こんなエンブレムが!?スズキのエンブレムの由来や過去のデザインを紹介

2019年04月29日

こんなエンブレムが!?スズキのエンブレムの由来や過去のデザインを紹介

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スズキのマークはSで、現在の車のエンブレムもSマークで統一されています。このSマークは、SUZUKIのSということは、何となく察しが付きますが、Sエンブレムとなる由来はあまり知られていません。そこで、スズキのエンブレムの歴史や、その由来について詳しく解説します。

スズキの歴史

スズキは2輪車、4輪車を販売するメーカーで、国内販売シェアは第5位ですが、海外への輸出は300万台を超える世界でも愛される自動車メーカーです。

今でこそ、世界に認められた自動車メーカーですが、自動車メーカーとなる以前はまったく畑違いの織機メーカーとして創業されました。織機メーカーを起業した鈴木道雄は、もとは大工で、その技術を生かし木工織機を製作し、「鈴木式織機製作所」を立ち上げます。

その後、金属製自動織機の生産に移行すると、精密機器の技術を蓄積していきます。

しかし、織機を一度搬入すると、長年壊れることなく稼働し、代替需要が飽和することが予想されたことにより、新たな事業展開として早くから自動車企業への参入を考えていました。そして、1955年に四輪車に本格参入し、今日では軽自動車といえばスズキというほどの立ち地位を確立しています。

Sエンブレムの由来

スズキのSエンブレムは、誰もが一目でスズキの車とわかるほど浸透した馴染みのあるエンブレムで、約60年もの間変わらず使用されています。

スズキのエンブレムは、1958年(昭和33年)に美術系の大学生に呼び掛けて募集をし、約300点余りのデザイン候補から、SUZUKIのSが親しみやすいとの理由から、同年10月に社章に制定されました。

このデザインは、当時東京芸術大学に在学していた手銭正道氏(故人)の作品で、後に新幹線700系のデザインを手掛けた工業デザイナーです。以後、このSマークは、1958年から変わることなく使用し続けられています。

そして、自動車にもSエンブレムが、Sマークを基本としたデザインで少しづつ雰囲気を変えながら使用されています。

過去にはこんなエンブレムも

スズキのエンブレムは、基本的にSを基調としたデザインが採用されてきました。その中で、車に取り付けられているエンブレムで特殊なのが、2000年以降に販売されたエブリイランディやエリオ、ワゴンRソリオなどの小型車グリルに取り付けられた、サークルの中に左上から右下に2本のラインが入るエンブレムです。

このほか、過去にスズキではバイクにローターリーエンジンを載せていた時期があり、おむすび型のローターを象ったエンブレムも存在しました。

Sマークが採用された車種

現在スズキから販売されている自動車には、軽自動車、小型普通自動車問わず、Sマークが採用されています。

2000年にスズキでは、小型車の上級感や上質感を大切にした、新しいスズキを表現するマークを発表しました。スズキの新デザインは、通称Sマークと呼ばれ、順次発売されるスズキの車に採用されました。

新デザインとして登場したのは、2000年11月発売のワゴンRソリオ、2001年1月発売のエリオ、2001年5月発表のエブリイランディーの小型普通乗用車に採用されました。軽自動車では、2001年1月発売のMRワゴン、2002年2月発売のKeiワークスに採用されています。

2001年スズキランディーCM

CMの最初にも、新しいロゴのマークが映し出されているように、当時の新型車の特徴と一緒に、新しいロゴもアナウンスされていました。

しかし、2003年6月に発売されたグランドエスクードやスイフトスポーツには新デザインが採用されず、旧デザインのエンブレムが採用とな用いられ、2003年9月発売のワゴンRから現行のSマークが採用されています。

まとめ

スズキのエンブレムはSマークとして馴染みがありますが、過去のSマークは統一されていませんでした。SUZUKIのSを取った単純なデザインですが、1958年から採用し続けられているマークは、4輪、2輪を柱に世界で躍進するスズキの思いが詰まったマークといえるでしょう。