2019年04月21日 (更新:2024年08月01日)
セリカ230系をカスタム!おすすめカスタムパーツやユーザーカスタムを紹介!
初代の発売当時から日本国内で圧倒的な人気を誇ったセリカは、製造が終了してもなおファンの多いモデルです。今回は、そんなセリカにおススメなカスタムパーツをご紹介します。
トヨタ セリカとはどんな車なのか
セリカは、トヨタが誇るスペシャリティカーとして1970年に誕生。先に発売されていたフォードのマスタングにならったワイド&ローなフォルムと、パワフルな動力性能を持ち合わせたFRスポ―ツカーとして一世を風靡しました。
初代セリカはその愛嬌のあるエクステリアデザインから「ダルマセリカ」と呼ばれ、ユーザーが多くのオプションを選択することで個性を出すことが出来るフルチョイスシステムにより、本体価格を抑えるのに成功したと共に幅広い層から絶大な支持を受けた車です。
そうしてトヨタの代表的なモデルとなったセリカはモデルチェンジを繰り返し、最終モデルとなった7代目T230型ZZT231セリカが2006年4月に製造を終了するまで、実に36年間という長きに渡ってファンから愛された車なのです。
T230型セリカの基本スペック
ここでは特に、セリカの最終モデルであるT230型のスペックを一覧にまとめてご紹介します。
グレード | SS-Ⅱ | SS-Ⅰ |
---|---|---|
エンジン形式 | 2ZZ-GE型 1.8L 直4 | 1ZZ-FE型 1.8L 直4 |
最高出力 | 190ps/7,600rpm(SS-II) | 145ps/6,400rpm(SS-I) |
最大トルク | 18.4kgm/6,800rpm(SS-II) | 17.4kgm/4,200rpm(SS-I) |
全長 | 4,340mm | |
全幅 | 1,735mm | |
全高 | 1,305mm | |
ホイールベース | 2,600mm | |
車両重量 | 1,090-1,180kg | |
変速機 | 4速AT/5速MT/6速MT | |
サスペンション | F:ストラットコイルR:ダブルウイッシュボーンコイル |
「SS-Ⅱ」をトップグレード、「SS-Ⅰ」がエントリーグレードに設定していた、T230型セリカ一番の特徴は、ターボエンジンや4WD設定を廃止しボディ・エンジン共にダウンサイジングされた、純粋なライトウェイトスポーツカーとしての姿です。
新開発されたZZ系エンジンと可変バルブ機構VVTL-iの組み合わせにより、同サイズのモデルの中ではトップクラスの動力性能を発揮します。そのため、セリカはレースカーとしてSUPER GTのGT300クラスやラリー競技にも投入された実績を持っています。
セリカの定番カスタム
そんなセリカですが、やはり本来のイメ―ジ通りスポーティなカスタムが好まれているようです。定番となっているカスタムを一部ご紹介します。
フロントバンパー
セリカのスマートなフロントフェイスはそのままでも十分にキマっていますが、フロントバンパーを交換するだけで、さらに精悍な顔つきを手に入れることが出来ます。流れるような流線形をデザインに取り入れ、ダクトが空けられているエアロはセリカのスポーティなイメージを更に引き立てます。
装着率でいえばVARISの「ARISING」シリーズ、TRIALやTRUSTのようなエアロメーカーのキットの人気が高いようです。
ホイール
セリカに装着されているホイールは、ほとんどがスポークタイプのホイールです。RAYSの名作鍛造ホイール「TE37」や、SSRの5本スポークホイール「SP1」などがセリカにはピッタリ。
また、ホイールを変えるとブレーキが見えるようになるので、キャリパー塗装などで細かい部分にまでこだわるとさらに雰囲気が出ます。
車高調
レース競技、特にラリーに強いサスペンション専門メーカーであるTEIN製の車高調です。複筒式になっているため車高を落としてもストローク量は十分。ローダウン時の乗り心地にも優れた製品で価格は94,770円です。
BLITZの車高調は単筒タイプの全長調整式車高調。アッパーマウントやロックシート、ブラケットにアルミ素材を採用し、高い剛性と軽量化に成功しています。オーバーホールにも対応しているため、購入後も安心してサポートを受けることが出来ます。価格は90,720円となっています。
幅広い車種に対応していることで定評のあるLARGUSの車高調。価格も10万円を切っていることから、車高調のエントリーモデルとしてもおススメです。
CARTUNEユーザーのカスタム事例
アラキさんさんのセリカZZT231
アラキさんのセリカはフルヴェイルサイド仕様。一見しただけではセリカと一瞬分からないほど、あらゆる部分に手が入っています。
半セリさんのセリカZZT231
真っ赤なボディに、ブラックのフロントリップとオーバーフェンダーが映えるのは半セリさんのセリカ。トランクのワンオフドラッグウイングと極深リムのワタナベホイールでスパルタンな雰囲気に仕上がっています。
デグリンさんのセリカ
VARISのバンパーを組んでいるデグリンさんのセリカは、LED加工ヘッドライトなど電装系にも力が入っています。ボンネットのブラック塗装とリアウイングで、レーシーさにも磨きがかかっています。
づみかさんのセリカ
BOMEXのフロントバンパーに、リアにはF1ランプとGTウイングが装着されています。セリカの王道、スポコン仕様としてお手本のような仕上がりです!
ryoさんのセリカZZT231
前に突き出したグリルのないフロントバンパーと、地上ギリギリまで拡張されたリアバンパーとディフューザーはやはりスポコンとしてキレイにまとめた仕様です。自作したというLEDテールランプが雰囲気をガラリと変えていますね!
まとめ
国産初のスペシャリティカーであり、最後のスペシャリティカーとなったセリカはカスタム・チューニングのベースとしてピッタリなモデル。今回紹介したパーツ以外にも、セリカの魅力を引き出すパーツはたくさん存在しています。
自分のイメージにぴったりなパーツでセリカをカスタムして、自分だけの〝スペシャリティカー〟を作り上げてはいかがでしょうか。