2019年05月30日 (更新:2024年12月04日)
180SXの純正タイヤサイズにおススメのタイヤ6選をご紹介します!
1980年代後半から1990年代前半にかけて一世を風靡したスペシャリティカー。180SXはスペシャリティカーの代名詞的存在といえるシルビア・S13型の姉妹車として登場しました。180SXの販売が終了となって20年が経過しましたが、未だに180SXをフルノーマルで大切に所有しているという人もいるでしょう。そんな人に向けて、今回は180SXの純正タイヤサイズに適合するおすすめタイヤを6種類紹介します。
180SXの純正タイヤサイズ
180SXは日産が1989年から1998年にかけて製造及び販売を手がけていたスペシャリティーカーです。当時日本で絶大な人気を誇っていたシルビア・S13型の姉妹車として、日産が新たに投入しました。
シルビアS13の発売から1年が経ち、新鮮味がやや薄れていたことや人気のリトラクタブルヘッドライトを採用したことで人気を博すことになります。厳密に言えば180SXはスポーツカーではありません。
ところが、FRレイアウトを採用した軽量コンパクトなマシンに仕上がっていたことから、スポーツカーとして購入する若者が多かったそうです。生産終了から20年が経過した現在でも、主にスポーツ走行用のベース車両として一定の支持を獲得しています。
そんな180SXの純正タイヤサイズが以下の2種類です。
- 195/60R15
- 205/60R15
180SXは販売期間が約10年と長いため、大きく分けて前期・中期・後期があります。そのうち前期モデルが195/60R15を採用、中期以降のモデルが205/60R15対応していました。まずはそれぞれのタイヤサイズを採用しているグレードを別々に紹介します。
195/60R15 を装着しているグレード
180SXの中で195/60R15を装着していたグレードが以下の2種類です。
- 1.8 タイプⅠ
- 1.8 タイプⅡ
※上記のグレードはハイキャス、スーパーハイキャスなどを含みます。
1989年から1991年にかけて販売されていた180SX前期モデルが、195/60R15のタイヤを装着していました。ハイキャスやスーパーハイキャスなどの派生グレードも共通のタイヤサイズを採用しています。
205/60R15を装着しているグレード
180SXの中で205/60R15を装着していたグレードが以下の7種類です。
- 2.0 タイプⅠ
- 2.0 タイプⅡ
- 2.0 タイプⅢ
- 2.0 タイプX
- 2.0 タイプR
- 2.0 タイプS
- 2.0 タイプG
※上記のグレードはスーパーハイキャス、ニスモなどを含みます。
1991年から生産終了までの7年間、販売されていた180SXの中期モデル、後期モデルが205/60R15のタイヤを装着していました。前期モデル同様、スーパーハイキャス、NISMOなどのグレードも共通のタイヤサイズを採用しています。
195/60R15サイズの180SXにおすすめタイヤ3選!
まずは180SX前期モデルの純正タイヤサイズである195/60R15に適合するおすすめタイヤを10種類紹介します。今回は低燃費タイヤ・コンフォートタイヤ・プレミアムコンフォートタイヤ・スポーツタイヤの4カテゴリの中から、1~3種類ずつピックアップしました。
エコタイヤ
PIRELLI POWERGY
2022年に登場したエコタイヤがパワジー。新たにバーチャルシミュレーションによる開発方法を取り入れ、路面に最適な接地形状を導き出し、特殊なポリマーを使用したコンパウンドでウェットブレーキ性能や摩耗性能を高めています
TOYO TIRES TRANPATH mpZ
最後に紹介するコンフォートタイヤが「TRANPATH mpZ」です。このタイヤは、日本が誇るタイヤメーカーのひとつであるトーヨーが製造および販売を手がけています。ミニバンへの装着を想定した製品ではありますが、タイヤサイズが適合する180SXも問題なく装着可能です。
コンフォート性能はもちろん、高い低燃費性能やロングライフを実現しており、トータルバランスに優れたタイヤに仕上がっています。直進安定性の向上やふらつきの抑制など、走行性能の向上にも大きく貢献してくれるでしょう。
スポーツタイヤ
DUNLOP DIREZZA DZ102
続いて紹介するスポーツタイヤが「DIREZZA DZ102」です。このタイヤは、住友ゴム工業が旋回しているタイヤブランドのひとつダンロップから販売されています。スポーツタイヤならでありながら快適性能も重視している魅力的な製品です。
優れたドライ&ウェット性能によって、路面状況を選ばずとも安心して走行することができます。強靭な耐摩耗性能と静粛性を実現しているため、経済的かつ快適なドライブを満喫できるでしょう。過激な走りも優雅なドライブも楽しみたいという欲張りな人にはうってつけのタイヤに仕上がっています。
205/60R15 サイズの180SXにおすすめタイヤ3選!
次に180SX中期モデル及び後期モデルの純正タイヤサイズである205/60R15に適合する、おすすめタイヤを10種類紹介します。205/60R15では低燃費タイヤ・コンフォートタイヤ・スポーツタイヤの3カテゴリの中から3~4種類ずつピックアップしました。
コンフォートタイヤ
次に205/60R15のコンフォートタイヤを紹介します。180SX中期モデル及び後期モデルにおすすめのコンフォートタイヤは以下の3種類です。
HIFLY HF201
最後に紹介するコンフォートタイヤが「HF201」。この製品は、アメリカに拠点を置くユニコーンタイヤが展開する中国ブランド、ハイフライが製造及び販売を手がけています。独自設計のパターンを採用することで優れた耐久性と低燃費性能が備わっている製品です。
価格の安さを重視したアジアンタイヤではありますが、コンフォートタイヤというだけあって車内の静粛性と上質な乗り心地を追求しています。シリカ配合比の高いコンパウンドを採用することによって、ウェット路面での走行性能も確保しているようです。できるだけ価格を抑えてコンフォートタイヤを購入したいのであれば十分選択肢に入ると思います。
スポーツタイヤ
YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD07
次に紹介するスポーツタイヤが「ADVAN NEOVA AD07」です。このタイヤは、ヨコハマが製造および販売を手がけているスポーツタイヤになります。現在は廃盤となっているため、基本設計自体はやや古い製品です。
しかし、発売当時のスポーツタイヤとしては非常に完成度が高くなっています。マイクロシリカを配合した独自のコンパウンドを採用することで、優れたグリップ力と操縦安定性を実現。イメージ通りのラインに車を導くことが可能です。
近年のタイヤと比べると性能面でやや見劣りしてしまいますが、まだまだ現役で通用するタイヤとなっています。
DUNLOP DIREZZA DZ102
続いて紹介するスポーツタイヤが「DIREZZA DZ102」です。このタイヤは、195/60R15のおすすめタイヤとしても紹介した製品で、ダンロップが販売しています。スポーツタイヤと魅力とコンフォートタイヤの魅力を併せ持った製品として人気を博しているようです。
同ブランドの従来製品と比べて、ドライ&ウエット性能が飛躍的に向上しました。その結果、路面状況に左右されることなく思い通りの走りを実現することが可能です。ロードノイズをしっかりと抑えているため、街乗り時にストレスを感じることもありません。
強靭な耐摩耗性能によってロングライフを実現しているという魅力もあります。
タイヤサイズはどこに書いてある?
180SXに限らず、自分でタイヤを選ぶためには愛車のタイヤサイズを知っておく必要がありますよね。タイヤサイズが刻印されている箇所はタイヤの側面(サイドウォール)です。サイドウォールをチェックすることでタイヤサイズをすぐに把握することができます。
180SXの純正タイヤサイズである205/60R15を例に出すと、「205」がタイヤ幅、「60」が扁平率を表しています。「R」はタイヤがラジアル構造であることを意味していて、「15」はリム径(インチ)のことです。最低限の知識があれば、タイヤ選びが容易になるでしょう。
まとめ
今回は180SXの純正タイヤサイズである195/60R15及び205/60R15に適合するおすすめタイヤを16種類紹介しました。180SXのタイヤを選ぶにあたって、純正サイズをチョイスする人はあまり多くないとは思いますが、参考になれば幸いです。
現在中古車市場で流通している180SXはほとんどが中期以降のモデルなので、純正タイヤサイズは205/60R15となっています。とはいえ、すでにライトチューンが施されている場合も多く、社外ホイールが装着されていることがあるかもしれません。
その場合は今回紹介したタイヤではなく、社外ホイールに適合するタイヤをチョイスしましょう。あなたが180SXをどんな用途に用いるかによって最適なタイヤが変わります。しっかりと検討を重ねた上で自分好みのタイヤをチョイスしてください。