語呂で合わせる？車のナンバーで人気の番号を紹介します！

希望ナンバー制は1995年5月から導入されている制度で、自動車と軽自動車に対応しています。バイクには希望ナンバー制がないので、ナンバーを決めることはできません。

希望ナンバー制度は、車を新規登録時や名義変更、移転、さらにはナンバープレートの汚損破損がある時に希望ナンバーへ変更することができる制度です。変更できるのは4桁の数字の部分で、1～9999まで選択することが可能となっています。ただ、どんな番号でも希望すればその通りになるわけではなく、一般希望番号と抽選対象希望番号の2種類があります。

一般希望番号の場合は、希望すればすぐにナンバープレートを発行することが可能です。しかし、抽選対象希望番号と呼ばれる人気の高い番号（1、7777など）は毎週月曜日週1回抽選を受ける必要があります。この抽選対象希望番号は全国共通のもの、地域ごとに違うものがあるので、確認しておきましょう。

もしこの抽選で落選してしまっても、追加で料金が必要になることもありませんし、何度でも応募可能です。かなり思い入れのある番号である場合には諦めないでくださいね。

希望ナンバーを受け取るまでには、入金確認メールから数日程度かかります。特に字光式ナンバーの場合は1週間かかることもあるので、時間に余裕をもって申請してくださいね。この希望ナンバーに変更した場合は、自動車保険会社への連絡やETCの設定が変わる可能性もあるので、早めに手続きしておいてください。

基本的には車購入時にディーラー担当者より、希望ナンバーについて聞かれますので、その時に希望するナンバーを伝えれば大丈夫です。ただ、新車購入などの場合には納車の遅れにもつながるので注意しましょう。

また、購入して時間が経っている車であっても希望ナンバーへ変更することは可能ということはご存知でしょうか？希望ナンバーへ変更するのはインターネットから手続きを行うことができます。

まずは、車検証を用意して、希望番号申込サービスにアクセスします。一般希望番号の場合は、申込完了メールに従って交付手数料を納付します。

抽選対象希望番号については、月曜日の抽選結果がメールで送られてくるので、当選した場合は一般希望番号と同様に交付手数料を納付しましょう。

交付手数料を納付するとメールが送られてくるので、1ヶ月以内に希望番号予約センターへ行って「希望番号予約済証」を受け取り、隣接している陸運支局へ行き完了となります。この時、印鑑、車検証、自動車税申告書が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。

希望ナンバーにも人気が集中するものがいくつかありますね。

全国的には1桁の数字やゾロ目は人気があり、特に7のゾロ目や8のゾロ目は人気が高いです。また、読み方で人気の希望ナンバーも多く、2525で「ニコニコ」や8341で「優しい」といった語呂合わせナンバーも人気ですよ。

車の車種によっては、3298で「ミニ・クーパー」だったり、1203で「インプレッサ」など凝った希望ナンバーもありますね。特にトヨタ・86でナンバーも「86」ということが多く、日産GT-RでもR35であれば「35」、R34であれば「34」といった感じで、車の型式をナンバーにする方もいます。

個人名を読ませた希望ナンバーもあり、8810で「はやと」、1103で「ひとみ」といったように所有者の名前を付けるのもおすすめです。誕生日をナンバーにする人も多くいます。

逆に人気のない番号といえば、不吉な番号である「13」や四苦八苦の「4989」という縁起が良くないナンバーです。また、希望ナンバーに個人情報を入れるのは危険な一面もあり、誕生日や部屋番号は悪用されるリスクがかなり高くなりますから、注意が必要です。

希望ナンバー制と合わせて人気なのが、字光式ナンバーです。字光式ナンバーはナンバープレート自体が光るというもので、ドレスアップ感もあるということで希望ナンバー制を利用した方が多く装着しています。とはいえ、完全受注生産なので普通の希望ナンバーよりも費用が掛かりますよ。

希望ナンバーは簡単に申請できるので、気になった方は変更してみてはいかがでしょうか。自分の車への愛着も高まると思います。また、字光式ナンバーにすることで簡単にドレスアップできるので、他の方と差別化を図りたい方にもおすすめですよ。