、車検にかかる費用が高くなります。

その分、安心感が増すことは間違いありませんので、ディーラーと一般の整備工場のどちらで車検を通すかを十分にお考えください。

まとめ

今回はベンツの車検費用について、ご紹介しました。ベンツの車検費用は車種によって異なり、記事でご紹介したベンツCクラスのように車両重量が1.5t以下の車であれば自動車重量税は安くなりますが、Sクラスのように車両重量が2.5t以下の車は、法定費用だけでも車検費用が高くなります。

車検基本費用は、一般の整備工場の場合は安くなります。それに対してディーラーで車検を依頼すると車検基本費用は高くなりますが、ディーラーではMB2年点検のように、車検の保安基準以外の箇所もしっかりと点検してくれますので、安心感が違うでしょう。

今回の記事を参考に、ベンツの車検費用を知っていただき、ディーラーと整備工場のどちらで車検を通すかを検討なさってください。