2019年05月30日 (更新:2020年08月20日)
イメージしづらいフロントガラスの修理費用を紹介します!
フロントガラスが割れたりヒビが入ってしまって壊れてしまい、修理に出そうと考えているとき、修理にどのくらいのお金がかかるのかわからず、困った方もいるのではないでしょうか?そこで今回はフロントガラスの修理に掛かる費用を紹介していきます!この記事を見ればアナタも安心してフロントガラスを修理に出せます!
何故フロントガラスが壊れるのか
1.飛び石や飛来物によるフロントガラスの損傷
飛び石や飛来物は高速道路、一般道関係なく不意なタイミングで飛んでくる可能性があります。
少しでも飛び石や飛来物に当たる可能性を少なくするためには、速度を落とし車間距離をとったり、トラックが前方を走っている場合はトラックとの車間距離を取る、砂利道はあまり行かないなどの対策を取れば飛び石や飛来物での損傷の可能性を軽減できます。
2.メンテナンス中のヒビ
洗車機やガソリンスタンドでのガラス拭きでフロントガラスにヒビが入ってしまうこともよくあります。避けるためにはあまり洗車機を使用しないことです。
3.ワイパーが原因となるフロントガラスのヒビ
手洗い洗車中などでワイパーブレードを立てておいたままにしておくと、うっかりワイパーアームを倒してしまったことが原因でフロントガラスに傷やヒビが入ってしまうことがあります。
車検に通るフロントガラスの条件
車検の際フロントガラスに求められる規定は、三点です
- 「損傷していても運転者の視界が確保されること」
- 「容易に貫通されないこと」
- 「透明で、運転者の視界を妨げる歪のないもの」
となっており、第三の規定は側面ガラスと共通の規定です。この規定を満たしているかどうかの確認は、車検の検査官により判断されますが、フロントガラスの傷が運転席側にある場合は車検に落ちてしまう可能性が高いです。
フロントガラスの傷が助手席側であれば、傷の程度があまりにも大きくなければ車検は通り
ます。また、フロントガラスの傷が運転席側でも、欠けた程度の小さな傷でであれば車検には影響しませんが、フロントガラスの強度に影響関わるところなので早急に修理したほうがよいでしょう。
フロントガラスの修理にかかる費用
交換に必要な料金は一番気になるところですよね?
しかし、ガラス交換の専門店などのホームページを見ると料金が記載されていないことが多くあります。実は「個別に見ないと料金がわからないからです」
まずはフロントガラスの交換に必要な金額の内訳を確認していきましょう。
修理の内訳
一般的な内訳は以下のとおりです。
- フロントガラス代金
- 交換費用
(ガラス自体の料金)と(交換作業の料金)いたってシンプルなように思えますが、
現実はそんなにあまくありません。
まずフロントガラス自体の金額ですが、これはフロントガラスの、車種、年式、装備(フロントガラスにも沢山の種類があります)等によって異なるため、アナタの愛車に組み付けるフロントガラスによって値段が変わるわけです。
組みつけるフロントガラスができたとしても、どのようなフロントガラスを使うかによって値段が変わってきます。先程も言ったようにフロントガラスには沢山の種類があります。
カーメーカーロゴのある純正品や社外品。国内品や外国品のものさらにUVカットやIRカット(断熱)などの機能によっても沢山の種類があります。
それらの中からひとつずつ決定していき、フロントガラス自体の値段が決定するわけです
フロントガラス修理方法の種類
フロントガラスについた傷はヒビへの対処方法はいくつかあります
専門店でリペア
専門店でのリペアは特殊な器具を使って、ヒビ部分の空気や水分を全て抜き取り、真空状態にした上でレジンを流し込み完全に隙間を埋めて直す方法です予約や来店の必要がありますが、プロの技術によってヒビや傷を治すことができ、市販にはないような専門器具を使いより真空状態にできるので、完成度はかなり高いです。
フロントガラス全交換
車やフロントガラスのグレードによって値段は変わってくるのですぐにとはできません。
カーディーラーや自動車ガラス専門店に見積もりを出してもらう中で慎重に決めましょう。
また、フロントガラスの全交換を行う際に保険を利用すると保険の等級が下がってしまい
保険の割引も減額されてしまいます。場合によっては、新車に乗り換えることも考えてディーラーなどに相談をするのがおすすめだと思います。
修理費用の目安
修理費用は専門店でリペアする場合は業者と車種によって異なりますが1~2万円ほど。ガラスを全面交換する際は、約10万円ほどかかります。
(これも業者や車種によって異なります)
まとめ
高速道路、一般道関係なく起こりうるフロントガラスへのヒビや傷。
愛車のフロントガラスに傷がついてしまったら誰でも悲しむと思いますが、そのまま放って置くと更にひどくなってしまうので早めの対策が必要です。
傷やヒビの程度や状況に応じて適切な対処や修理ができるように普段から心がけて大切な愛車を長生きさせてあげましょう!