2019年01月22日 (更新:2022年04月25日)
ADVANホイールのラインナップとヨコハマの歴史的ホイールを紹介
数々のホイールを世に送り出してきたヨコハマホイール。今回はADVANシリーズを含めた歴史的&人気アルミホイールをご紹介します
YOKOHAMA WHEELとは
YOKOHAMA WHEEL(ヨコハマホイール)は、横浜ゴム(ヨコハマタイヤ)が展開するアルミホイールブランド。タイヤメーカーとしてレースに出場し続けているヨコハマタイヤが培った技術力を用いて、タイヤをしっかりと活かせるホイール作りを行っています。
性能重視だがデザインは妥協しない
タイヤメーカーとしてその性能を最大限引き出せるよう軽量高強度なホイール作りを行なっているヨコハマホイールですが、もっとも重要視しているのは意外にもデザイン。性能を追求するあまりシンプルで無機質になってしまうのを避け、ちゃんとカッコいいと思えるものを作ることを第一としています。
ADVAN Racing GT
ヨコハマホイールを代表するスポーツホイールがADVAN Racingシリーズ。そのトップモデルがADVAN Racing GTです。金型鍛造1ピースの軽量高剛性のフラッグシップモデルで、整った5本スポークと深いリム形状が特徴。近年ではさまざまなチューニングカーに装着され、実戦でも数多くの戦績を残しています。
ADVAN Racing TC-4
ADVAN Racingシリーズの中でも人気の高いモデルがADVAN Racing TC-4。高品位鍛造とフローフォーミング製法を用いて鍛流線を整えることで高強度を実現しています。前面へ押し出されたディスク面と力強いコンケイブを描くスポークが特徴で、小径から大径まで多くのラインナップも豊富。
価格はADVAN Racing GTよりも2万円ほど安価で、比較的手軽に鍛造ホイールの世界に踏み入れることができます。
SUPER ADVAN Racing Ver.2
ツイン3スポークという特徴的なデザインを持つSUPER ADVAN Racing Ver.2。1993年発売の「Super ADVAN Racing SA3R」を10年ぶりにフルモデルチェンジしたモデルで、鍛造リムに低圧鋳造ディスクを採用した2ピース構造。スーパーアドバンの愛称で親しまれるレジェンダリーなホイールです。
AVS MODEL 5
AVS VS-5のツイン5スポークとAVS MODEL 7の軽量スポーク技術を組み合わせたのがAVS MODEL 5(モデルファイブ)。中央の凹みから伸びやかに伸びるツインスポークが特徴で、すっきりとしたデザインは着用車種を選びません。廃盤となった今でも根強い人気があり、中古価格は右肩上がりです。
AVS MODEL T5
AVS MODEL T5は、AVS MODEL 5を6年ぶりに刷新した鋳造1ピースモデル。ツインスポークのスポーク間隔を広げ、スポーク端部にも広がりのあるリブを追加することでMODEL 5にはない流麗なデザインを実現。実際に装着すると結構な違いがあり、濃淡のあるボディ色が似合います。
AVS MODEL 6
AVS MODEL 6はAVS VS-6のバージョンアップモデル。このホイールの特徴はAVS VS-6よりもさらに軽量化された中空スポークです。中空スポークの断面をさらに削り落とすとともに、リムとディスクを高精度溶接することで軽量化と高強度化を高次元で実現。デザインの難しい6本スポーク形状を綺麗にまとめ上げています。
ADVAN RACING ONI
ADVAN RACING ONIは、3ピースかつ3スポークホイールの元祖「ADVAN A3A」を1996年当時のスタイルにリデザインしたモデル。四角いナットホールと大胆な3スポークデザインはホイール界に衝撃を与えたとともに、構造もADVAN A3A同様3ピースとすることで性能面も一切の妥協がありません。
力強いスポークならヨコハマホイール
数十年前から現在までスポーツ系のホイールを作り続けるヨコハマホイール。タイヤの開発と並行して常に新しい技術が盛り込まれており、タイヤの性能をしっかりと活かせるホイールといえます。タイヤとホイールともにADVANを履いて足元を統一してみるのも面白いかもしれません。