キャデラックのエンブレムはフランスに所以があった!

2019年05月30日

キャデラックのエンブレムはフランスに所以があった!

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皆様は「キャデラック」という会社をご存知でしょうか?アメリカ生まれの自動車メーカーであるキャデラックはアメリカで生まれた高級車ブランドの一種であり、歴代アメリカ大統領や富裕層などを中心に愛される自動車メーカーです。そんなキャデラックの歴史を辿りながら、変化し続けるエンブレムの秘密を探ります。

キャデラックの歴史

まずはキャデラックの歴史を遡ってみましょう。キャデラックは1902年に創業しました。しかし元々はヘンリー・フォードらとともに「ヘンリー・フォード・カンパニー」として会社を設立したのがきっかけでした。しかしフォードらの会社経営陣と工場経営者であったヘンリー・リーランドとの間に対立があり、会社に残ったリーランドが新たに名前を変えたのが、この「キャデラック・モーターカンパニー」です。その後はGMカンパニーの傘下に入り、GMグループにおける高級ブランド部門として確立しています。

リーランドとキャデラックの特徴

リーランドは繊細な技術力と曲げない信念を生かし、「アメリカの車は壊れやすい」という概念を打ち破りつつ、「世界初のセルモーターの開発」や「量産型V型エンジンを実用化」など世界を驚愕させるようなものを次々と開発しました。その高い技術力とクオリティは、芸能人やスポーツ選手などの高額所得者、さらにはアメリカ大統領の首脳陣などにも評価され、一躍高級車ブランドとして知名度は瞬く間に広がりました。そしてその知名度は国内にとどまらず、国外の貴族たちにも愛されています。

エンブレムにはフランス人が大きく関係

キャデラックの歴史を遡ってみたところで、キャデラックのシンボルマークに焦点を当てていきます。キャデラックのシンボルマークは、工場の拠点地であったデトロイト市を開拓したフランス生まれの冒険家「アントワーヌ・デ・ラ・モース・キャデラック」氏の家紋から由来しています。キャデラック氏は「デトロイト市の父」として地元の人々に長く愛されている人物であり、オランダ人のアーティストである「ピエト・モンドリアン」氏がアレンジを加えたものが、現在のキャデラックのエンブレムとなっています。

デザインは変化している

1902年に創業したキャデラックですが、その顔ともいえるエンブレムのデザインが、実は時代と共に変わってきたのをご存知でしょうか?初期のエンブレムには、立派な家紋に翼や王冠などの装飾が施され、さらには自動車業界の中心となる意思を込めて「Standard Of the World(世界の基準)」というロゴもあしらわれた時期もありました。その後は徐々に変貌を遂げ、最新のものは2014年に一新されてよりシンプルで洗礼されたエンブレムで落ち着いています。

人気のキャデラック車を紹介

キャデラックについて様々なことを知ったうえで、次は最新のキャデラック人気車種を一部ご紹介します。

キャデラック・エスカレード

一番人気はSUVのエスカレードです。近年世界中においてもSUVが大ブームとなっているわけですから、車体幅も排気量も大きいアメリカ車SUVのエスカレードが人気なのも頷けます。6.2LV型8気筒エンジンは420馬力をも誇るハイパワーエンジンに、優雅で上質な雰囲気に仕上げたレザーがふんだんに使われた内装、そして路面状況をいち早く検知し足回りの動きを滑らかにする「マグネティックライドコントロール」をはじめとする最新装備まで備わっています。

キャデラック・ATSクーペ

キャデラックの上級モデルとして位置づけられている車種が、このATSクーペです。2012年に発売されたこのモデルは、新開発のプラットフォームに2L直列4気筒ターボ、2.5L直列4気筒自然吸気、そしてハイパワーな3.6LV型6気筒の3種類から選ぶことができます。内装もレザーシートや至ることにアルミやカーボン素材の採用、そして音響最大手メーカーであるボーズとの共同開発で設計された12個のサラウンドスピーカーを装備させ、2013年には北米のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アメリカの貴賓の方々やVIPに愛用される高級自動車ブランド・キャデラックの歴史を辿りながら、エンブレムの秘密を紹介していきました。GMの高級ブランドとして、今日もその地位の高さや魅力あふれるメーカーとして君臨しています。もし気になるようであれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?