ステアリングを交換したい人必見!色々教えちゃいます! | CARTUNEマガジン
ステアリングを交換したい人必見!色々教えちゃいます!

2019年05月06日 (更新:2020年07月01日)

ステアリングを交換したい人必見!色々教えちゃいます!

愛車をドレスアップやチューニングする目的で、ステアリングの交換をしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。ステアリングの交換にはメリットも多くありますが、もちろんデメリットも存在しています。今回はステアリングを交換するにあたってのメリット・デメリットを解説していきます。

ステアリングを交換するメリットってなに?

とんぐさんのセリカST202ステアリングの画像
とんぐさんのセリカST202ステアリングの画像
引用元:とんぐさんの投稿

デザイン

ドレスアップはエクステリア、チューンアップはメカニズムのカスタムが重視されがちですが、インテリアに変化をもたらすことで車両は唯一無二の個性を手に入れます。

インテリアのアップグレードにおいて、シートの張替えやオーディオシステムのインストールは確かに魅力。

しかし、ステアリングを交換することでも純正らしからぬカッコよさを発揮することが出来るのです。

素材やメーカー、デザインにこだわったステアリングにすることで、自分らしいインテリアを演出しましょう。

機能性の向上

ステアリングを社外品に交換した時に得られる最高のメリットが、操舵性の向上です。

純正品のステアリングは外径や太さが決まっていますが、それを自分の手の大きさや腕の長さに合わせたステアリングに交換することで機能性が格段に向上します。

基本的に、ステアリングは外径が小さければ小さいほどハンドリングレスポンスが良くなり、素早い操作と楽な方向転換が可能になります。

さらに、ステアリング自体の素材も変わることにより、握った時のフィット感や素材の違いによる吸水性も変わるためグリップ力の向上が見込まれ、より安全な運転が可能になるのです。

ステアリングを交換したときのデメリット

エアバッグ

tomy3さんの1シリーズ ハッチバックの画像
tomy3さんの1シリーズ ハッチバックの画像
引用元:tomy3さんの投稿

ステアリングを社外品に交換した場合、ほとんどのケースでステアリングのエアバッグは装備できなくなります。そのため、車検時に困ったことになる可能性が出てきます。

ステアリングを社外品に交換した場合、エアバッグのインジケーターランプが点灯・点滅してしまいます。

エアバッグ関連のリコール問題などが相次いだため、平成29年の2月よりメーター内のインジケーターランプ(警告灯)が点灯・点滅している場合、車検に通りません。

そのため、社外品のステアリングに交換した場合、インジケーターランプの点灯・点滅の対策をしない限り、車検を通すことができなくなってしまうのです。

任意保険

また、契約している任意保険の条件が「エアバッグ付き」という内容になっている人は、保険会社への連絡も忘れずに行いましょう。

もし万が一、連絡を忘れて保険の内容を変更していないまま事故を起こしてしまった場合、最悪保険料が払われないというケースに陥ってしまいかねません。

保険料の変更などについては契約している保険の内容により変わりますので、ステアリングを交換したいと考えている方は、保険会社に一度は問い合わせをしておいた方がよさそうです。

ステアリングを交換したら車検はどうなる?

ステアリングは自動車部品の中で運転する上で重要保安部品とされていますが、交換は違法ではないため、車検には通すことが可能です。

以前はステアリング直径が350mm以上が必要とされていましたが、現在では大きさについて明確な基準はありません。

ですが、操舵性を優先させるあまり、極端に小径のステアリングを装着してしまうと車検に通らない可能性もあるので注意が必要です。

また、ステアリングの形状についても円形・環状・楕円形などである必要があり、ステアリングを握った状態でスピードメーター等が目視できる状態でなくてはなりません。

更に、忘れがちなのがステアリング中央のホーンボタン表示。これはシールなどでも問題ないので、カー用品店や通販で購入、もしくは自分で作ったモノを忘れずにステアリング中央にホーンボタン表示として貼っておきましょう。

ステアリングの交換費用

ステアリングの交換はDIYでも可能ではありますが、安全に直結する部分だけあってプロに任せるのをおススメします。

その場合の交換工賃は、本体費用別で3000~10000円ほどが相場。カー用品チェーン店のピットメニューなどにも含まれています。価格は、配線や部品移植の必要性の有無などで増減します。

ちなみに、ディーラーでは社外品のステアリング交換は受け付けてくれない場合がほとんどなので、受け付けてくれるショップを探してみるのが一番です。

おススメのステアリングメーカー

MOMO

近年では様々なレースカーやスポーツカーにも採用されているモモのステアリングです。

軽量で高い機能性を備えているためファンも多く、「MOMOステアリング」を略して「モモステ」という愛称で親しまれています。太さも均整がとれており、操作性もバツグンのステアリングです。

NARDI

MOMOと人気を二分するイタリアのステアリングホイールメーカーがNARDI(ナルディ)です。元々BMWやフィアットのチューニングに定評があったNARDI。そのレースで培ったノウハウが、製品に色濃く反映されています。MOMOのステアリングは比較的グリップが太いのに対し、NARDIのステアリングホイールは細いのが特徴であり、中でも「クラシック・ウッド」は伝統のある逸品です。

まとめ

DNXさんのNSXNA1シフトノブの画像
DNXさんのNSXNA1シフトノブの画像
引用元:DNXさんの投稿

ステアリングの交換はメリットも大きいですがデメリットも存在します。ですが、ステアリングの交換は、間違いなくドライブの楽しさを倍増させてくれるカスタムの一つ。車内の雰囲気も変わり、ハンドリングもクイックになれば、より一層クルマに愛着が湧くこと間違いナシです。

新着記事

おすすめ記事