エスペリアのダウンサスについて徹底解説! | CARTUNEマガジン
エスペリアのダウンサスについて徹底解説!

2019年04月25日

エスペリアのダウンサスについて徹底解説!

自動車のチューニングの中でも最もポピュラーな車高の変更。好みの車高にセッティングすることは愛車をドレスアップする上では欠かせない事です。そして車高を下げるのに最もお手軽なのはダウンサスですよね。今回は、スプリングのスペシャリストであるエスペリアを徹底解説致します!

エスペリアってどんなメーカー?

RnさんのワゴンRスティングレーMH44Sの画像
RnさんのワゴンRスティングレーMH44Sの画像
引用元:Rnさんの投稿

エスペリアはサスペンションのメーカーとして1996年に発足し、本社は福岡県久留米市にあります。「サスペンションの開発はサーキットから生まれる」といった信念があり、モータースポーツへの参加も積極的です。

1998年から「スーパー耐久」「SUPER GT」「ル・マン24時間耐久レース」「D1 GRAND PRIX」等へ参戦しており、エスペリアの製品は厳しい世界で鍛え上げられてきました。市販製品にもレース車輌と同じ材質を使用し、モータースポーツで培われた技術を製品へ投入しています。

そのラインナップは「ダウンサス」「アップサス」「ブレーキライン」「ホイールナット」等、多種のスプリングを中心に、様々な周辺アイテムを取り揃えております。価格帯も18,000円〜とリーズナブルでお求めやすい価格なのも魅力的です。

エスペリアの代名詞、ダウンサスを紹介!

将一さんのワゴンRスティングレーMH34Sサスペンションの画像
将一さんのワゴンRスティングレーMH34Sサスペンションの画像
引用元:将一さんの投稿

車高をノーマルよりも下げる目的で使用されるスプリングです。車高のローダウンにより、車のスタイリングは引き締まって見えるので、とてもカッコ良くなります。

ドレスアップと言えばローダウンと言うくらいなので、最も人気の製品ではないでしょうか!?エスペリアでは5種類のラインナップがありますのでそれぞれの特徴をご紹介します。

Downsus

引用元:www.espelir.co.jp

  • 乗り心地:ソフト
  • ダウン量:ロー
  • パフォーマンス:ストリート

ラインナップのなかでは、最も乗り心地が柔らかく、ダウン量も控えめです。

ローダウンはしたいけど、硬い乗り心地は避けたい、控えめなダウン量が好み、装着しているエアロやホイールの関係で大きく車高を下げられない、といった方にオススメな製品です。

Super Downsus

引用元:www.espelir.co.jp

  • 乗り心地:ソフト
  • ダウン量:ロー
  • パフォーマンス:ストリート

ダウン量と乗り心地をバランス良く両立させた製品です。

ベストなフォルムになる様に車高を設定し、乗り心地を決めるストローク量を正確に設計されている事が特徴です。ローダウンはしっかりされていて、乗り心地も大きく損ないたくない、そういったスタイルと実用性の両立を求めている方が選ばれると満足度が高いでしょう。

Super Downsus Type-2

引用元:www.espelir.co.jp

  • 乗り心地:ソフト
  • ダウン量:スーパーロー
  • パフォーマンス:ストリート

先程のSuper Downsusよりも更に大きなローダウンが可能です。

大きく車高が下がりローフォルムな車高でキメる事ができるので、とにかく車高短!が好みな方が選ばれると良いでしょう。ただし、ストローク量が少なるなる事で、乗り心地の悪化はしてしまいます。乗り心地悪化の対策として「スーパーダウンサスラバー」という商品をラインナップしていますので、合わせて装着を検討しましょう。

Super Downsus GT

引用元:www.espelir.co.jp

  • 乗り心地:ミディアム
  • ダウン量:スーパーロー
  • パフォーマンス:スポーツ

この製品はSuper Downsusと比較しバネレートをアップしており、約30%ストローク量を増やしています。バネレートを上げているので車両のロールやピッチングが低減され、より機敏な動きに仕上げる事ができます。そういった特徴により、峠やサーキット走行を楽しむ方にぴったりな製品です。

Super Downsus R

引用元:www.espelir.co.jp

  • 乗り心地:ハード
  • ダウン量:スーパーロー
  • パフォーマンス:サーキット

これまでのスプリングとは異なり、車高調整式サスペンション専用の直巻スプリングです。

車高調整式サスペンションの幅広いセッティングに対応できるように、細かいバリエーションをラインナップしています。

  • 自由長は7、8、9インチの3種類。
  • 内径は60、65mm。
  • バネレートは4〜20kg/mm。

これらの組み合わせの中から選択が可能です。モータースポーツで勝つ為、より高度なセッティングをされる方に必須なアイテムですね。

車高アップで遊び心もアップ!スーパーアップサスについて紹介!

ⓡⓨⓞ@アゲ系C-HR11/11浜名湖さんのC-HRZYX10の画像
ⓡⓨⓞ@アゲ系C-HR11/11浜名湖さんのC-HRZYX10の画像
引用元:ⓡⓨⓞ@アゲ系C-HR11/11浜名湖さんの投稿

エスペリアが新提案する、車高アップ用スプリングです。ローダウンのスプリングは数あれど、アップ用のスプリングは珍しいのではないでしょうか。ここでは、車高を上げる事でのメリット、デメリットについて触れてみたいと思います。

メリット

車高を上げる、いわゆるリフトアップの一番の良い点は視線が上がる事で威圧感が増し、迫力が高まる事ではないでしょうか!?

また、ドレスアップ効果だけではなく、舗装されていない悪路や、轍などでガタガタな道での走破性が格段に上がります。地上高が上がる事で融雪剤による車体へのダメージも軽減する効果もあります。

デメリット

逆にデメリットとしては次の様な事があります。

まず、小さなトンネルや、低い高架下を通る時に、注意が必要です。屋根が接触してしまったり、重大な事故に繋がる可能性も考えられます。また、視線が上がる事で足元が見にくくなったり、風の影響を受けやすくなって安定感は低下します。ノーマルと比べて慎重な運転が必要なシーンもありそうです。

エスペリアのアフターパーツを紹介!

soulさんのサニートラックの画像
soulさんのサニートラックの画像
引用元:soulさんの投稿

エスペリアではスプリング以外にも周辺部品として様々なパーツをラインナップしていますのでご紹介したいと思います。これらのパーツを必要に応じて組み付けることで更に満足度が高まるでしょう。

アップサス用ブレーキライン

引用元:www.espelir.co.jp

アップサス専用のステンレスメッシュホースです。

ノーマルのゴムホースと比較し、ホースの膨張が少ない構造となっているので、よりダイレクトなブレーキフィールを味わうことが出来ます。リフトアップした車両の専用設計になっており、ノーマル車両や、ローダウン車両では適切に取り付かない可能性があるので注意が必要です。

スーパーダウンサスラバー

引用元:www.espelir.co.jp

サスペンションにはストロークしきった時に、車体への衝撃を緩和させる為に、バンプラバーという衝撃吸収用のパーツがあります。

この商品は、ローダウンして少なくなったストロークを稼ぐ為、ノーマルよりも短く設計され、且つ衝撃吸収性に優れた材質を使用した、ローダウン車両用のバンプラバーです。ローダウンをすると、サスペンションのストロークが少なくなってしまい、乗り心地が悪くなってしまうことがありますので、そういった時にはスーパーダウンサスラバーの出番です。

ハイトアップラバー

引用元:www.espelir.co.jp

ダウンサスを組んでみたものの、予想以上に車高が下がり過ぎてしまった!そういう場合にはこの商品が活躍します。ジャッキアップして、スプリングの間に挟み込むだけの簡単装着で車高をアップすることができます。厚みも3種類用意されていて、微調整が可能です。

ノイズストッパー

引用元:www.espelir.co.jp

スプリングが伸縮する時、線同士が接触することがあります。これを線間密着というのですが、スプリングは鉄でできているので、線間密着の時には金属接触による異音が発生することがあります。こうした異音を消す為の製品で、スプリングへはめるだけの簡単作業で組み付けできます。

レーシングナット D1spec

引用元:www.espelir.co.jp

軽量に作られたホイールナットです。車のバネ下荷重の軽量化は、車体の軽量化よりも10倍程の効果があるとも言われています。重い純正ナットから変更することでの効果は大きいでしょう。

また、材質には、軽量ナットはアルミを使用している物も多いのですが、本製品はSCM435といった高強度な材料が使われていて、信頼性も高いです。

まとめ

TAKAさんのマークIIGX100サスペンションの画像
TAKAさんのマークIIGX100サスペンションの画像
引用元:TAKAさんの投稿

ご紹介させて頂いた様に、エスペリアはスプリングのラインナップからセッティングに関わる周辺部品まで多くのアイテムを取り揃えています。これらを組み合わせる事で、満足度の高いチューニングを施せそうですね!

皆様も、自分好みのドレスアップに挑戦してみてはいかがでしょうか!?

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