2019年02月18日 (更新:2021年09月29日)
スズキのエンブレムを解説!ハスラーのエンブレムカスタム実例で見てみよう!
スズキのマークと言えばSのエンブレム。と思いますが実はメーカーからも様々なエンブレムが発売されています。今回はそんな様々なスズキのエンブレムをハスラーで楽しむユーザーの実例と共に紹介していきます。
スズキの歴史とエンブレム
スズキの歴史を見てみよう
スズキは2輪車、4輪車を販売するメーカーで、国内販売シェアは第5位ですが、海外への輸出は300万台を超える世界でも愛される自動車メーカーです。今でこそ、世界に認められた自動車メーカーですが、自動車メーカーとなる以前はまったく畑違いの織機メーカーとして創業されました。
織機メーカーを起業した鈴木道雄は、もとは大工で、その技術を生かし木工織機を製作し、「鈴木式織機製作所」を立ち上げます。その後、金属製自動織機の生産に移行すると、精密機器の技術を蓄積していきます。
しかし、織機を一度搬入すると、長年壊れることなく稼働し、代替需要が飽和することが予想されたことにより、新たな事業展開として早くから自動車企業への参入を考えていました。そして、1955年に四輪車に本格参入し、今日では軽自動車といえばスズキというほどの立ち地位を確立しています。
Sエンブレムの由来
スズキのSエンブレムは、誰もが一目でスズキの車とわかるほど浸透した馴染みのあるエンブレムで、約60年もの間変わらず使用されています。1958年(昭和33年)に美術系の大学生に呼び掛けて募集をし、約300点余りのデザイン候補から、SUZUKIのSが親しみやすいとの理由から、同年10月に社章に制定されました。
このデザインは、当時東京芸術大学に在学していた手銭正道氏(故人)の作品で、後に新幹線700系のデザインを手掛けた工業デザイナーです。以後、このSマークは、1958年から変わることなく使用し続けられています。
もちろん自動車にもSエンブレムが採用されSマークを基本としたデザインで少しづつ雰囲気を変えながら使用され続けています。
ハスラーのエンブレム・カスタム
エンブレムのカスタムのみでなくカスタムベースの車両としても大人気のハスラー。人気の車種だけにアフターパーツも多くオーナー独自のカスタムが光る車です。今回はそんなカスタムの中でも人気のエンブレムのカスタムをユーザーのカスタム実例と一緒に紹介して行きます。
まず、はじめに確認しておきたいのがノーマール状態でのハスラー。グリル中央にSマークが配置され画像のJスタイル等のグレードではグリル丈夫にアルファベットエンブレムが追加されています。
スズキ筆記体エンブレム
スズキの純正部品で供給されているSUZUKIの筆記体ロゴエンブレムです。ハスラーのベージュのボディが一気にレトロ感が増してこれだけでも個性的な印象に変わっています。
HUSTLERアルファベットエンブレム
こちらブラックのエンブレムを追加しグリルをビレットグリルに変更しSマークが撤去となっています。シンプルで飽きの来ない雰囲気に仕上がっています。
スズキ復刻版エンブレム
最近人気となっているのがレトロ感あふれるスズキの復刻版エンブレム。
SUZUKIアルファベットエンブレム
こちらはSマークからSUZUKIのアルファベットエンブレムに変更されています。SUZUKIの文字がグリルにマッチしています。
まとめ
スズキのエンブレムはSマークとして馴染みがありますが、過去のSマークは統一されていませんでした。SUZUKIのSを取った単純なデザインですが、1958年から採用し続けられているマークは、4輪、2輪を柱に世界で躍進するスズキの思いが詰まったマークと言えます。
そんなエンブレムでも車にあったカスタムを気軽に楽しめるのがエンブレムのカスタム。あなたの車のエンブレムはどのエンブレムにするかじっくり考えてみてください。