2019年02月11日 (更新:2020年08月27日)
レクサスのハイブリッドモデルを紹介!その評価は?一番安いグレードは?
レクサスは1989年よりアメリカで展開され、日本でも2005年から展開されているトヨタの高級車ブランドです。現在では、多くの車種がラインナップされており、上質な車内空間を持ったモデルから、本格的なスポーツモデルまで選ぶことができます。そして、ほとんどの車種のグレードに、ハイブリッドモデルが用意されています。ここでは、現行で販売されているハイブリッドモデルを詳しくご紹介していきます。
レクサスは1989年よりアメリカで展開され、日本でも2005年から展開されているトヨタの高級車ブランドです。現在では、多くの車種がラインナップされており、上質な車内空間を持ったモデルから、本格的なスポーツモデルまで選ぶことができます。そして、ほとんどの車種のグレードに、ハイブリッドモデルが用意されています。ここでは、現行で販売されているハイブリッドモデルを詳しくご紹介していきます。
フラッグシップクーペ LC500h
レクサスから販売されるハイブリッドの中で、一番高価な車種がこのLC500hです。主要装備が少し異なる3種がラインナップされています。
LC500hの燃費と価格
LC500hのグレードには3タイプありますが、新車車両本体価格は2タイプに分かれています。
- L package/2WD(FR)の価格:13,522,000円
- S packageの価格:14,522,000円
LC500hの燃費は、全てのグレードでJC08モードで15.8km/lとなります。
LC500hの概要
レクサスLC500hはEセグメントのクーペで、走りの質の高さや、車内空間の心地よさは、まさにレクサス最上級ハイブリッド車といえます。力強いV6 3.5Lエンジンは全域にわたり高トルクを発揮し、世界初となる2基のモーターからなるマルチステージハイブリッドシステムにより、どこからでも心地よい加速を体感することができます。また、搭載される10速ATは走りにリズムを生み出し、DMI制御によりアグレッシブな走りを実現可能にしています。
LC500hの評判
LC500hに対する評価や評判には様々な口コミがありますが、総じて最高級のラグジュアリークーペといった意見が多く聞かれます。そして、大きなボディーを感じさせないその走りが魅力のようです。
フラッグシップセダン LS500h
レクサスのフラッグシップといえば、LS500hです。
車両重量が2トンを超え、全長も5mを超える巨艦を機敏に走らすことができるハンドリングとフットワークの軽さを備えています。そして、今回のマイナーチェンジで静粛性や快適性を底上げし、まさに日本を代表する高級スポーツセダンとして恥じない車へとグレードアップしています。
LS500hの燃費と価格
LS500hには多くのモデルがラインナップされており、価格も燃費もモデルごとで変わってきます。
LS500hの新車価格
LS500hには、駆動方式が2WD(FR)とAWDの2タイプが用意され、グレードにはそれぞれ同一グレードが5種類ずつ、トータル10グレードが用意されています。
2WDグレード | 新車車両本体価格 |
LS500h | 11,214,000円 |
LS500h “I package” | 11,805,000円 |
LS500h“F SPORT” | 13,105,000円 |
LS500h“version L” | 14,605,000円 |
LS500h“EXECUTIVE” | 16,405,000円 |
AWDグレード | 新車車両本体価格 |
LS500h | 11,614,000円 |
LS500h“I package” | 12,205,000円 |
LS500h“F SPORT” | 13,505,000円 |
LS500h“version L” | 15,005,000円 |
LS500h“EXECUTIVE” | 16,805,000円 |
LS500hの燃費
グレードは、細かく分けると10グレードになりますが、燃費の違いは3種類となります。3.5L V6エンジンにモーターの組み合わせで、2トンを超える車体をグイグイ前に押し出す割には、意外と低燃費です。
グレード | JC08モードカタログ燃費 |
LS500h/LS500h“I package”(2WD) | 16.4km/l |
LS500h“F SPORT”/LS500h“version L”/LS500h“EXECUTIVE”(2WD) | 15.6km/l |
全てのAWDグレード | 14.4km/l |
カタログ燃費なので実燃費とは異なると少し思いますが、すでにユーザーからの実燃費が公表されており、2WDで平均13.5km/l、AWDで平均11.9km/lを記録しています。
LS500hの概要
初代の衝撃を上回るデザインをコンセプトに開発され、どこから見ても一目でLS500とわかるデザインが完成しました。このLS500に、モーターを搭載した「マルチステージハイブリッド」がLS500hになります。どこまでも乗っていたい車内空間は、発進の滑らかさから感じ取ることができ、吸いつくような走りで安定感があります。
しかも、車内はロードノイズやエンジン音すら聞こえない、外部と遮断された空間であり、移動する客室のようです。ブレーキにも特徴があり、減速Gを感じることがないまま車速が落ちて停車します。ずっと乗っていたい車、それがこのLS500hです。
LS500hの評判
LS500hは、静粛性と快適性を高次元でバランスさせた高級スポーツセダンで、ハイブリッドを選ぶ人は、燃費より、車内空間を大切にされる方が選択しているグレードになります。しかし、その車内空間と裏腹に、運転も楽しめるといった評価が多く聞かれます。パワーはターボモデルにかないませんが、インテリア、足回りともに高評価です。MercedesBenzS560やBMW7シリーズ、そしてAudiA8などと比較されますが、車の造りや性能に大差がないといった評判も聞かれます。
グランドツーリングセダン GS450h・GS300h
レクサスGSブランドには、2種類のハイブリッドがラインナップされています。初めにGS450hについて紹介します。
GS450hの燃費と価格
GS450hには、グレードが4種類用意されており、価格はそれぞれ違いますが、燃費は共通となっているグレードもあります。
GS450hの新車価格
GS450hに用意されている駆動方式は、すべて2WD(FR)のみとなります。
- GS450h 7,439,000円
- GS450h “I package”:7,835,000円
- GS450h “F SPORT” :8,474,000円
- GS450h “version L” :8,446,000円
GS450hの燃費
GS450hの4グレードのJC08モードによるカタログ燃費は、全て18.2km/lと同じとなります。GS450h “F SPORT” にムーンルーフをオプションで取り付けると燃費は18.0km/lとなります
GS450h “version L”にムーンルーフ装着または、19インチタイヤ&アルミホイール、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム、パワートランクリッドを同時装着した場合、18.0km/Lとなりますこのように、オプションでムーンルーフを取り付けたりアルミを19インチなどにすると、燃費が落ちるグレードもあります。
ハイブリッドカーとしてはカタログ燃費があまりよくない理由としては、1世代前のエンジンを搭載していることが原因です。実燃費も、口コミから平均を算出すると、12.5km/lとあまり良いとはいえません。
GS450hの概要
2GR-FXE型のV6 3.5L DOHCエンジンと、1KM型の交流同期電動機と呼ばれるモーターの組み合わせで未体験の加速を味わうことができ、ブレーキを踏めばガツンと止まるスポーツセダンです。ハイブリッド車だから低燃費でおとなしいといったイメージは、この車には全く当てはまらないでしょう。
内装も高級車らしく静粛性に優れており、ドア回りのシール材が3重構造になるほか、ドアの立て付けも素晴らしい車です。Fsportsでは、専用のエクステリアやインテリアが用意されるだけでなく、視覚的にも走りを楽しめるインパネを採用し、走る喜びを感じることができます。
GS450hの評判
GS450hに対する評判は、とにかく速い車ということです。高級セダンで味わうスポーツ走行は、MercedesBenzやBMW、Audiといった車種が定番ですが、GS450hは、パワーや足回り、そして室内の豪華さもコストパフォーマンスに優れているといった評判が聞かれます。新車乗り出し価格は900万円を超えるGS450hですが、1,000万円を超える欧州スポーツセダンと比べても遜色ない性能を持っています。
GSハイブリッドをもう少し身近に感じることができるのが、GS300h。450hより価格も抑えられエンジン排気量も小さくなりますが、その代わり車重は100kg近く軽くなることから、かなり楽しい走りが期待できます。
GS300hの燃費と価格
GS300hもGS450h同様に4種類のグレードを用意しており、価格も大きな差があります。そして、それぞれの燃費性能もグレードごとで変わってきています。
GS300hの新車価格
グレードは4種類ですが、駆動方式は2WD(FR)のみとなります。
- GS300h:6,164,000円
- GS300h “I package” :6,560,000円
- GS300h “F SPORT”:6,993,000円
- GS300h “version L”:7,171,000円
GS300hの燃費
GS300hに搭載されている2.5Lエンジンは、かつてトヨタクラウンにも搭載されていましたが、すでにモデルチェンジと共に廃止された1世代前のもの。現在はGS300hとISに搭載されているのみです。
グレード | JC08モードカタログ燃費 |
GS300h/GS300h “I package” | 23.2km/l |
GS300h “F SPORT” | 23.2km/l |
GS300h “F SPORT”(ムーンルーフなどのオプション装着車) | 21.4km/l |
GS300h “version L” | 21.4km/l |
GS300h “version L”の燃費が悪い理由は、重量がベースグレードより40kg増加していることが原因です。また、ムーンルーフは20㎏増加し、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステムとパワートランクリッドを同時装着すると10kg増加します。
GS300hの概要
エンジンは、2.5L直4ガソリンエンジンとモーターの組み合わせのハイブリッドで、ガソリンエンジンは178PS、モーターは143PSを発揮し、システム総出力は220PSとなります。そして、GS唯一のレギュラーガソリン仕様となるのも見逃せません。スポーティーさとラグジュアリーさを兼ね備えて磨き上げたGSは、グランドツーリングカーとして、アクセルを踏み込めば異次元の加速を体感できます。低扁平タイヤもうまく履きこなしており、優れた乗り心地と直進安定性も魅力です。
GS300hの評判
ハイブリッドでレギュラーガソリン使用は、燃費・経済的にほかのGSより一歩上を行きます。また、十分すぎるパワーに加えてクラウンより遮音性に優れていることから、Sモードに入れれば、高速道路を快適に移動できる優れた高級グランドツアラー、といった評価も多くあります。GS300hは、経済性にも優れたスポーツセダンといえるでしょう。
フラッグシップSUV RX450hL・RX450h
全長を延長し、3列シートにしたロングボディーのSUVがRX450hLで、レクサスのラグジュアリーSUVのフラッグシップモデルです。標準ボディの物がRX450hになります。
RX450hLの燃費と価格
ロングボディーのRX450hLのラインナップは、1種類のみとなります。気になる新車価格は7,690,000円です。
燃費は、車両重量が2トンを超えているにも関わらず、JC08モードで17.8km/lとカタログに表記されていますが、実燃費の平均は12.2km/lと、燃費性能はそれほど良いとはいえません。
RX450hLの概要
全てのシートで開放感が得られるよう、1列目から3列目まで順にアイポイントを徐々に高くする工夫がされており、見晴らしがよくなっています。サードシートへのアクセスも、セカンドシートを前方に倒して移動させることができるのでスムーズに乗り降りができ、サードシートを使用しない時には電動で格納できるのもラグジュアリーSUVならではといえます。
RX450hLの評判
ロングボディーにしてまで作られた3列目シートですが、やはり居住性が良くないといった評判が多く聞かれます。普段使いとして2列目までが許容範囲であり、3列目を使用するのはごく短時間の距離の移動に限られるでしょう。
RX450hは、レクサスのプレミアムSUVで、静粛性と快適性の高さ、そしてインテリアの質感の高さと相まって、一流の乗り味を提供してくれます。
RX450hの燃費と価格
用意されているグレードは、2WDとAWDを合わせると6種類用意されています。車両本体価格は種類ごとに異なりますが、燃費に関しては共通するカタログ燃費となっているグレードもあります。
RX450hの新車価格
新車価格は表のとおりとなります。
グレード | 新車車両本体価格 |
RX450h (2WD) | 6,047,000円 |
RX450h(AWD) | 6,307,000円 |
RX450h “version L”(2WD) | 7,036,000円 |
RX450h “version L”(AWD) | 7,296,000円 |
RX450h “F SPORT”(2WD) | 7,176,000円 |
RX450h “F SPORT”(AWD) | 7,436,000円 |
RX450hの燃費
燃費性能は、以外にも2WDとAWDにカタログ燃費では差がなく、2WDの全モデルとAWDのベースグレードのRX450hのJC08モードは、18.8km/lとなります。その他のAWDモデルでは、JC08モードで18.2km/lとなります。そして、気になる実燃費ですが、グレードによる差はほとんどなく、平均すると12km/lで、上手く走れば14km/lとなるようです。
RX450hの概要
3.5Ln V6エンジンとモーターの組み合わせは、システム総出力で313PSを発揮し、発進から2トン越えの車重を感じさせない走りを見せます。SUVとしてのコンセプトに外れることなく、走りを十分に楽しめるようボディー剛性を上げて高い旋回性能を実現しています。ゆったり乗る事ができる足元の広さは、ラグジュアリーカーの乗り心地を生み出すポイントのひとつ。最先端技術のもてなしに満足できることでしょう。
RX450hの評判
SUVブームもあり、レクサスRX450hに対する評価は「とにかくカッコいい」といった声が多く聞かれます。しかし実際に乗ってみると、意外にエンジンに伸びやかさがなく、静粛性もそれほどでもないといった意見も多いよう。もちろん風切り音は全く感じられませんが、低いロードノイズが日本人の耳にはかなり敏感に感じ取られ、モーター走行時とエンジン始動時の静粛性の差は大きいようです。
しかし、運転する愉しさはお墨付き。ドライブモードセレクトにより、スポーツマインドがくすぐられる演出がインパネにされており、スポーツモードにセットすれば、HVメーターが回転計に置き換えられ赤く色が変化します。多彩な制御でパワー感がアップし、痛快な走行が可能になるのです。
ミドルクラスクーペ RC300h
レクサスブランドのミドルクラスクーペが、RC300hになります。RC350、RC300、そしてハイブリッドのRC300hがラインナップされていますが、日本で一番人気がこのRC300hになります。
RC300hの燃費と価格
RC300hには3種類のグレードが用意されており、装備内容によって価格が違ってきます。
- RC300h :6,000,000万円
- RC300h “version L” :6,470,000円
- RC300h “F SPORT” :6,520,000円
燃費に関しては全グレードでJC08モードによる燃費が23.2km/l。実燃費もかなり優秀で、街乗りの平均が16km/l~18km/l走り、高速に行けば平均20km/lも走ります。レギュラーガソリン仕様なので、燃料代のコストパフォーマンスはかなり高い車といえます。
RC300hの概要
レクサスのデザインは日本の伝統的な美意識を大切に開発されていますが、このRC300hにも、「伝統的なデザインの中に新たなクーペスタイル」というアグレッシブさが特徴です。178ps(131kW)/6000rpmと22.5kgm(221Nm)/4200-4800rpmを生み出す2.5リッター4気筒エンジンに143ps(105kW)/30.6kgm(300Nm)のモーターを加えたハイブリッドシステムは、最高出力は220ps(162kW)を発揮。出だしもスムーズで、街乗りでの不便は感じられません。RCのボディー剛性は高く、固められているのにしなやかな足回りとうまく調和し、フラットで滑らかな乗り味を提供します。
RC300hの評判
パワーを求めるなら、RC350もしくは別格のRCFをすすめる口コミも多くあり、RC300hはデザインの迫力のわりにパワー感が少ないといった評価も見られます。ただし、燃費に関しては評価が高く、スポーツカーのデザインとは裏腹にかなり良い燃費を記録しています。
ハイブリッド専用セダン ES300h
ESにはハイブリッドモデルのみが用意され、上質な乗り心地と走りを提供する新しいセダンです。
ES300hの燃費と価格
ES300hには、3タイプのグレードが用意されており、すべて2WDです。
カタログ燃費にはJC08モードの他に、より実燃費に近い値の世界基準であるWLTCの表示があります。
ES300hの新車価格
ES300hのグレードの違いによる価格は、以下の表の通りです。
グレード | 新車車両本体価格 |
ES300h | 5,800,000円 |
ES300h “F SPORT” | 6,290,000円 |
ES300h “version L” | 6,980,000円 |
ES300hの燃費は、全てのグレードで同一のカタログ燃費となっています。
燃費基準 | 燃費性能 |
WLTC燃料消費率 | 20.6km/l |
WLTC市街地モード | 16.6km/l |
WLTC郊外モード | 22.7km/l |
WLTC高速道路モード | 21.4km/l |
JC08モード | 23.4km/l |
1.7tあるボディーをWLTCモードで20km/lを超える燃費となるのは驚きですが、実燃費の平均も、18.6km/lとなっており、かなり燃費の良い車といえます。もちろん平均なので、走り方によっては20km/lを超える走り方もできる素晴らしい燃費の車です。
ES300hの概要
レクサスの新しい大型セダンとして、FF方式で日本に投入したのがこのES300hになります。最新テクノロジーを集結させたナビゲーションシステムをはじめ、予防安全システムの充実など、安心で快適な空間を高次元で提供する車となります。もちろん、走る曲がるといった基本性能は非常に高く、ゆっくりなサスペンションストロークから最適な減衰力にするスウィングバルブショックアブソーバーを、ES300h “version L”とES300hに世界で初めて装着しています。
ES300hの評判
クラウンやマジェスタからの乗り換えの方が多く、かなり比較されていますが、総じてデザインは受け入れられています。しかし、クラウンやマジェスタのほうが車内収納などの細かい部分で勝っているとする評価が多いよう。日本人に向けたクラウンと、アメリカや中国市場をメインとして開発した車の違いといってよいでしょう。
スポーツセダン IS300h
走る愉しさを徹底的に追求した、レクサスのスポーツセダンがIS300であり、滑らかな加速性能と燃費性能を併せ持ったのがIS300hになります。
IS300hの燃費と価格
IS300hには、駆動方式が2WDとAWDが用意されており、6グレードのラインナップとなり、燃費性能はグレードごとではなく駆動方式で変わってきます。
IS300hの新車価格
IS300hの2WDモデルとAWDモデルを分けてご紹介します。
2WDモデルグレード | 新車車両本体価格 |
IS300h | 5,164,000円 |
IS300h “F SPORT” | 5,694,000円 |
IS300h “version L” | 5,802,000円 |
4WDモデルグレード | 新車車両本体価格 |
IS300h | 5,568,000円 |
IS300h “version L” | 6,206,000円 |
IS300h “F SPORT” | 6,399,000円 |
2WDでは、IS300h “version L”がIS300h “F SPORT”より車両本体価格が高くなりますが、AWDでは逆の価格となります。
IS300hの燃費
JC08モードのカタログ燃費は、2WDが23.2km/lでAWDが20.4km/lとなります。気になる実燃費は、平均14.3km/lを記録しており、高速道路を主に使いエコ運転を心がけると20km/lを記録する方もいます。
IS300hの概要
IS300で初めてハイブリッドを搭載した3代目IS300hは、2.5L直4エンジンにモーターを組み合わせており、システム最高出力は162kW(220PS)を発生。
ハイブリッドでありながらスポーティーに走ることを追求し、滑らかな加速感とともに気持ちを高ぶらせるサウンドがドライビングの愉しさを演出します。LFAをモチーフとした、上質で高級感が漂うインテリアも魅力的。そして、扁平タイヤとは思えない乗り心地を、車両剛性とサスペンションで実現しています。
IS300hの評判
走りやすさ、燃費性能、そして使用燃料がレギュラーガソリンでコストパフォーマンスが最高といった評判が多く聞かれます。しかしながら、高級車としてみた場合、IS300hのハイブリッドはパワー感もそれほどなく、経済性重視といったフィーリングで、「高級車だからこその無駄」が感じられない、面白みのない車といった意見もあります。
しかし、IS300では7割の人がハイブリッドカーであるIS300hを購入しており、税金の優遇が受けられること、リセールバリューも高いことを考えれば、やはり魅力的という評価なのでしょう
都市型SUV NX300h
SUV人気も手伝い、レクサスで一番売れているのが、このNX300hです。
NX300hの燃費と価格
用意されているグレードは、2WDとAWDを合わせると8グレード。燃費性能は、JC08モードでカタログに記載されており、基本的に2つの燃費性能となります。
NX300hの新車価格は、2WDとAWDで4グレードずつ、合わせて8グレードとなるので、駆動方式に分けて価格を表にまとめました。
2WDのグレード | 新車車両本体価格 |
NX300h | 5,057,345円 |
NX300h “I package” | 5,237,018円 |
NX300h “F SPORT” | 5,717,127円 |
NX300h “version L” | 5,717,127円 |
4WDのグレード | 新車車両本体価格 |
NX300h | 5,317,527円 |
NX300h “I package” | 5,497,200円 |
NX300h “F SPORT” | 5,977,309円 |
NX300h “version L” | 5,977,309円 |
NX300hの燃費
JC08モードでの燃費性能は、2WDのベースグレードと“I package”が21.0km/lを記録しますが、他のグレード全て19.8km/lと同じになります。ただし、2WDのベースグレードと“I package”にオプション装備させると、19.8km/lとなり、AWDの“version L”と“F SPORT”にオプション装備させると19.6km/lと、若干燃費が悪くなります。
NX300hの概要
「スポーツギア」を感じさせるエクステリアデザインは、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能と、SUVらしい力強さを兼ね備えています。インテリアのセンタークラスターには、金属製のパーツを使用しスポーティーさを強調しており、ただの高級SUVではない雰囲気を醸し出しています。ナビゲーションには10.3インチのワイドディスプレイを採用し、スムーズでわかりやすい操作が可能です。
NX300hの評判
ハイブリッドは、意外にもリニアさにかけるといった評判が多く聞かれます。だからといってパワー不足というわけではないので、アクセルと車速の追従性が悪いということでしょう。しかし、エクステリアやインテリアデザインはかなりの高評価となっており、大き過ぎない車体も人気の秘密です。
都市型コンパクトクロスオーバー UX250h
都会派コンパクトクロスオーバーをコンセプトに開発され、AWDはもちろん2WD(FF)もラインナップに用意されています。
UX250hの燃費と価格
それぞれの駆動方式に4種類ずつのグレードが用意されています。燃費は、より実燃費に近いWLTCモードの燃費がカタログデーターに記載されるほか、従来通りのJC08モードも併記されています。
UX250hの新車価格
2WDとAWDを合わせると8種類のグレードに分かれるので、駆動方式ごとに新車車両本体価格を表にしました。
2WDのグレード | 新車車両本体価格 |
UX250h | 4,250,000円 |
UX250h “version C” | 4,490,000円 |
UX250h “F SPORT” | 4,780,000円 |
UX250h “version L” | 5,090,000円 |
AWDのグレード | 新車車両本体価格 |
UX250h | 4,510,000円 |
UX250h “version C” | 4,750,000円 |
UX250h “F SPORT” | 5,040,000円 |
UX250h “F SPORT” | 5,350,000円 |
UX250hの燃費
WLTCモードでみると、駆動方式で燃費が変わります。JC08モードでは、2WDが27.0km/lでAWDが25.2km/lとなっていますが、AWDのUX250h “F SPORT”とUX250h “F SPORT”では、メーカーオプションを装着して車両重量が1,660kgを超えると25.0km/lとなります。
WLTCモード | 2WD | AWD |
燃料消費率 | 22.8km/l | 21.6km/l |
市街地モード | 22.0km/l | 21.1km/l |
郊外モード | 23.4km/l | 21.7km/l |
高速道路モード | 22.7km/l | 21.7km/l |
気になる実燃費ですが、17km/l~19km/lが非常に多く見られます。もちろんエコな走りをすれば、20km/lを叩き出すことも可能のようです。
UX250hの概要
直列4気筒2Lエンジンは146ps/6000rpmと188Nm/4400rpmを生み出し、フロントには109psと202Nmのモーター、リアには7ps/55Nmのモーターが搭載されています。これにより、かなり余裕のあるパワーとなり、発進から中間加速まで力強く走らせることができます。UX250hには先読みエコドライブというシステムが搭載されており、ナビと連動して効率よく電力を回生させ、エコドライブに貢献しています。
足回りは他のレクサスに比べソフト志向となっていますが、それでも高速道路の安定性はよく、穏やかに走らせることができます。
UX250hの評判
燃費性能の良さはさることながら、UX250hのエクステリアデザインも高評価。内装に関しても、インパネのデザインやスイッチの位置がシンプルで操作がしやすいという声が多いようです。しかしその反面、新鮮味が感じられないといった意見もあるので、ここは好みの問題でしょう。そして、UX250hでかなりの方が高く評価しているのが、燃費性能です。
コンパクトハイブリッド CT200h
ハイヴリッド車のプレミアムコンパクトカーのCT200hは、機敏な走りをすることができ、サイズ的にはレクサスの中でも日本の道路事情にちょうど良い大きさです。
CT200hの燃費と価格
グレードは、4種類用意されておりますが、燃費性能はグレードにより2つの燃費性能に分かれます。
CT200hの新車価格
レクサスで最も安く買える車種がこのCT200hで、400万円を切る車両本体価格となっています。
グレード | 新車車両本体価格 |
CT200h | 3,770,000円 |
CT200h “version C” | 3,990,000円 |
CT200h “F SPORT” | 4,400,000円 |
CT200h “version L” | 4,770,000円 |
CT200hの燃費
燃費性能は、JC08モードでカタログに表記されており、ベースグレードのCT200hのみ30.4km/hとなっていますが、その他のグレードは26.6km/lとなっています。これは車両重量の差が大きく関係しており、ベースグレードと他のグレードでは60kgの重量差があるためです。
CT200hの概要
1.8L直列4気筒エンジンは、99ps/5,200rpmを絞り出し、それを82psのモーターがサポートして力強い走りを実現しています。車重を軽くして人と車が一体になれる高いボディー剛性と、それを生み出す溶接技術により、ドライバーの意思のままに反応する車です。ドライブモードセレクトや、パドルシフトも装備しており、スポーティーな走りを愉しむ事も可能となっています。低く構えた車体に、攻撃的なフロントマスクに負けない運動性能が、CT200hの特徴です。
CT200hの評判
レクサス版プリウスといった位置づけのCT200hですが、走りは全くの別物で、力強く走りながらも燃費が良いといった評価が多くあります。しかしながら、足回りが固く乗り心地が悪いといった評判も目立ちます。レクサスの中では一番安く買えるとはいえ400万円以上する車とは思えない仕上がり、といった悪評も。
走りや燃費、そして乗り心地を見ると、燃費は優れていますが、コストパフォーマンスは高いとはいえないのかもしれません。
まとめ
レクサスから販売されている現行モデルのハイブリッド車種をご紹介してきましたが、一番安いグレードは、どの車種もベースグレードとなります。しかし、安いと言ってもレクサスには変わることなく、その存在感やステータスは一流といえます。高級車は、高価なだけでなく乗り心地や走り、そして静粛性などが秀でていなければなりません。燃費至上主義のハイブリッド車でありながら走りも楽しめる、それがレクサスのハイブリッド車です。