2019年05月18日 (更新:2020年07月16日)
車検ステッカーを貼っていないと違反になる?
普段余り意識したことが無い方が多いと思われる車検ステッカー。ステッカーを貼ってない場合罰則が科せられてしまいます。ここではステッカーの見方や、貼り方、貼る場所について解説していきます。
車検ステッカーとは
車検ステッカーは、車検を通過すると新しい車検証と一緒に交付されるステッカーです。車検ステッカー、もしくは検査標章とも呼ばれ、車が保安基準に適合していることと、車検の有効期限を示す役割を持っています。
車検ステッカーの見方
車検ステッカーは、普通自動車と軽自動車で色が違い、軽自動車は黄色のステッカー、普通自動車は青色のステッカーと分かれています。表面には車検の有効期限が満了した時の年月が表示され、小さい文字の数字が年、大きい文字の数字が月を表しており、裏面には車検の有効期限が満了する年月日が表示されています。
貼っていないと罰則
車検ステッカーを貼らなかった場合、「自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」という道路運送車両法第66条に違反することになり、50万円以下の罰金を支払わなければならないことになります。
貼り方や貼る場所はどこ?
貼り方と貼る場所を分けて説明していきます。
貼り方
- 青色シール(軽の場合は黄色シール)の右半分を台紙から剥がし、透明シールの上に貼り付ける。
- 左半分を同じように台紙からはがし、透明シールの上に貼り付ける。
- 透明シールと貼り合わせたシールを台紙から剥がす。
- 前方のフロントガラスの見やすい場所に貼り付ける。
貼る場所
貼り付ける場所は主に2箇所です。
- ルームミラー前方のガラス上部
- 運転席側から最も遠いガラス上部(ルームミラーが無い場合)
*フロントガラス上部が着色されていてステッカーを外から確認出来ない場合、確認出来る位置までステッカーを下げる必要が有ります。
まとめ
車検ステッカーについて簡単に説明してみました。普段意識する機会が無い車検ステッカーですが、貼らない場合は違反になることを考慮すると、決して軽視してはいけないものです。新しい車検ステッカーが届いたらすぐに貼っていただくことをお勧めします。