デミオDJ型の15MBを解説! MTでモータースポーツのベース車両におすすめ! | CARTUNEマガジン
デミオDJ型の15MBを解説! MTでモータースポーツのベース車両におすすめ!

2019年06月10日 (更新:2022年10月20日)

デミオDJ型の15MBを解説! MTでモータースポーツのベース車両におすすめ!

モータースポーツを楽しみたい方にとってMT仕様は是非とも乗りたい車だと思います。現在どんどん減っているMT仕様ですが、デミオ15MBにはMT仕様があるのです。さらにモータースポーツベースとして販売されているので、人気の高い車種です。今回は、そんなデミオ15MBについてご紹介します。

デミオ 15MBのスペック

はむさんのデミオDJLFSの画像
はむさんのデミオDJLFSの画像

そもそもデミオ15MBがモータースポーツベースであることにピンとこない方も多いでしょう。そこで、まずはどんな車かをご紹介していきます。これを知れば、15MBの見方も変わるはずです!

エンジン

サバンナのガンさんさんのデミオDJLFSエンジンの画像
サバンナのガンさんさんのデミオDJLFSエンジンの画像

15MBに搭載されるエンジンはSKYACTIVーG1.5です。このエンジンはデュアルS-VTとも呼ばれるシーケンシャル・バルブタイミングによって、吸気バルブの開閉を最適に保ってくれるのです。

まずはこの機能によって効率の良い燃焼が行われます。そして、オイル潤滑システムによってオイルの流量を2段階で切り替えることにより、エネルギーロスを軽減してくれます。

排気は4-2-1排気システムを採用することによってスムーズな排気の流れを実現することができるので、トルク向上と高い燃焼効率を実現できたのです。そしてこのエンジンはロードスターのモータースポーツベースにも搭載されていることから、本気度が伝わってきます。

足回り

まずはフロントサスペンションですが、マクファーソンストラット式という形式を採用しています。設置スペースを必要としなく、コストも安く抑えられます。最近では、トヨタ86やスバルBRZにも採用されている形式です。

そしてリアサスペンションはトーションビーム式です。ホンダのシビックタイプRなどに採用されていますが、こちらも特徴はマクファーソンストラット式に似ています。

ブレーキに関しては、リアブレーキがリーディングトレーリング式ドラムではありますが、フロントのベンチレーテッドディスクは他のモデルのデミオよりも大きな設計になっています。しっかり止まるという点では、安心して車を運転することができるのではないでしょうか。スタビライザーも前後標準装備なため、安定性も期待できます。

スペック

tさんのデミオDJLFSの画像
tさんのデミオDJLFSの画像

それではスペックをご紹介いたします。かつてはRX-7でモータースポーツ界を盛り上げたマツダが再びモータースポーツに使えるようにベース車を開発したデミオ15MBはどんな力を秘めているのでしょうか。

デミオ15MB
排気量1,496cc
外寸(全長×全幅×全高)4,060×1,695×1,500(mm)
駆動形式FF
ミッション6MT
重量1,020kg
タイヤサイズ185/65R 15 88S※オプションで195/55R16 87V
ホイールサイズ15インチ5.5J※オプションで16インチ5.5J
乗車定員5名
馬力116ps
トルク148N・m
燃費(JC08モード)19.2km/L
実燃費17.93

デミオ 15MBの価格・カラーデザイン

◇hiroki◇さんのデミオDJLFSの画像
◇hiroki◇さんのデミオDJLFSの画像

デミオ15MBの価格は1,560,600円です。モータースポーツベースとして、オプションをつけずに購入するのも良いかも知れませんね!カラーデザインはなんと6種類です!それぞれのカラーと追加料金を見ていきましょう。

  • スノーフレイクホワイトパールマイカ(32,400円アップ)
  • ソウルレッドクリスタルメタリック(54,000円アップ)
  • ジェットブラックマイカ
  • ダイナミックブルーマイカ
  • ディープクリムゾンマイカ
  • マシーングレープレミアムメタリック(43,200円アップ)

基本となる色が揃っているため、好みに合わせた色が選べますね!ホイールを何にしようか考えながらカラーデザインを選択するのも良いです。オプションのホイールはガンメタリック塗装のため、それに合ったカラーデザインもオススメです。

デミオ15MBでレースに参戦しよう!

マツダが主催するレースがあることをご存知だったでしょうか?モータースポーツベースと言っても、その性能を発揮できるのはサーキットです。サーキットでのレースシリーズにも参加できるというのは嬉しいですね!それでは、2つのレースイベントについてご紹介します。

マツダファン・サーキットトライアル

引用元:https://cartune.me/notes/hbyrF68dMC

参加条件はナンバーを取得しているマツダ車で参加することです。それ以外は誰でも参加でき、さらにJAF公認のイベントなのです。「サーキットと言ってもライセンスがないよ!」という方でも大丈夫です。

ライセンスがない方も参加できるクローズドクラスがあるので、お試しでサーキット体験ができるのです。合計2本のタイムアタックでベストラップタイムを競います。また、アドバイザーが待機しているのでアドバイスも受けられるのは嬉しいですね!

マツダファン・エンデュランス

アルさんのデミオDJ5FSの画像
アルさんのデミオDJ5FSの画像

こちらもマツダ車のみ参加可能なレースです。内容は満タン無給油による150分耐久レースです。こちらもナンバーが必要ですが、ライセンス不要なので気軽に参加することができます。

1チームにつき4人まで登録できるので、150分間一人で走るもよし、数人で交代しながら走るもよし、楽しみながらレースができます。さらに、こちらもアドバイザーがいるため、日常の疑問を聞くことができますね。

まとめ

はむさんのデミオDJLFSの画像
はむさんのデミオDJLFSの画像

一昔前に比べるとすっかり盛り上がりが欠けるモータースポーツですが、マツダは車の開発からレースの開催まで行なっていたのです。そしてそのマツダが「モータースポーツベース」として銘打ったデミオ15MBも、魅力たっぷりな車ですね!

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